陽名

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クロス・レガシー(完結)

クロス・レガシー 目次

『クロス・レガシー』本編のScene一覧です。各Sceneタイトルをクリックすると、該当する投稿ページへ移動します。本編Scene.00 ― 始まりの音はまだ届かないScene.01 ― 砕けた命の形Scene.02 ― この街に、涙の匂い...
クロス・ログ:オールドメイド(登場人物)

ジョイ・チャン

【SUBJECT FILE】対象名:ジョイ・チャン所属:世界政府直属特殊部隊《ワイルドカード》分類:HUMAN COMBATANT状態:生存確認識別コード:WC-EX-09監視優先度:A【ANALYSIS】対象は非ネクス個体。高損耗戦場環境...
クロス・ログ:オールドメイド(登場人物)

キャメロン・アン・ステュディ

【SUBJECT FILE】対象名:キャメロン・アン・ステュディ所属:世界政府直属特殊部隊《ワイルドカード》分類:HUMAN COMBATANT状態:生存確認識別コード:WC-EX-08監視優先度:A【ANALYSIS】対象は非ネクス個体。...
クロス・ログ:オールドメイド(登場人物)

アレクセイ・ハベンスキー

【SUBJECT FILE】対象名:アレクセイ・ハベンスキー所属:世界政府直属特殊部隊《ワイルドカード》分類:HUMAN COMBATANT状態:生存確認識別コード:WC-EX-07監視優先度:A【ANALYSIS】対象は非ネクス個体。高負...
クロス・ログ:オールドメイド(登場人物)

ファイシル・シャリフ

【SUBJECT FILE】対象名:ファイシル・シャリフ所属:世界政府直属特殊部隊《ワイルドカード》分類:HUMAN COMBATANT状態:生存確認識別コード:WC-EX-03監視優先度:A+【ANALYSIS】対象は非ネクス個体。高リス...
クロス・ログ:オールドメイド(登場人物)

デルロイ・ブラッドショー

【SUBJECT FILE】対象名:デルロイ・ブラッドショー所属:世界政府直属特殊部隊《ワイルドカード》分類:HUMAN COMBATANT状態:生存確認識別コード:WC-MK-02監視優先度:A【ANALYSIS】対象は非ネクス個体。複数...
クロス・ログ:オールドメイド(登場人物)

マナイア・ケア

【SUBJECT FILE】対象名:マナイア・ケア所属:世界政府直属特殊部隊《ワイルドカード》分類:HUMAN COMBATANT状態:生存確認識別コード:WC-JKR-01監視優先度:A【ANALYSIS】対象は非ネクス個体でありながら、...
▼オリジナル小説

第四幕「The Joker’s Wild」

【>JW-04|μR:ci,bx-mn,core-fr#play】 赤い非常灯が脈を打つたび、瓦礫の影が伸び縮みした。 マナイア・ケアが進んでいるのは、トーキョー・シティ第14街区だった。 帯電臭と油に濡れた鉄の匂いが空気へ混じっている。 ...
▼オリジナル小説

Scene.28 -「継がれた欠片たち」

Scene.28 ―「継がれた欠片たち」──ねぇ。 あのとき。 ほんとうに。 わたしは。 ここにいたのかな。 風が。 そっと吹いてた。 焼け焦げた匂い。 遠くで。 何かが崩れる音。 その中。 小さな。 金属の音。 チリン。 五枚。 重なった...
▼オリジナル小説

Scene.27 -「たしかなものなど、なかったけれど」

事件から数日後。 [統律特命局]仮設指揮所。 薄い外壁の向こうを砂と灰を含んだ風が通り抜けていた。 遠くで続く復旧作業の機械音が室内まで届いている。 壁際。 固定の甘い金属板が。 風を受け。 小さく鳴る。 カチン。 アビゲイル・エイミー・ア...
▼オリジナル小説

Scene.26 -「残響するものは、何ひとつとして無駄ではなかった」

トーキョー・シティ地下研究施設。 旧解析区画。 事件が終わったあと。 この部屋を使う者はいなくなっていた。 壁を這う配線。 切断された神経ケーブル。 ひび割れたホロモニター。 床には撤収時についた足跡が残っている。 出入口へ続く跡の上を新た...
▼オリジナル小説

Scene.25 -「未来という名の、まぼろしだった」

風が通りすぎた。 崩れた高層建築の間を風が抜け、ひび割れたコンクリートへ砂を運んでいる。 壁面には焦げた跡が残っていた。 戦闘の音は。 もうない。 負傷者も。 [ガンマチーム]も。 [スペリオルズ]も。 この場所から離れている。 残っている...
▼オリジナル小説

Scene.24 -「名前を拒む者たち」

数時間後。 トーキョー・シティ外縁。 崩れた物流施設の一角が臨時の退避地点として使われていた。 風が砂を運び、焦げた金属の匂いが残っている。 スプロケットは低い防壁へ一人で腰を下ろしていた。 両足を地面につけたまま手の中を見ている。 獣骨の...
▼オリジナル小説

Scene.22a -「観測不能の果てで、記録は終わる」

【<REFLOG–Δ.H3>】【補助観測ログ:M-07】【記録者:ミーラ・マリク】【観測レイヤー:Δ.H3】【分類:私的観測ログ/再解析非推奨】【警告:主観情報の混入を検出】 それでも。 私は記録する。 もう。 観測者だけではいられない。 ...
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Scene.21 -「君は、まだ選んでいない」

銃声。 リク・ロクジョウの大型リボルバーから放たれた弾丸が、ラズの頬を掠めた。 背後。 壁面へ着弾。 火花。 ラズが横へ跳ぶ。 同時。 足下。 小型ディスク。【GRAVITY VECTOR:ACTIVE】 横方向へ重力が掛かる。 リクの身体...
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Scene.19 -「空白は、埋まってしまった」

トーキョー・シティ地下研究施設。 Ω装置中枢。 壁面を覆う表示が、静かに更新され続けていた。【2080 Ω/EXPANDED MODEL】【FIRST KEY:RIKU ROKUJO】【CONNECTION:NOT ESTABLISHED】...
▼オリジナル小説

Scene.16b -「君の目に、答えを映して」(後編)

Scene.16b ―「君の目に、答えを映して」「……第二の鍵?」 アビゲイル・エイミー・アームストロングは壁面表示から目を離さなかった。【SECOND KEY:ABIGAIL AMY ARMSTRONG】 文字は消えない。 ラズが答える。...
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Scene.14 -「名を持たぬ者へ、名を託す」

同時刻。 トーキョー・シティ地下。 ガンマチームが一時的に使用している旧医療区画。 先ほどまで続いていた戦闘は終わっている。 〈セントリオ〉中央中枢が停止した影響で、都市防衛網は区画ごとに分断されていた。 照明は半分ほど落ちている。 アビゲ...
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Scene.12b -「まぶしすぎて、だれも見えなかった」(後編)

【REFLOG:Δ.H1】【TARGET:Δ.H0】【ASSOCIATED SUBJECT:SPROCKET】【CONTACT:ACTIVE】【IDENTITY COHERENCE:UNSTABLE】 スプロケットの指が陽名の手を掴んでいる...
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Scene.12a -「まぶしすぎて、だれも見えなかった」(前編)

【REFLOG:Δ.H1】【MULTI-NODE CONFLICT:PREDICTED】【TARGET:Δ.H0】【TRACE:CONTINUED】 トーキョー・シティ地下。 廃止された通信中継区画。 湿った空気の中で、旧式冷却機の駆動音だ...
▼オリジナル小説

Scene.11 -「目を閉じたほうが、よく見えた」

【REFLOG:Δ.H1】【TARGET:Δ.H0】【MULTI-NODE OBSERVATION:ACTIVE】【RECORD PRIORITY:MAINTAIN】 トーキョー・シティ。 人工空を構成する発光パネルが、時刻設定に合わせて明...
▼オリジナル小説

Scene.09 -「あたたかい嘘は、ほんとうより冷たかった」

トーキョー・シティ第14街区。 営業を停止した飲食店の店内に、電子レンジの駆動音が響いていた。 数日前まで使われていたカウンターには注文端末が残っていた。 画面は注文の途中で止まっている。 床には避難時に落とされた紙容器やストローが残ってい...
▼オリジナル小説

Scene.08 -「しずかに触れた、手のひらだけが確かだった」

トーキョー・シティ中核ドーム地下。 旧医療施設の一室。 〈レイヴン〉との合流へ向かう途中でジャンがマナイアの出血量増加を確認した。 ガンマチームは最寄りの旧医療区画へ一時退避している。 非常電源だけが残っている。 赤い誘導灯が壁際の医療機器...
▼オリジナル小説

Scene.05 -「星のない空が見ていた」

トーキョー・シティ地下保守線。 廃止された駅ホームへ三人が降りた。 錆びた線路には濁った水が溜まり、天井を走る配管から一定間隔で水滴が落ちている。 非常灯だけが生きていた。 白い光がひび割れたコンクリート柱を照らしている。 三人は[統律特命...
▼オリジナル小説

Scene.02 -「この街に、涙の匂いがした」

夜のトーキョー・シティ、第14街区。 作戦開始から3日目。 舗装路は各所で裂け、断面から赤錆びた配管が露出していた。 高層棟の外壁には無数の亀裂が走り、割れた窓の奥で非常灯が明滅している。 街路灯も通常照明を失い、赤い非常灯だけを一定間隔で...
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