「クロス・シリーズ」は、このブログ「脳内ミニシアター」で展開している、オリジナル連載小説群の総称です。
同一の世界観を共有しながら、異なる時代、異なる勢力、異なる登場人物の視点から描かれる群像形式の物語です。
英雄一人を中心にした物語ではなく、世界そのものの変化、支配、観測、記録、継承を描くことを目的としています。
作品一覧
クロス・レガシー
シリーズの基幹となる本編です。
崩壊したトーキョー・シティ、統律特命局、スペリオルズ、EVA、ラズ、陽名、リク・ロクジョウたちを中心に、「遺されたもの」と「選ばれなかった未来」を描きます。
初めて読む場合は、まずこの作品から読むのがおすすめです。
クロス・ログ:オールドメイド
「クロス・レガシー」と同じ世界を舞台にした前日譚的な外伝です。
ワイルドカード部隊の任務前の儀式、トーキョー・シティでの異常調査、部隊の崩壊、そしてマナイア・ケアが一人で歩き出すまでを描きます。
本編でマナイア・ケアの背景をより深く知りたい場合に読むと、物語の重みが増します。
クロス・ログ:スモークスクリーン
「クロス・レガシー」と同じ世界を舞台にした観測記録形式の外伝です。
アッシュポイント、ギアホールド、クロウズネスト、統律特命局のアルファチーム、ベータチーム、スペリオルズなど、本編の外側で動いていた勢力や人物たちを描きます。
本編だけでは見えなかった外界の構造や、複数勢力の思惑を補完する作品です。
読む順番について
初めて読む場合は、次の順番がおすすめです。
- クロス・レガシー
- クロス・ログ:オールドメイド
- クロス・ログ:スモークスクリーン
まず本編で世界観と主要な事件を把握し、その後に「オールドメイド」でマナイア・ケアとワイルドカード部隊の過去を知り、最後に「スモークスクリーン」で外界勢力や統律特命局側の動きを補完する流れです。
時系列を重視する場合は、
- クロス・ログ:オールドメイド
- クロス・レガシー
- クロス・ログ:スモークスクリーン
という順番でも読むことができます。
ただし、シリーズ全体の導入としては「クロス・レガシー」から読む方が分かりやすい構成です。
物語の特徴
クロス・シリーズでは、以下のような要素を扱います。
- 複数の陣営・組織が同時に動く群像劇
- AI、観測、記録、支配をめぐるSF的テーマ
- ドーム都市と外界の対比
- 正義や秩序の裏側にある犠牲
- 人間が何を選び、何を遺すのかという問い
戦闘や事件そのものだけでなく、それを取り巻く構造や、そこに巻き込まれる人々の選択を重視しています。
位置づけ
「クロス・シリーズ」は、単なる創作小説ではなく、このブログにおける「観測記録」の一形態です。
映画レビューや思考ログと同じように、物語という形を通して、現実にも通じる問いを投げかけることを目的としています。
支配とは何か。
観測されるとはどういうことか。
記録は誰のものか。
人間とAIは、どこまで関わるべきなのか。
そして、遺されたものは誰に受け継がれるのか。
クロス・シリーズは、それらの問いを、物語として描いていきます。