【スカルプス/インディアンの悪霊】RE-3651

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洋画

作品データ

公開年月 1983/12/02
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 フレッド・オーレン・レイ
脚本 フレッド・オーレン・レイ、ジョン・レイ、ほか
製作 ザ・イール
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ブラックトリーにあるインディアンの聖地に、学術研究の為に考古学の学生たちが訪れる。
道中で車の故障をなんとか乗り越えながら、学生たちが発掘現場に到着してインディアンの遺品を次々と発見して喜んでいた。
しかし、その場所はインディアンの悪霊に呪われており、遺品を発掘した学生の一人が憑依されて暴走を始めてしまうのだった。

登場人物&出演者

D.J.(演:ジョー=アン・ロビンソン)

代表作に『Big Bad Love』、『Children of Sin』などがあります。

インディアンの聖地で発掘する大学生の一人。インディアンの聖地を訪れるとしてみんなと違った期待感を持つ。

インディアンが祈りに使う木の棒を持ってくるが、ルイーズに鳴らさないように注意された。
発掘現場に到着して遺品を掘り返す事に納得ができず反対するが、結局は止められずにいた。
ランディが悪霊に憑依され、彼からペンダントをもらって何もされずに立ち去られていた。
最後はランディが殺され、代わりに憑依されるとカショーと教授を殺害して木の棒を鳴らす。

カショー(演:ロジャー・メイコック)

本作が長編映画デビュー作となります。

インディアンの聖地で発掘する大学生の一人。少し変わったD.J.に想いを寄せて何かと気にかけている。

遅れてやって来たD.J.を誰よりも歓迎して、ルイーズたちの態度から彼女を宥めていた。
発掘現場に到着して聖地での発掘に反対するD.J.を理解するが、結果的に発掘していた。
憑依されたランディの暴走を止めようとして、ベンが戻るまで銃を片手に警戒していた。
最後は暴走するランディを銃でなんとか倒すが、憑依されたD.J.に殺されてしまう。

ランディ(演:リチャード・アラン・ヘンチ)

代表作に『ネフレイティスの秘宝』、『宇宙要塞からの脱出』などがあります。

インディアンの聖地で発掘する大学生の一人。恋人のルイーズを誘って週末に発掘現場へ行っていた。

発掘現場に到着して文句ばっかり言っていたルイーズを宥め、ずっとイチャイチャしていた。
ルイーズと別の場所でイチャイチャしていると、インディアンの遺物を見つけて憑依される。
暴走状態になってルイーズを殺害し、ベンやエレンまで殺害すると完全に憑依されてしまう。
最後はカショーを狙って飛び出してくるが、真正面から銃弾を頭に食らって死亡し止まった。

エレン(演:バーバラ・マグナッソン)

本作が長編映画デビュー作となります。

インディアンの聖地で発掘する大学生の一人。ベンの恋人。インディアンの悪霊について詳しいD.J.を嫌う。

教授に言われて先に聖地へ向かうと、真面目に発掘するベンに仕方なく従って手伝っていた。
初日から成果が出て喜んでいたベンと発掘品を選別し、夜ではテントでイチャイチャする。
悪霊に取り憑かれたランディがルイーズを殺害し、死体を見て悲鳴を上げてパニックになる。
最後はトラックを取りに行ったベンが帰ってきたと思ったが、ランディによって殺害された。

ベン(演:フランク・マクドナルド)

代表作に『Biohazard』、『The Tomb』などがあります。

インディアンの聖地で発掘する大学生の一人。マッケン教授が一番信頼している学生で、発掘を真剣に捉える。

教授が許可の問題で行けないと分かって、発掘現場まで運転手とみんなリーダーを務めた。
責任感を持って聖地を発掘して何かを見つけると、記録してエレンとイチャイチャしていた。
憑依されたランディが車をダメにして、近くで見つけたトラックを手に入れようと走った。
最後はトラックを見つけるもエンジンがかからず、背後から現れたランディに殺害された。

ルイーズ(演:キャロル・スー・フロックハート)

本作が長編映画デビュー作となります。

インディアンの聖地で発掘する大学生の一人。ランディの恋人。ランディに誘われて仕方なく参加していた。

エレンと同じくD.J.を快く思っておらず、彼女が持ってきた木の棒を気味悪がっていた。
発掘現場に到着してからずっと文句を言っていて、退屈なせいでランディに愚痴をこぼす。
ランディがインディアンの悪霊に憑依され、態度が一変した事に不信感を持つも従っていた。
最後は完全に憑依されたランディに暗闇へ誘われ、レイプされた上にナイフで殺された。

マッケン博士(演:カーク・エーリン)

代表作に『ジョーという名の男』、『燃える幌馬車』などがあります。

考古学の博士で大学の教授。ブラックトリーにあるインディアンの聖地で発掘しようと学生たちを駆り出す。

出発する寸前に大学の事務に呼び出されると、許可が降りるまで行けない事が判明する。
信頼するベンを筆頭に発掘現場へ行くように指示し、3日後に行くと約束して彼らを見送る。
最後はようやく手続きを済ませて現地に行くが、悪霊に憑依されたD.J.に殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は『超高性能兵器サイクロン』や『キラー・アンツ/巨大殺人蟻の襲撃』で知られるフレッド・オーレン・レイが監督と脚本を務めています。
この作品はインディアンの土地での発掘をテーマにしているが、フレッド・オーレン・レイが監督なので深く考えています。
フレッド・オーレン・レイ監督にとって初期の作品となっているので、映像と演出についてはかなり粗いとしか言えません。
一つひとつのシーンもムダに長く撮っていて、明らかに尺稼ぎとなっているせいで早回しで鑑賞していも問題がない。
主人公たちは学術研究という名目でインディアンの土地を勝手に荒らして、そのせいで悪霊に取り憑かれてお互いに殺し合う事になります。
その説明がほとんどなく、何度も登場する悪霊っぽい顔面が唐突すぎて笑ってしまう。
冒頭で頭がライオンのキャラクターが登場するが、結局はそこだけで、その後に一切出てこないからなんだったのか説明が一切ない。
多分、インパクトが強いから出しただろうけど、さすがフレッド・オーレン・レイ監督の演出は他とはまったく違う方向性だと言えます。
物語のテンポも非常に遅く、ようやく悪霊が乗り移って学生たちを襲っていくのは終盤の終盤となっていて、それまで非常に緩い展開で緊張感がない。
それと、予算がなかったせいでほとんど山岳でのシーンになっているが、照明すら持ってくる事ができず夜の場面はほぼ暗黒画面になっている。
学生が悪霊に襲われる重要なシーンなのに、何が起きているのかまったく分からず、ごまかす事と予算説明の為とは言え、あまりにもヒドイとしか思えなかった。
本作はフレッド・オーレン・レイが監督と脚本と考えても面白さはなく、今になって思うとなぜレンタルしかの分からない。

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