【インベイド】RE-3725

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あ行

作品データ

公開年月 2021/01/28
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 ルーク・スパーク
脚本 ルーク・スパーク、デイル・ダイ、ほか
製作 カーリー・イムリー、カルメル・イムリー、ほか
製作国 オーストラリア
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

20XX年、異星人による地球侵略が開始されて2年が経過し、数十億人が犠牲となってアメリカやヨーロッパは全滅していた。
生き残った人々は支配者に反逆して人類の味方となった少数のエイリアンの助けを借り、各地で絶望的な抵抗を続けていた。
そんな時、レジスタンス軍は“レインフォール”という機密情報の存在を知り、その謎を追う指令を受けた兵士シモンズはエイリアン兵士のギャリーと危険地帯へ潜入するのだった。

登場人物&出演者

マット・シモンズ(演:ダン・ユーイング)

代表作に『BILLABONG/ビラボン』、『ラブ&モンスターズ』などがあります。

主人公。レジスタンス軍の兵士。過去に目の前でエイリアンの子供たちが爆死した事が少しトラウマになっている。

寝返ったエイリアンをまったく信用しておらず、ギャリーに対しても疑うような態度になる。
“レインフォール計画”を知る為にギャリーとエイリアンを探る旅に出るも信用をしない。
戦場から引退したピーターの村に立ち寄り、パインギャップで計画の正体を知る事になった。
最後は隕石をエイリアンに奪われてしまうが、ギャリーを助けた事で友情を結ぶようになる。

ギャリー(演:ローレンス・マコアーレ)

代表作に『ホビット/竜に奪われた王国』、『ザ・ラスト・ウォーリアー』などがあります。

人類に味方するエイリアンの兵士。妻と子供を基地に預けながら元同胞たちに容赦なく暴力を振るっていく。

アメリアのおかげで人類の味方になっているが、白い目で見られている事を承知で協力する。
“レインフォール計画”を知る為にマーカスと探っていくと、マーカスを守る役目を担う。
ピーターの村で迫害を受けるも自ら出て戦い、認められた事で一緒にパインギャップに行く。
最後はエイリアンに隕石を奪われてしまい、マットに助けられた事で友情を結ぶ事になる。

アメリア(演:ジェット・トランター)

代表作に『ラスト・アライブ』、『オキュペーション/侵略』などがあります。

レジスタンス軍の女性兵士。エイリアンとの交流で共存の道を探っている。敵だったギャリーを仲間に引き入れた。

和平交渉での共存をする為に動くが、シドニー基地が攻撃を受けた事でで中断されてしまう。
生物兵器を使おうとするヘイズが悪人だと決めつけ、エイブの協力で彼を捕縛して指揮する。
エイリアンのリーダーと和平交渉に立つが、同席したエイブが殺された事で敵の真意を知る。
最後はエイリアンによる総攻撃で基地が破壊され、隕石まで奪われてピーターの村に逃げた。

マーカス(演:トリスタン・コ)

代表作に『オキュペーション/侵略』などがあります。

アメリアの弟でレジスタンス軍の若い兵士。マットの下でエイリアンに使った人類の救出作戦に参加していた。

“レインフォール計画”の秘密を探ろうとしたマットたちに黙ってついて行きバレてしまう。
勇敢な姿に対してギャリーに認められるが、マットから基地に送り返されそうになった。
頂点捕食者の攻撃でケガを負うが、ピーターの村でベラの治療を受けてすぐに回復していた。
最後はパインギャップで敵を迎え撃ち、隕石を奪われるとマットたちと脱出を果たした。

ベラ(演:イジー・スティーヴンス)

代表作に『オキュペーション/侵略』、『Him』などがあります。

ピーターの娘。エイリアンに見つからない村で暮らしていて、動物を捕まえる為に周辺を探索していた。

ちょうどマットたちが頂点捕食者とエイリアンの攻撃を食らっているところに遭遇して救出。
ケガしたマーカスの治療をして久しぶりの再会を果たし、周辺の罠を一緒に確認していく。
村人たちがギャリーの引き渡しを訴えると、マーカスとエイリアンの馬をなんとか守った。
最後はパインギャップに乗り込み、襲撃してきたエイリアンと応戦し、無事に脱出を果たす。

ピーター(演:テムエラ・モリソン)

近年の出演作に『劇場版 ドーラといっしょに大冒険』、『ブライトン・ミラクル』などがあります。

元レジスタンス軍の兵士。戦いが嫌になってエイリアンに見つからない場所で村を形成して家族と暮らしていた。

“レインフォール計画”の秘密が分かるパインギャップを目指すマットたちを客人と迎える。
村人たちがギャリーを引き渡すように言われるが、客人だとして暴力によって制していた。
パインギャップに同行すると、攻めてきたエイリアンに対抗するべく応戦をしていた。
最後はエイリアンたちに隕石を奪われてしまい、バドたちと基地から無事に脱出を果たした。

バド・ミラー(演:ケン・チョン)

近年の出演作に『コンティニュー』、『トムとジェリー』などがあります。

パインギャップ米軍館敷地にいたアジア系アメリカ人。長年に渡って保管していた隕石の解明をしていた。

エイリアンのスティーヴと一緒に分析するも結局何も分からず、いつも二人で揉めていた。
マットたちがやって来ると、隕石が恐竜を絶滅させたエイリアンの兵器として説明していた。
ギャリーのおかげで隕石が起動してしまい、エイリアンたちの攻撃を食らって立てこもった。
最後はエイリアンたちに隕石を奪われ、スティーヴたちと基地を脱出して生還を果たした。

スティーヴ(演:ジェイソン・アイザックス)

近年の出演作に『マス』、『ボルケーノ・パーク』などがあります。

人類に味方するエイリアン。パインギャップ米軍監視基地でバドとともに隕石の分析を行っていた。

人間の文化に染まりきってアロハシャツを着て、口ひげをしながらバドといつも揉めていた。
マットたちがやって来ると、陽気に出迎えるも引かれてしまい、ギャリーからも飽きられる。
“レインフォール計画”の正体が隕石であると分析するが、起動の仕方がまったく分からず。
最後はエイリアンたちの襲撃でバドたちと立てこもり、隕石が奪われて一緒に脱出をした。

エイブ(演:デヴィッド・ロバーツ)

近年の出演作に『Slam』、『セイブ・ザ・ダイナソー』などがあります。

レジスタンス軍の老兵士。ヘイズ中佐と違ってエイリアンとの戦いよりも、生き残った人類の救出を優先する。

アメリアに同調し、エイリアンとの和平交渉の席にて“レインフォール計画”の存在を知る。
圧倒的に劣勢な状況を無視して救出作戦を訴えるが、ヘイズからあっさりと却下された。
シドニー基地が破壊され逃げ延びて、ヘイズが生物兵器を使う事に反対して指揮権を奪った。
最後はエイリアンのリーダーとの和平交渉が決裂し、見せしめとして呆気なく殺された。

ヘイズ中佐(演:ダニエル・ギリス)

代表作に『スパイダーマン2』、『ドリーム・クリーズ』などがあります。

レジスタンス軍を指揮している司令官。多くの戦術で人命救助してきたが、人類が劣勢という状況を理解する。

過去に妻とともにエイリアンの捕虜となったが、一人だけ生還を果たした事で恨みを持つ。
救出作戦の続行を訴えるエイブを退けるが、シドニー基地が破壊され生存者を受け入れた。
実はエイリアンたちを使って生物兵器を開発しており、ついに完成させて機会を窺っていた。
最後はアメリアのせいで邪魔されてしまい、自身も生物兵器を食らって志半ばで死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2021』にて上映された作品です。
この作品は『BILLABONG/ビラボン』や『オキュペーション/侵略』で知られるルーク・スパークが監督と共同脚本を務めています。
まさかの『オキュペーション/侵略』の続編という事が判明して、冒頭からドンパチが始まっている状況に納得しました。
『スター・ウォーズ』も冒頭からドンパチやっているけど、それと比べてしまうのは失礼に当たるぐらい世界観の違いがありました。
地球が侵略して2年が経過している状況であり、圧倒的な科学力と帰る場所がない背水の陣となったエイリアンの方が有利になっています。
その中でマヌケにも和平交渉をしようとする人間がいて、一方的に侵略してきた相手と平和に暮らそうとする頭が花畑な感じの人たちの活躍を描いています。
これは現在でも行われているウクライナとロシアの戦争にも通じるモノで、強い方から和平交渉をを持ち込まれた時点で受けた側がどんな目に遭うのか分かる。
それがまったく分からない主人公側の方々が正義になっていて、徹底的にエイリアンを排除しようとする側が悪役になっている構図が気に食わないです。
案の定、エイリアン側から交渉決裂されて皆殺しの命令が出され、結局は人間が基地を失うという大きな痛手を食らいます。
ただでさえ劣勢であり、相手の方が有利なのに一発逆転できる兵器があるならば、生き残る為には使うのは当然だと思います。
エイリアンに同情している人たちは間違っていないかもしれないが、相手の目的が人類の滅亡なんだから頭が悪すぎる行動に辟易してしまいます。
結局、一発逆転の兵器を使わない事が正しいみたいな事を言っているが、その結果がほぼ壊滅状態という点で明らかに間違った判断にしか見えなかったです。
そして、最悪と言ってもいいのは本作が終わって「チャプター1」というテロップで、どうやら本作は前編というモノでした。
お金がかかっているワリにストーリーが面白くないし、エイリアンの設定だって雑すぎて魅力がなく、ほぼ内輪揉めをしていて途中から呆れてしまうような内容です。
ただ、1作目を鑑賞しないと結論はつけられないが、こういう続編だと分からないような邦題は止めて欲しい。

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