【フリー・ガイ】VD-627

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洋画

作品データ

公開年月 2021/08/13
ジャンル SF/アクション/コメディ
原作 なし
監督 ショーン・レヴィ
脚本 マット・リーバーマン、ザック・ペン
製作 ショーン・レヴィ、ライアン・レイノルズ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

社交的で人のいい平凡な銀行の窓口係のガイはある日、ミステリアスなモロトフ・ガールと出会う。
彼女の言葉によってガイは自分がオンライン・ゲームのモブキャラだと知ってショックを受ける。
そして、いつも同じ事件に巻き込まれる退屈な毎日を送るガイは、自我が芽生えていく中で危機が訪れたゲーム世界を救おうと立ち上がるのだった。

登場人物&出演者

ガイ(演:ライアン・レイノルズ)

近年の出演作に『レッド・ノーティス』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などがあります。

主人公。ゲーム「フリー・シティ」のモブキャラ。銀行の窓口係。青いシャツとカーキのズボンを着ている。

毎日同じルーティンをこなしていたが、理想にした女性のミリーが現れた事で行動が変化する。
その正体はミリーとキーズが作ったAIが自我を持ち、プレイヤーのようにレベル上げをしていく。
アントワンがミリーとキーズのコードを盗んだ証拠を手に入れる為、海の向こう側にたどり着く。
最後はミリーたちによって「フリー・ライフ」で生きる事になり、自由な世界を満喫する。

ミリー・ラスク/モロトフ・ガール(演:ジョディ・カマー)

代表作に『チャタレイ夫人の恋人』、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』などがあります。

ヒロイン。ミステリアスなサングラス族。目的はゲームの中に隠されているコードを探し当てる事である。

その正体はキーズとともに作ったコードをアントワンに奪われ、訴訟を起こして証拠を探す。
自我を持ったモブキャラのガイと出会い、キーズの協力を得て隠れていたコードを見つけ出す。
アントワンの指示で強制ログアウトされると、サーバーを破壊されて急いで駆けつけて止めた。
最後は「フリー・ライフ」を創り上げ、ガイがキーズからのラブレターと知って彼と結ばれた。

キーズ(演:ジョー・キーリー)

代表作に『モリーズ・ゲーム』、『スプリー』などがあります。

スナミ・スタジオの社員。クレーム処理係として悪質なプレイヤーやバグったモブキャラを排除していた。

実際はミリーと組んで革新的なゲームを作ったが、アントワンに奪われて社員に甘んじている。
訴訟する為の証拠を探すミリーと距離を取っていたが、ガイが自我を持った事で可能性を感じる。
コードのある海の向こう側への橋を作って助力し、アントワンの暴走をミリーに止めさせた。
最後はガイの言葉でミリーに長年片思いしていた事が理解され、ようやく彼女と結ばれる事に。

バディ(演:リル・レル・ハウリー)

近年の出演作に『トムとジェリー』、『ファザーフッド』などがあります。

フリー・シティで銀行の警備をしている。ガイとは無二の親友で日常的に起きる銀行強盗では素直に従う。

長年に渡って理想的な女性の出現を待つガイの話しを半分聞いて、あくまでモブキャラを守る。
ガイがミリーを理想的な女性だと語ると、軽い調子で彼に声をかけるべきと助言していた。
ゲームのモブキャラだと今ひとつ理解できないが、立ち上がったガイに賛同してストライキする。
最後は一度消滅してしまうが、「フリー・ライフ」で復活して、ガイと自由な人生を生きていく。

マウサー(演:ウトカルシュ・アンブドゥカル)

代表作に『ピッチ・パーフェクト』、『ブラインドスポッティング』などがあります。

スナミ・スタジオの社員。キーズとは友人。クレーム処理係でキーズと一緒に悪質なプレイヤーを排除している。

キーズが優秀なクリエイターだと知っているが、アントワンにコードを奪われた事を知らない。
ガイが自我を持って他人のサングラスを使っていると、悪質なプレイヤーとして排除した。
アントワンに言われてゲームを再起動させるが、キーズのコードを奪ったと分かってクビになる。
最後は「フリー・ライフ」のプログラマーとなって、キーズとミリーがくっついて喜んでいた。

デュード(演:アーロン・W・リード)

本作が長編映画デビュー作となります。

アントワンがガイを倒す為に投入した未完成のキャラクター。ムキムキの肉体にガイの顔を装着されている。

急遽の投入でアントワンが上辺だけを作っていて、ほとんど頭の中は空っぽで会話もぎこちない。
アントワンの指示で圧倒的なパワーを発揮していくが、アイテムを使うガイに押されていく。
サングラスをかけられた事で不思議な世界を見て、子供のようにはしゃいで立ち去っていった。
最後は「フリー・ライフ」で生きる事になり、会話が不十分ながらガイたちと仲良くしていた。

アントワン(演:タイカ・ワイティティ)

近年の出演作に『ザ・スーサイド・スクワッド/“極”悪党、集結』、『ジョジョ・ラビット』などがあります。

フリー・シティを運営するゲーム会社「スナミ・スタジオ」の社長。金を第一と考えて社員を気分でクビにしている。

現在進行形でミリーからコード盗用で訴訟を起こされるが、決定的な証拠がなくて余裕を見せる。
ガイが人気となってゲームが話題になると、最初は喜んでいたが、危険だと判断して排除する。
マウサーにゲームの再起動やプレイヤーの強制ログアウトをさせて、証拠の隠滅を図っていた。
最後はサーバーの破壊をミリーとの取引で止めるが、続編が不評を買って対応に追われていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『第74回ロカルノ国際映画祭』にて上映された作品となります。
この作品は新型コロナウイルスにより日本では3回の公開延期され、ようやく劇場公開されました。
大手映画会社と45日間の劇場独占をしたが、その後は動画配信サービスの『ディズニープラス』で配信されています。
かなり話題になった作品であり、更に主演をライアン・レイノルズが務めている事から相当の期待をしました。
更にあらすじや世界設定についても興味深かったので、間違えないと思ってハードルを上げすぎました。
似たような世界観として『レディ・プレイヤー1』に近い印象を持ちますが、残念ながら個人的にはそこまでヒットしなかった。
本作に関しても似たような感情を持ってしまい、現実世界でのロマンスがラストで実ったところも違うような気がした。
やはり、ゲームの世界ですべてを解決して欲しい部分が強く、現実世界でのメロドラマは個人的にどうでもいいような印象でした。
多分、この作品ではモブキャラを一般人に例えて、人々の希望を与えようとするようなメッセージ性が込められていると感じました。
しかしながら、それが見え透いたような印象を持ってしまい、現実世界での出来レースについても今ひとつでした。
もっとモブキャラとして巨大な力に立ち向かっていく展開を希望していたので、それと違ったせいもあってラストの盛り上がりも微妙でした。
ライアン・レイノルズのコミカルな演技はとても良かっただけに、もっとガイというキャラクターを中心に物語を構築してもらいたかったです。

コメント

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