【アルマゲドン2022】RE-3740

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あ行

作品データ

公開年月 2022/02/01
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 ノア・ルーク
脚本 ローレン・プリチャード、ジョー・ローシュ
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

月面の鉱石採掘基地で事故が発生し、断層が崩壊して無数の破片が隕石となって地球に飛来してロンドンやサンフランシスコの大都市が壊滅してしまう。
最大の隕石はマンハッタン島と同レベルの大きさで、衝突すれば人類が間違えなく滅亡すると判明し、そのタイムリミットは12時間と迫っていた。
国連軍が核ミサイル攻撃の準備を進める中、宇宙開発会社のスティーヴたちは、強力な電磁パルスで隕石の軌道を変える作戦で世界を救おうとするのだった。

登場人物&出演者

スティーヴ・ソウヤー(演:タイラー・クリストファー)

代表作に『ザ・プリテンダー2001』、『ブラック・オーシャン』などがあります。

主人公。月面基地を建設した「ソウヤー・エアロ社」の社長。兄のローガンは月面で宇宙船「ルナ5」の船長をしている。

別れた元妻のアマンダが建設した天文台まで呼ばれ、何かとよりを戻そうと話しをしていた。
月面基地で断層が破壊され、破片が地球に向かってくる連絡を受けて対応しようと行動する。
アマンダと太陽プラントを目指していくと、地震によってコケた彼女を一生懸命励ました。
最後は太陽プラントと手動で宇宙に合わせ隕石を破壊し、アマンダとヨリを戻す事になった。

アマンダ・ソウヤー(演:ポーリーン・エガン)

代表作に『エリジウム』、『うそつき吸血鬼』などがあります。

ヒロイン。モハベ天文台を建てた責任者。スティーヴとは離婚しているが、惑星科学者の意見を求める為に招待した。

月面の採掘場で事故が発生し、隕石の落下が天文台までピンポイントで当たって避難をした。
スティーヴと協力してローガンたちに作戦を与えるが、結果的に失敗して次の対処を考える。
太陽プラントを使おうとスティーヴと徒歩で向かい、地震でコケると彼に励まされて立つ。
最後は地上と宇宙からの太陽光で隕石を無数に破壊し、スティーヴとやり直す事を決めた。

ローガン・ソウヤー(演:ジャミソン・ジョーンズ)

代表作に『その男は、静かな隣人』、『ウィッチサマー』などがあります。

地球と月を往来する宇宙船「ルナ5」の船長。自分の命よりも他者の命を第一に考えるような性格を持っている。

採掘場での事故で宇宙船が一時的に機能不能に陥り、ニーナとジンたちに修理を急がせた。
弟からの作戦で採掘場からパルスを発射させる為に作業員を向かわせるが、結局は失敗した。
宇宙船にくっついた衛星で太陽光を浴びせて破壊するが、磁化したせいで更に巨大となった。
最後は宇宙へ飛ばされるも太陽光パネルで調整し、宇宙船へ戻って隕石を破壊して帰還する。

ジン(演:ジェニー・トラン)

代表作に『The Riven』、『ジュラシック・ドミニオン』などがあります。

地球と月を往来する宇宙船「ルナ5」の女性乗組員。電気回路がダメージを受けてニーナと復旧作業をしていた。

酸素量が少ない事から生き残った作業員の救助に難色を示すが、船長の命令に仕方なく従う。
ローガンとともに生き残った作業員を助け出し、スティーヴから採掘場の柱の切断を聞いた。
作業員たちが間に合わず死んでパルスを放つも失敗し、核ミサイルの余波で宇宙船が故障。
最後はニーナと協力して衛星のバッテリーで宇宙船を復旧させ、戻ってきた船長と帰還した。

ニーナ(演:マリシャ・シャイン)

代表作に『Teeth and Blood』、『エアポート2021』などがあります。

地球と月を往来する宇宙船「ルナ5」の女性乗組員。採掘の失敗で事故が発生して船長たちと対応に追われていた。

現在の状況について細かく分析していて、何ができるか船長に小難しい専門用語で応対した。
生存者の確認をして酸素量などについて説明するが、間に合わないとして自身も向かった。
宇宙船からパルスを発射して電力を使い切るが、ローガンからの助言で衛星から電気を繋ぐ。
最後は酸素ろ過装置まで修理し、耐熱パネルで宇宙船を補強してみんなで地球へ帰還した。

キャリー(演:アレクサ・マリー・アンダーソン)

代表作に『Kazakh Business in America』、『Go Chase Yourself』などがあります。

モハベ天文台の女性研究員。月面での採掘場による事故で地球に隕石が落下する事をアマンダに報告していた。

天文台の研究員を集めて巨大隕石の落下時間を算出するなど、あらゆるデータを明確にする。
スティーヴも同行して状況を探る為に仲介役をこなして、国防総省の司令官まで繋げていた。
地震が発生して天井が落下して足をケガすると、スティーヴたちに格納庫まで運ばれていた。
最後は太陽プラントまで自力で駆けつけ、隕石が消滅してスティーヴとアマンダたちと喜ぶ。

マデン司令官(演:ジェレミー・ロンドン)

代表作に『ベビーシッター』、『エイリアン・バトルロワイアル』などがあります。

国防総省の司令官。月による破片が地球に飛来している情報を受け、上層部から核ミサイル使用の通達を受ける。

スティーヴから連絡を受けて政府が彼に責任があると説明し、一切の協力はできないと宣言。
個人的な付き合いから助言を与えるが、あくまで自己責任で解決するように任せていた。
スティーヴたちの度重なる失敗でフォローできず、国連が勝手に核ミサイルを発射して失敗。
最後はスティーヴが責任を持って対処した事を褒めて、すべて採掘会社の責任だと宣言した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はみんな大好きアサイラム製作&アルバトロス配給の作品となります。
この作品は毎年のように出ている勝手にアルバトロスがシリーズ化している「アルマゲドン」の一本となっています。
最近のアサイラムはそれなりの作品を作っていたイメージですが、この「アルマゲドン」シリーズで本来の姿を再認識させてくれました。
地球を破滅させる巨大隕石に対して、月面基地を建設した会社の社長である主人公、元妻で天文台の責任者、宇宙飛行士の兄を含めて片手で数えるぐらいしか動きません。
政府の代表として司令官が登場するだけで大統領や国連も顔を出さず、主人公たちとは電話のみでの対話しかしていない。
一方で月面では主人公の兄と乗組員たちがいるという感じで、メインとして2つの視点プラスおまけみたい状況になっている。
地上の主人公たちと宇宙の兄たちと緊張感をリンクさせようとしているが、盛り上げ方がアサイラムらしくグダグダでダラダラしていました。
本来なら緊張感がピークになるような場面でも、永遠と会話劇を繰り広げるから逆に眠気を誘って何度か意識を失いました。
やはり、ここら辺は低予算で作っているから尺稼ぎにどうでもいい会話をしているのは明らかであり、専門用語を並べてそれらしく見せているだけでした。
ただ、何作も手がけているからこそ、低予算ながらもCGの出来は悪くない感じで、何度も攻撃に耐える隕石たちの姿もまた印象的でした。
それ以上に主人公の兄が乗っている宇宙船の頑丈に驚くばっかりで、絶望的な状況から何度も立ち上がるところに笑うしかなかったです。
この「アルマゲドン」シリーズは直接的な繋がりはなく、地球に隕石が落ちるという共通のテーマを何十年も続けている事がスゴイとしか言えません。
映像のクォリティは徐々に上がっていますが、なぜか脚本と演出がまったく成長しないところにアサイラムらしさを感じさせる作品となりました。

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