【デビルズ・フォース/ナチス悪魔兵器を破壊せよ!】VD-409

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アクション

作品データ

公開年月 2013/04/15
ジャンル アクション/ホラー
原作 なし
監督 イーライ・ドーシー
脚本 イーライ・ドーシー
製作 イーライ・ドーシー
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

第二次世界大戦で米軍はナチスに潜入する諜報員からヒトラーが進めるオカルト計画から派生した新兵器開発の情報を得る。
アメリカ大統領のルーズベルトはナチスの機密情報奪取と諜報員の救出をさせるべく、元牧師の指揮官バルディ大尉を中心に最精鋭の少数部隊を編成させる。
ナチスに救出部隊を察知され激しい攻撃を受けるが、バルディ大尉たちは敵拠点に近づくが、そこには最終段階に入った新兵器が待ち受けるのだった。

登場人物&出演者

ビル・バルディ大尉(演:ジェリー・L・バックスバウム)

代表作に『大変!息子がゲイなんて!』、『The Kill Hole』などがあります。

主人公。ビースト部隊の指揮官。元牧師。部下たちのドッグタグを常に持ち歩いている。

過去に牧師として悪魔祓いをしたが、失敗してしまい、目の前で娘の魂を奪われている。
悪魔兵士となったウルフに太刀打ちできず、ジャスパーと負傷するも自力でなんとかした。
悪魔に取り憑かれたハーマンにお祓いをして、二度同じ失敗をせずなんとか成功させる。
最後は逃げたボッシュ少佐を背中から撃ち、首を締めて殺し、笑いながら生還を果たした。

ハーマン・ジャクソン(演:ジャーミン・ワトソン)

本作が長編映画デビュー作となります。

ビースト部隊の一人。日本軍と死闘を繰り広げた黒人兵士。別名「黒いヘラクレス」と呼ばれている。

自分の部隊を全滅させた日本兵を倒し、「勇者」の鉢巻と日本刀を敬意と評してもらった。
人種差別するジャスパーと険悪な雰囲気になるが、敵兵から助けた事で簡単に和解した。
クラウディアの弟を助けた礼で彼女の処女をもらおうとするが、ウルフに捕まってしまう。
最後は悪魔に憑依されるもビルのお祓いで元に戻り、クラウディアを助けて生還を果たした。

ジャスパー・リンルース(演:ジェレマイア・グレース)

本作が長編映画デビュー作となります。

ビースト部隊の一人。自称、凄腕の狙撃手。黒人を差別的な目で見てハーマンをバカにする。

飛行機の中ではハーマンと険悪な雰囲気になり、地上に降りてもずっと差別的な態度を取る。
ハーマンと二人っきりになると、挑発してケンカから殺し合いの手前でビルに止められる。
敵兵に襲われた時にハーマンが助け、簡単に和解し、彼が捕われるとビル救出に向かった。
最後は悪魔兵士となったウルフを倒し、研究所を爆破して見事に任務を成功させて生還した。

アダム・ワレス(演:ローレンス・アンソニー)

代表作に『Out of the Darkness』などがあります。

ビースト部隊の一人。アメフトの名手で「壁」と呼ばれる。白兵戦のスペシャリスト。

任務へ向かう飛行機の中で積極的に話しをして、みんなの自己紹介を促して盛り上げる。
地上に到着してもおしゃべりは止まらず、真剣に任務をこなすビルに状況を聞いていた。
最後は罠にかからないと自慢した瞬間、敵兵の砲撃を食らって何もしないまま戦死した。

クラウディア・クルム(演:カーリー・キングストン)

代表作に『Viciousヴィシャス/殺し屋はストリッパー』、『Pretty Broken』などがあります。

「悪魔の手」に潜入していた米軍のスパイ。責任者であるボッシュ少佐から信頼されている。

密かにボッシュ少佐が悪魔召喚の儀式で使っていた古文書を盗み、ビルたちと合流する。
弟をハーマンに助けられており、その礼する為に処女だと告白して抱かれるようとする。
ウルフたちに捕まってしまい、実験の為の生贄にされる寸前にビルたちによって助けられる。
最後はソーンに襲われるが、復活したハーマンに助けられ、ビルたちと合流して生還した。

ウルフ(演:タイラー・ペセック)

本作が長編映画デビュー作となります。

ナチス・ドイツの将校。オカルトを切り札にするナチスに賛同し、ボッシュ少佐に従う。

ボッシュ少佐の命令でポーランドから若い処女を連行するが、数が少なくなって言い訳する。
仕方なく子供まで連れて来るが怒られてしまい、ガムをあげて逃すも結局銃殺する非情さ。
ビルたちの反撃で部隊が全滅しケガを負い、ボッシュ少佐から悪魔兵士となる提案される。
最後はビルたちを追い込むが、弱点を突かれてしまい、持ってきた大斧で逆に殺された。

ソーン中尉(演:ジェフ・リチャードソン)

代表作に『Westender』、『The Dead』などがあります。

ナチス・ドイツの将校。オカルトの儀式で中心になって呪文を唱えながら生贄を捧げる。

完全に軍人としての立場を忘れており、一人だけ軍服を着ずに修道士のような服装である。
何度も儀式が失敗し、その度に処女の生贄が必要だとしてボッシュ少佐に話していた。
将軍から古文書の半分が届くと、ようやく完全な悪魔兵士が作れるとして喜んでいた。
最後はクラウディアを助けに来たハーマンと剣で戦い、当然のように斬られて死亡した。

ヴァン・ボッシュ少佐(演:アップル・リー)

代表作に『Tikim』などがあります。

ナチス・ドイツの女将校。ナチスが連合軍を破る為に切り札となるオカルトの研究をする。

悪魔を召喚して兵士に憑依させ、強力な軍隊を作ろうとするも失敗続きでイライラしている。
スパイとは知らずクラウディアに情報を横流しされ、なぜか儀式の時に豊胸オッパイを出す。
将軍にSMプレイして古文書の残り半分をもらい、ウルフを悪魔兵士にして裏切り者を捕縛。
最後はビルたちに侵入され、一人で逃げるも背中を撃たれ、最終的に首を締められて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

紛れもない低予算映画であるが、ゴミ映画になりそうなバカ映画という感じでした。
一歩間違えたら退屈なゴミ映画になりそうなところで、ギャグとも思えるバカみたいな演出でフォローしていると思う。
ちゃんとした映画を観たい人なら間違えなく時間のムダだが、ちょっとしたバカ映画を観たいなら悪くないと思います。
まず、80分未満という短さのおかげでテンポ良く進んでいるように感じられる。
実際は内容がスカスカでストーリーはないに等しいが、なんとか面白くしようと工夫しているところに好感が持てます。
ただし、その工夫は決して上手く作用しているワケじゃなく、逆効果になっているのは残念。
一応、物語はシリアスであるけど、たまに入るエロやバカみたいなシーンには作る側のサービス精神が反映されているだろう。
そのおかげで雰囲気を台無しにしているが、そもそもシリアスでも設定が雑すぎるけど。
悪役となるナチスのボスが豊胸丸出しで無意味に一回脱いでいたのはサービスだろうか。
そこにアメリカ軍の女スパイがいるけど、この二人が画面にいるとポルノ映画でも観ているような印象を受けてしまいます。
驚く事に女スパイか処女という設定だか、どう見ても百戦錬磨のプロにしか見えません。
盛り上がるはずの悪魔兵士を作る時も、盗み撮りする時に胸の谷間に仕込んだカメラで映す為に寄せるシーンは笑える。
低予算なので銃撃戦は実際に撃っておらず、低クォリティのCGでやっていて迫力がない。
それに銃撃戦はかなり多く出てくるが、みんな目を瞑って撃っているのかと思うほど当たりませんし、かなり近い距離で撃ち合っているのに木ばっかりにしか当たらない。
肝心の悪魔兵士が一体だけ出てくるが、ガスマスクをつければ大体はそれなりになります。
ただ、その悪魔も牧師を辞めたヤツにお祓いされるほど大した事ないという。
バカ映画というほど徹していないが、笑いを取ろうとする場面は悪くないので、好きな人は楽しめると思います。

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