【食人雪男】RE-3598

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洋画

作品データ

公開年月 2020/04/01
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ジャマール・バーデン
脚本 J・D・エリス
製作 クー、ジャスティン・プライス、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

雪深い山奥に自生し、すべての病を治すと言われる奇跡の薬草を求め、探検隊が山へ入る。
しかし、その山には植物を盗み出そうとする欲深い人間たちを肉片に変えてしまう残虐な守り神が存在していた。
雪男と呼ばれる怪物は人間の喉笛を食い裂き、顔面を引き剥がし、腕を引き千切って雪山を鮮血に染めるようとするのだった。

登場人物&出演者

サラ(演:カトリーナ・マットソン)

代表作に『Wild Nights with Emily』などがあります。

山にある雪男草を求める探索隊の一人。以前は中東の基地で雑用係として働いていた。

山小屋に到着すると、雪男草がある場所を特定する為にビーコンが必要でヴィクターと出る。
早々に設置を終えるも雪男に狙われていて、ヴィクターが犠牲になって山小屋へ帰ってきた。
発電機を作動する為に調整して、ビーコンにより位置を特定させて犠牲になって逃げ出した。
最後は雪男がスミス博士とロバートを殺害し、逃げる途中で気絶して、救助隊に助けられた。

ヘレン・スミス博士(演:エイミー・ゴードン)

代表作に『The Undetected』、『グレイス/消えゆく幸せ』などがあります。

山にある雪男草を求める探索隊のリーダー。長年に渡って研究して不治の病を治療できると確信する。

誰もいない山小屋に到着すると、先に研究していた博士の日誌を片手に雪男草の位置を探す。
ピートを山小屋に残してビーコンを設置する為に出ると、ロバートに末期ガンだと告白した。
ロバートの身の上話はウソで雪男を倒して闇市場で売ると言われ、足を撃たれるも追った。
最後はロバートの足を負傷させ、サラに逃げるように言って、そのまま雪男に殺されてしまう。

ロバート(演:ロバート・バーリン)

代表作に『Virgin』、『Castle Falls』などがあります。

山にある雪男草を求める探索隊の一人。ヴィクターとともにアサルトライフルを装備して周囲を警戒する。

山小屋に到着すると、スミス博士から指示を受けて外に出て先にいた探索隊の人間を探した。
位置を特定するビーコンをスミス博士を設置して、重病の娘がいると告白して雪男草を欲する。
その目的は日誌に書かれた雪男を見つけて、自分の手で退治しようとスミス博士を裏切った。
最後は雪男に弾丸を浴びせて罵倒するが、ブチ切れられて顔面の皮膚を剥がされ、撲殺された。

ピート(演:ジャスティン・プリンス・モイ)

代表作に『Road to Pecumsecah』、『Howard’s Mill』などがあります。

山にある雪男草を求める探索隊の一人。唯一のアジア系でパソコンに詳しく探索隊の頭脳を担当する。

一年前にやって来た探索隊山小屋に到着すると、詳しい地図がない事からデータでの作成する。
一人だけ山小屋に取り残され、データ収集する為に待機するが、雪男が迫っていると知った。
戻ってきたサラとパソコンを動かす電力が必要として、発電機を動かす為に外へ出ていく。
最後は設置されたビーコンのデータを集める為に山小屋で起動させ、雪男に喉を噛まれ死亡。

ヴィクター(演:ブランドン・グライムズ)

代表作に『Strapped for Danger』などがあります。

山にある雪男草を求める探索隊の一人。誰にもいない山小屋へ先に入って安全を確保していた。

スミス博士たちが雪男草がある場所を特定するべくデータ収集する中、山小屋を調べていた。
山小屋の一角で自動的にカメラのフラッシュが光る装置を見つけ、スミス博士にメモを見せる。
位置を特定する為のビーコンを外で設置するべく、スミス博士の指示でサラと向かった。
最後は雪男が迫っていると察知すると、サラを山小屋へ帰して囮になるも呆気なく殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『エイリアン:ファイナルカウントダウン』の製作陣が集ったモンスター・パニック映画となります。
この作品で監督を務めるジャマール・バーデンにとって長編映画二作目となります。
ジャケットでは大層な謳い文句が書かれていますが、本作は終始に渡って退屈で緊張感の欠片もない展開でした。
まず、なぜ緊張感がないかというと、一つひとつの演出が冗長すぎて本来カットするべくシーンまで描写している。
そもそも、作品の尺が80分にも満たないはずなのに、とてつもなく長く感じてしまう不思議な印象を持ちます。
やはり、これもカットするべきシーンをそのまま流しているせいで、物語全体的に締まりがないから冗長になっている。
それとずっと同じような雰囲気で進んでいく為、変わらない映像のせいで退屈さを覚えてしまうダブルパンチになっています。
低予算なのは仕方ないにしても、観ている側が退屈しないような構成や演出はいくらでも工夫ができるので、単純に監督の腕がないだけです。
肝心の雪男が分かりやすい着ぐるみであるが、人間を殺害する緩いシーンで手袋と着ぐるみの部分がハッキリと見えている点でもやる気がないと感じます。
いくら低予算映画であっても、熱意を持っている監督たちは細部のミスに気付いて、観ている側に不信感を抱かないようにしています。
残念ながら本作の監督はプロ意識が最低レベルであり、本作はそれ相応の程度になってしまうのは当然だろうと思います。

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