【ジュラシック・ワールド/新たなる支配者】RE-3792

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アクション

作品データ

公開年月 2022/06/10
ジャンル アクション/アドベンチャー
原作 なし
監督 コリン・トレヴォロウ
脚本 コリン・トレヴォロウ、エミリー・カーマイケル
製作 フランク・マーシャル、パトリック・クローリー
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

イスラ・ヌブラル島の大噴火から4年後、オーウェンは人里離れた山奥でクレアと14歳になったメイジーと三人暮らしをしていた。
ある日、オーウェンは偶然にもブルーと再会を果たし、子連れである事を知ったが、何者かに誘拐されて必ず取り戻すと約束していた。
そんな中、イナゴの大発生による農作物被害を調査するサトラー博士は、バイオテクノロジー分野の巨大企業「バイオシン」の関係を知ってグラント博士に助言を求めるのだった。

登場人物&出演者

オーウェン・グレイディ(演:クリス・プラット)

近年の出演作に『ソー:ラブ&サンダー』、『トゥモロー・ウォー』などがあります。

「ジュラシック・ワールド」の元監視員。現在はシエラネバダの麓でクレアとメイジーたちと暮らしている。

普段は恐竜たちを捕獲して安全な場所に移送させるが、メイジーを匿う理由を詳しく話さず。
レインたちにメイジーとブルーの子供が誘拐され、フランクリンと連絡を取って追っていく。
メイジーや博士たちと遭遇して再会を果たし、ベータを救う為にメイジーたちと行動した。
最後はベータを救い出して谷を脱出し、ブルーに帰してから家族として絆を取り戻した。

クレア・ディアリング(演:ブライス・ダラス・ハワード)

近年の出演作に『ベラのワンダフル・ホーム』、『ロケットマン』などがあります。

「ジュラシック・ワールド」の元管理責任者。オーウェンとメイジーと暮らし、恐竜保護グループのリーダーを務める。

メイジーが密猟者に捕まると、オーウェンとともにCIAと一緒に探してケイラに助けられた。
バイオシンを目指すも飛行機が墜落して一人だけ脱出し、生き延びてオーウェンたちと再会。
メイジーと博士たちと遭遇して再会を喜び、システムを復旧する為にサトラー博士と動いた。
最後はブルーの元にベータを帰して、衝突していたメイジーと和解して家族の仲が戻った。

メイジー・ロックウッド(演:イザベラ・サーモン)

代表作に『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などがあります。

恐竜を人間世界に解放したシャーロットの娘。子供を欲しがったシャーロットによる無性生殖技術によって生まれている。

オーウェンとクレアから他人との関わりを禁止され、自由を得たい為に何度も衝突していた。
ブルーの子供にベータと名付け、外に出るとサントスの手下たちによって捕まってしまう。
バイオシンで母親の存在を知って、ベータを解き放って博士たちと行動し両親と再会をした。
最後はベータをオーウェンたちと救い出し、母親の言葉を受けて元の生活に戻っていった。

アラン・グラント博士(演:サム・ニール)

近年の出演作に『ソー:ラブ&サンダー』、『ブラックバード/家族が家族であるうちに』などがあります。

古生物学者。ユタ州で化石発掘する。かつてイスラ・ヌブラル島事件に関わり、イスラ・ソルナ島でサバイバルをした。

資金が底を尽き発掘調査を切り上げるところで、サトラー博士に誘われてバイオシンに行く。
遺伝子操作されたイナゴの体組織を入手し、メイジーと合流してマルコム博士に助けられた。
車が崖から落ちてオーウェンたちと合流して、ケイラが用意した航空機で脱出を果たした。
最後はサトラー博士と恋人の関係となり、バイオシンを訴える証人として証言をしていた。

エリー・サトラー博士(演:ローラ・ダーン)

近年の出演作に『The Son/息子』、『ストーリ・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などがあります。

古生物学者。イナゴの大発生について調査をしている。夫と離婚し、子供たちが独立して学者として再び活動する。

遺伝子操作されたイナゴを見つけると、グラント博士に調査の協力をお願いして二人で行く。
イナゴの体組織を手に入れ、途中でメイジーと合流してマルコム博士に助け出してもらった。
車が崖から横転してオーウェンたちと合流を果たし、ケイラが手に入れた航空機で脱出した。
最後はグラント博士と恋人となり、バイオシンの悪事を暴く為に法廷へ一緒に証言をした。

イアン・マルコム博士(演:ジェフ・ゴールドブラム)

近年の出演作に『屋根の上のバイオリン弾き』、『カーライル/ニューヨークが恋したホテル』などがあります。

数学者でカオス理論の専門家。サンディエゴ事件に関わり、現在は巨大企業「バイオシン」に雇われている。

サトラー博士をバイオシンに招待していたが、グラント博士も同行してラムジーに任せた。
グラント博士たちと合流を果たし、カメラを避けてサトラー博士に情報とパスを渡していた。
裏切りがドジスンにバレると、捨てゼリフを置いてラムジーの助力で博士たちを助け出した。
最後はケイラが手に入れた航空機で谷を脱出して、ラムジーとバイオシンの悪事を暴いた。

ケイラ・ワッツ(演:ディワンダ・ワイズ)

代表作に『サムワン・グレート/輝く人に』、『ファザーフッド』などがあります。

元空軍パイロット。恐竜の闇市で運び屋として金を稼いでいた。サントスに雇われてメイジーとベータを運ぶ。

報酬を受け取る時にメイジーの姿を見ていたが、深入りする事なく見なかった事にして去る。
メイジーを探しに来たクレアを一度拒むが、命がけの姿を見て助力してイタリアまで飛んだ。
飛行機が墜落してもオーウェンたちと行動して、メイジーと一緒にいた博士たちと合流する。
最後は航空機を見つけて全員を脱出させ、手に入れた報酬で新たな飛行機を買っていた。

ラムジー・コール(演:ママドゥ・アティエ)

代表作に『アイヒマンの後継者/ミルグラム博士の恐るべき告発』、『ブラック・ボックス』などがあります。

巨大企業「バイオシン」の広報部長。マルコム博士から招待されたサトラー博士とグラント博士を迎えた。

途中でドジスンが合流して挨拶を交わし、サトラー博士たちを案内して仕事の為に席を外す。
実はバイオシンの危険な行為を見過ごせず、マルコム博士に情報を渡すなど協力的に活躍。
サトラー博士やメイジーたちを逃し、クビになったマルコム博士に彼らを助けるよう任せる。
最後はケイラの航空機で脱出して、マルコム博士とともにバイオシンの悪事を告発した。

ヘンリー・ウー博士(演:B・D・ウォン)

近年の出演作に『バード・ボックス』、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などがあります。

遺伝子学者。「ジュラシック・パーク」と「ジュラシック・ワールド」で研究チームのリーダーを務めていた。

巨大企業「バイオシン」の遺伝子学者として雇われ、イナゴを巨大化させる実験を成功した。
世界各地でイナゴがコントロールできず、ドジスンに中止を進言するもキャリアを優先した。
メイジーが完璧な存在として人類の役に立つと考え、過去の罪を償う為に研究しようとした。
最後はケイラの航空機で脱出して、約束通りメイジーの遺伝子を使って世界を救う事になる。

ソヨナ・サントス(演:ディーチェン・ラックマン)

代表作に『アベンジャー・オブ・ジ・アース』、『君の男になるために』などがあります。

マルタ島を拠点にする恐竜密売の闇市場を牛耳っている女性。ドジスンから依頼を受けてメイジーとベータを誘拐させる。

手下の密猟者たちにメイジーたちの誘拐を任せ、捕まえるとベータと別々の飛行機で送った。
無事に荷物が届いてドジスンから4頭のアトロキラプトルをもらい、殺しの道具として入手。
メイジーを探すクレアとCIAに追われるが、アトロキラプトルを逃げ出そうとしていた。
最後はクレアにあっさりとバイオシンに引き渡したと話し、CIAによって逮捕されてしまう。

ルイス・ドジスン(演:キャンベル・スコット)

代表作に『シェフとギャルソン、リストランテの夜』、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどがあります。

巨大企業「バイオシン」のCEO。表向きは恐竜を保護する慈善家だが、裏では密売人たちに恐竜を横流ししている。

人類の為に恐竜の遺伝子を解析していると見せるが、裏では遺伝子操作されたイナゴを使う。
巨大化したイナゴは自社で作った作物の種が襲われず、それによって金儲けしようと企む。
サトラー博士に嗅ぎ回られ、マルコムたちの裏切りで危機感を覚えてイナゴを焼却処分した。
最後はラムジーの裏切りを知って一人で逃げるが、ディロフォサウルスに食い殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『ジュラシック・パーク』フランチャイズの第6作目となります。
この作品は『ジュラシック・ワールド』三部作における完結編となります。
『ジュラシック・パーク』シリーズは1作目から右肩下がりで興行成績を落とし、結果的に三部作として完結しました。
やはり、1作目を作り出したスティーヴン・スピルバーグの演出やインパクトのおかげで大ヒットし、映画史上にも残るほどの名作となりました。
2作目から顕著に評価が下がってしまい、3作目では虫の息となって打ち切られ、そこから新たに『ジュラシック・ワールド』シリーズが始まりました。
ハッキリ言って、この「ジュラシック・ワールド」シリーズについて、残念ながら映画史上に残るほどの名作とは言い難いです。
あくまで1作目の遺産を引き継いでいるだけで、進化したCGによる恐竜たちの造形が良くなりましたが、作品に対する魅力には繋がらなかったです。
もう何度もCGで作り上げた恐竜を観すぎたせいで慣れてしまい、それに対する感動はほとんどなかったような感じです。
なので、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』もほぼ記憶にないぐらいで、本作に対する期待もそこまで高くなかったです。
グラント博士とサトラー博士が復活したのはいいけど、あくまでオマケ程度であり、登場人物が多すぎるせいで全体的に人物描写が薄かったです。
恐竜を見せたいのか、登場人物のドラマを見せたいのか、どちらも取ってしまった結果、中途半端な描写になったように見えました。
『ジュラシック・ワールド』の1作目ではインドミナス・レックス、2作目ではインドミナス・ラプトルと遺伝子改造された恐竜が頂点にいました。
本作では原点回帰として改造されていないギガノトサウルスが登場するけど、最終的にティラノサウルスとテリジノサウルスの連携で倒される。
ここは重要なシーンであるけど、なぜか夜で雨の中で戦うので、似ているティラノサウルスとギガノトサウルスの区別が付きづらかったです。
最大の見せ場をなぜ薄暗い状況にしたのか分からないが、一番盛り上がるシーンなのにもったいないと思いました。
今後はリブートよりもリメイクされるだろうから、せめてシリーズ化ではなく単発で良い作品を作って欲しいです。

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