【クロコダイル・パニック/殺戮の披露宴】VD-993

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洋画

作品データ

公開年月 2022/08/25
ジャンル パニック/ホラー
原作 なし
監督 ポール・W・フランクリン
脚本 ポール・W・フランクリン
製作 スコット・チェンバース、リース・フレイク・ウォーターフィールド
製作国 イギリス
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

新婦のリサと新郎のチャーリーは、結婚式を挙げる為に人里離れた田舎の屋敷を借り、前日から親友や友人たちと過ごしていた。
よく晴れた当日、ガーデンウェディングの真っ只中に突如現れたのは巨大な人食いワニで、参列者たちが次々と襲われる中でリサとチャーリーたちは屋敷に逃げ込む。
電話もインターネットも使えず、ワニに対抗できる武器もなく、更にチャーリーの浮気まで発覚して生存者に亀裂が入る絶体絶命の状況になるのだった。

登場人物&出演者

リサ(演:シアン・オルトマン)

代表作に『エイリアン・インシデント/エリア51壊滅』、『ツイスター/地球史上最大の怪物』などがあります。

主人公。チャーリーとの結婚式を控えている。田舎にある屋敷を借りて、翌日に結婚式を挙げようとしている。

母親を亡くし独り身だった父親に上司であるヴァネッサと一緒にさせようと紹介をした。
チャーリーの浮気に気付かず結婚式を始めるが、人食いワニが現れてヒステリーを起こした。
屋敷でチャーリーの浮気を知って絶望するが、父親の助言でヴァネッサとワニを倒す事に。
最後はプールに人食いワニを誘い込んで感電死させ、新たな父親に褒められて生還を喜んだ。

ディラン(演:マーク・ハルダー)

代表作に『キングダム・オブ・ダイナソー』、『プー/あくまのくまさん』などがあります。

リサの父親。元レンジャー。現在は密猟を取り締まる活動をしている。先日まで中国で活動をしていた。

娘の結婚式の会場として下見をするが、ついでに案内する女性と肉体関係を持ってしまう。
夜遅くになって屋敷にやって来ると、娘からヴァネッサを紹介されるも微妙な表情となる。
女友達がいなくなって探しに行って人食いワニに遭遇し、足を食われるも生け捕りをしたい。
最後はリサとヴァネッサが人食いワニを感電死させ、二人を褒めて自分の間違いを謝罪した。

チャーリー(演:ジョージ・ネトルトン)

代表作に『H.P. Lovecraft’s Monster Portal』、『The Rise of the Beast』などがあります。

リサの婚約者。翌日に結婚式を控えていて、ベストマンで友人のベンと遅れてやって来てパーティをした。

以前から浮気を繰り返していて、その相手と納屋で始めるも巨大ワニに食われて逃げ出した。
翌日になってベンに真実を話しても式が始まって言わず、人食いワニが襲って足をケガした。
ケガのせいで体調が悪くなり、浮気している事がバレて言い訳するも通じず見放される。
最後はリサとヴァネッサが人食いワニを感電死させて倒し、心配するも逆に怒りを買った。

エイミー(演:アントニア・ウィランズ)

代表作に『キングダム・オブ・ダイナソー』、『I am Rage』などがあります。

リサの親友。結婚式を迎えるリサの為に盛り上げようとする。借りた屋敷が微妙すぎたが必死にフォローしていた。

ヴァネッサが屋敷の近くで起きたカップルの行方不明事件を知っていて、話しに乗っていた。
結婚式が始まってすぐに人食いワニが襲うと、外を逃げ回って参列者の車内へ避難していた。
ディランたちと合流して屋敷に避難するが、人食いワニが家に入って階段で悲鳴を上げる。
最後はリサとヴァネッサが人食いワニを感電死させ、後からやって来て生還した事を喜んだ。

ヴァネッサ(演:クリッシー・ウンナ)

代表作に『キングダム・オブ・ダイナソー』、『Darker Shades of Summer』などがあります。

リサの上司でファッション関係の仕事をしている。以前からディランに興味を持っていて色目を使う。

屋敷の近くでカップルが何かに襲われた話しをして、聞いていた女性たちをビビらせていた。
ディランが遅れてパーティに来ると、最初から色目を使ってなんとかモノにしようとする。
式が始まってディランの代わりにリサの付き添いをするが、人食いワニの襲撃で逃げ出した。
最後は人食いワニをプールに誘い出し感電死させ、ディランを心配する言動で彼を射止める。

ベン(演:ステファン・ステイリー)

代表作に『キングダム・オブ・ダイナソー』、『ツイスター/地球史上最大の怪物』などがあります。

チャーリーの親友。新郎の付き添いであるベストマンを担当するが、以前からリサの女友達を気にしている。

パーティでなんとか気に入った女性に近づこうとするが、明らかに拒まれる態度を取られる。
翌日にチャーリーの告白を聞いて少し引くが、彼の頼みでリサに何も言わず式に参加する。
人食いワニが襲撃すると一目散に逃げ出していき、いつの間にか屋敷まで避難していた。
最後はディランの車から銃を手に入れるが、通じず逃げる時にコケてそのまま食い殺された。

ジャクソン牧師(演:クリス・コーデル)

代表作に『エイリアン・インシデント/エリア51壊滅』、『プー/あくまのくまさん』などがあります。

リサとチャーリーの結婚式に呼ばれた牧師。次の予定が詰まっていて、なかなか始まらない事に苛立つ。

予定があるという事でチャーリーを急かして、式が始まると人食いワニが襲撃して逃げ出す。
参列者が食われる中で神に祈りながら逃げ回って、なんとか屋敷まで無傷でたどり着いた。
チャーリーたちが良い案がないかと尋ねられ、神に祈るのみしかないという答えをしていた。
最後はプールにいたディランたちを助ける為に囮となるが、なぜかコケて食い殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は巨大人食いワニが襲うアニマルパニック映画です。
この作品は『The Impact』で知られるポール・W・フランクリンが監督を務めています。
バカが作ったような超低予算映画であるけど、いくらなんでもギャグとしか思えないようなシーンの連続でした。
予算がないのでワニのCGがショボいのは仕方ないにしても、何度も登場させている点では褒めるべきだろう。
こういう作品では必ず夜を舞台にして、CGのダメさをごまかそうとするが、本作はしっかりと日中でもやっているから認めるべきです。
ただし、そこだけで後はバカにしているのかという脚本で、どう考えてもおかしい演出が何度も登場する。
まず、巨大ワニという言葉が設定だけで、あまりにも小さく迫力がない人食いワニはギャグとしか言えない。
しかも、瞬間移動の使い手で、最初の襲撃では数頭いると勘違いするぐらいシーンの繋ぎがおかしくなっている。
それにゆっくりと歩いてくる人食いワニに対して、必ず食われる人はその前にコケて悲鳴を上げながらやられる様式美が出来上がっていました。
どう考えてもコケるような要素のない場所でみんなコケているから、もうワザとやっているんじゃないかと思ってしまう。
ここまで来るとバカにしているんじゃないかと思うぐらいで、他の演出を思いつかなかったのがバレバレでした。
超低予算で映画でアニマルパニックを作るのは厳しいと分かっていないのか、演出は何ひとつ褒めるところがなかったです。
愛嬌のあるバカ映画ではない分、途中から自分に言い聞かせてやらないと怒りが先に出てしまうようなゴミ映画でした。

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