【ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード】RE-3731

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アクション

作品データ

公開年月 2021/06/16
ジャンル アクション/コメディ
原作 なし
監督 パトリック・ヒューズ
脚本 トム・オコナー、フィリップ・マーフィ、ほあ
製作 マット・オトゥール、レス・ウェルドン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

米ソの軍拡競争が激しさを増していた冷戦時代、CIAとMI6は東欧諸国に工業製品を卸す英国人のセールスマン、グレイヴィル・ウィンに接近する。
ウィンは仕事と称してモスクワに趣き、ソ連側の情報提供者であるペンコフスキー大佐に接触し、機密情報を持ち帰る任務を言い渡される。
スパイとは無縁だったウィンは情報の運び屋となり、ペンコフスキー大佐との間で危険な情報の受け渡しをする中、信頼関係を築いて友情も育んでしまうのだった。

登場人物&出演者

マイケル・ブライス(演:ライアン・レイノルズ)

近年の出演作に『アダム&アダム』、『レッド・ノーティス』などがあります。

主人公。世界一の殺し屋ダリウスに依頼人を殺され、警護の資格を剥奪されたトリプルAのボディガード。

精神不安定になりセラピーを受け、イタリアで休暇しながら未来の自分のメッセージを送る。
捕まった夫を助ける為にソニアに無理やり手伝わせ、オニールの作戦に仕方なく従っていく。
義父に助けを求めるも裏切られてしまい、やけくそになってダリウスとソニアの救出をする。
最後は義父と決着をつけ、アリストテレスの企みを阻止し、キンケイド夫婦の養子になった。

ダリウス・キンケイド(演:サミュエル・L・ジャクソン)

近年の出演作に『マーベラス』、『スパイラル:ソウ/オールリセット』などがあります。

世界最高の殺し屋。過去にマイケルの重要な警護人を殺害し、彼のボディガードとしての資格を剥奪させた。

イタリアで新婚旅行している時に、オニールの情報提供者に捕まるも妻たちに救出された。
情報提供者の代わりをオニールから言い渡され、マイケルと衝突しながらも任務を遂行する。
アリストテレスに捕まるも自力で脱出し、妻の情報からヨーロッパの危機を知ってしまう。
最後はマイケルと妻の救出とアリストテレスの阻止をして、成功させて無罪放免になった。

ソニア・キンケイド(演:サルマ・ハエック)

近年の出演作に『ハウス・オブ・グッチ』、『エターナルズ』などがあります。

ダリウスの妻で詐欺師。赤ん坊が欲しくて妊活をしている。イタリアで新婚旅行中に夫が何者かに捕まる。

ちょうどイタリアにいたマイケルを強引に手伝わせ、オニールに捕まって仕方なく従った。
夫との間に子供が欲しくて不満を爆発させ、マイケルの作戦をぶち壊しながら進めていく。
過去にアリストテレスと付き合って記憶喪失を演じ、夫たちを助けるもバレて捕まっていた。
最後は自力で脱出を果たしアリストテレスに銃弾を撃ち込み、マイケルを養子にしていた。

マイケル・ブライス・シニア(演:モーガン・フリーマン)

近年の出演作に『ヴァンキッシュ』、『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』などがあります。

マイケルの義父。伝説的なボディガードで委員会に強い影響力を持つ。母親を失ったマイケルを養子として育てた。

イタリアのトスカーナ在住で会社を経営するが、90歳になっても現場に立てるほどの実力者。
追い込まれた息子が実家を訪れると、快く歓迎してソニアの爆弾を外すように協力をする。
実はアリストテレスのボディガードであり、その為に邪魔する息子たちを引き渡してしまう。
最後はアリストテレスを守る為に息子と対決するが、ペンナイフを喉に刺されて死亡した。

ボビー・オニール(演:フランク・グリロ)

近年の出演作に『炎のデス・ポリス』、『デンジャラス・ガイズ』などがあります。

インターポールの捜査官。ヨーロッパで情報提供者から情報を得てサイバー攻撃の手がかりを探していた。

クロアチアで大規模な停電が起きて、現場に赴くと国際指名手配犯が殺されている事を知る。
マイケルとダリウスとソニアを捕まえ、彼らが殺した情報提供者の代わりに物の購入させる。
時間切れで担当を外されてしまうが、それでもマイケルたちになんとか任務を続行させた。
最後はクロウリー警視に作戦を認められ、マイケルたちの手柄により昇進してEU担当になる。

クロウリー警視(演:キャロライン・グッドール)

代表作に『クリフハンガー』、『シンドラーのリスト』などがあります。

インターポールの上級捜査官。クロアチアで起きた大規模停電がサイバー攻撃だとオニールに言われていた。

オニールが無許可の情報提供者を使っている事が気に食わず、彼の作戦に疑問を持っている。
独自の情報で取引が行われる場所を突き止めるが、オニールの勝手な行動に注意していた。
アリストテレスの企みをマイケルたちから聞き、それを止める為に彼らを釈放して従った。
最後はアリストテレスの企みが阻止され、オニールの手柄にして彼をEU担当に据えた。

ヴェロニカ(演:ガブリエル・ライト)

代表作に『トランスポーター/イグニション』、『セキュリティ』などがあります。

アリストテレスに従っている愛人の手下。アリストテレスの忠実な部下としてマグヌソンと行動している。

インフラを破壊するコンピュータウイルスの取引現場にいて、指示を受けて相手を殺害した。
マグヌソンの判断でマイケルたちの存在を察知し、素早くアリストテレスを避難させた。
デジタル機器を手にしたマイケルたちをバイクで追うが、結局はあっさりと逃げられた。
最後は自力で捕縛を解いたソニアと対決するが、一進一退の戦いで銃を奪われて射殺された。

ゼント(演:クリストファー・カミヤス)

代表作に『エージェント・ハミルトン/祖国を愛した男』、『ザ・プリンセス』などがあります。

アリストテレスに雇われた日本人の殺し屋。ダリウスのライバルで何度か彼の仕事を奪っている腕利き。

マイケルたちが屋上から様子を見ていると知って、別行動で狙撃銃を用意して狙っていた。
マグヌソンの指示で銃撃するも一発も当たらず、逃げるマイケルたちをヘリで追いかけた。
ヘリを墜落させられるもなぜか無傷で助かり、捕まったダリウスの前で笑顔を浮かべた。
最後はクルーザーに乗り込んだダリウスと対決するが、跳弾を使った彼により殺害された。

マグヌソン(演:トム・ホッパー)

近年の出演作に『ターミネーター:ニュー・フェイト』、『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』などがあります。

アリストテレスに雇われた世界最高のボディガードの一人。3年連続でトリプルAの警護賞を受賞している。

インフラを破壊するコンピュータウイルスの取引し、アリストテレスの指示で殺害をした。
マイケルたちが狙っている事を知っていて、先読みして追い詰めるも結局は逃げられていた。
クルーザーに乗り込んだマイケルを迎え撃ち、義父からの情報が違うとして驚くも対処した。
最後はマイケルとタイマン勝負を挑むが、相手が一枚上手で結局は倒され逮捕されてしまう。

アリストテレス・パパドポラス(演:アントニオ・バンデラス)

近年の出演作に『アンチャーテッド』、『ドクター・ドリトル/2020年版』などがあります。

ギリシャの海運王。ギリシャがEUによる経済制裁を受ける事にブチ切れ、それを止めようと強硬手段に出る。

経済制裁が発動した瞬間にヨーロッパ全域のインフラを破壊する計画を実行しようと奔走。
重要なデジタル機器をマイケルたちに奪われる事になり、彼らと追う為に手下を寄越した。
実は過去にソニアと恋人で彼女を連れ戻し、一緒に暮らそうと話すもその真意を知っていた。
最後は計画を実行しようとしたが、マイケルとダリウスに邪魔され、結局は射殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は2017年に公開された『ヒットマンズ・ボディガード』の続編となります。
この作品は新型コロナウイルスの影響で公開延期され、翌年に劇場公開されました。
ライアン・レイノルズのアクション映画に外れがないというセオリーが確立しており、本作でも充分に発揮していました。
コミカルなセリフの応酬とたまに見る自虐ネタなどがあって、更に自分が一番ボロボロになるところがライアン・レイノルズのいいところです。
本作でも話題になったヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールからもらったアグリーセーターの写真を使っていました。
何よりライアン・レイノルズはプロデュースする能力も高く、本作では初共演となるモーガン・フリーマンとサミュエル・L・ジャクソンの共演が面白い。
そんなに絡むシーンはなかったけど、今までありそうでなかった大物二人の共演をさせたライアン・レイノルズの力が少なからず垣間見る事ができます。
それに『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』で共演したサルマ・ハエックとアントニオ・バンデラスの再共演もまた非常に面白いです。
本作ではみんなが見たいと思っていた共演を実現させている部分でも、映画ファンとしても非常に楽しめる部分がありました。
ただ、前作でも言える事だが、こういうタイプの作品は90分程度の上映時間じゃないと冗長に感じてしまいます。
残念ながら本作でもダラダラした部分が存在していて、これが作品のテンポを悪くしてしまっているのはもったいないです。
とは言え、キャストのギャラだけでも相当の金がかかっていますし、派手なアクションシーンもそうですが、近年では珍しい超大作となっているだけでも充分だろう。
それにサルマ・ハエックがクローズアップされているが、とても56歳とは思えないほどの若々しさとスタイルの良さに目を引いてしまう。
まだまだシリーズ化としての可能性が残されているので、次回作があるならば、親子という意味で新たな雰囲気で作れると思います。

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