【マン・フロム・トロント】VD-736

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アクション

作品データ

公開年月 2022/06/24
ジャンル アクション/コメディ
原作 なし
監督 パトリック・ヒューズ
脚本 ロビー・フォックス、クリス・ブレムナー
製作 トッド・ブラック、ジェイソン・ブルーメンタール、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

冴えない販売コンサルタントのテディ・ジャクソンは、提案がことごとく失敗していた。
テディは妻の誕生日プレゼントに山小屋を用意し、下見に行くも場所を間違えて世界最強の暗殺者“トロントから来た男”に間違えられてしまう。
取引がメチャクチャとなったトロントから来た男は、始末するべくテディと組んで問題解決に乗り出すのだった。

登場人物&出演者

テディ・ジャクソン(演:ケヴィン・ハート)

近年の出演作に『ファザーフッド』、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』などがあります。

主人公。販売コンサルタント。ジムと契約するもヘマばっかりで、新しい提案も不発に終わってクビとなる。

妻のロリに事実が話せず山小屋へのバカンスをプレゼントするが、暗殺者に間違われていた。
FBIの指示で暗殺者に扮装するも本物が登場し、仕方なくチームを組むも終始ビビっていた。
トロントから来た男から失敗ばっかりする理由を言い当てられ、自分を改めようと決める。
最後は家を出た妻と説得して仲直りし、オンラインで成功するも暗殺者に車の事を言われる。

トロントから来た男(演:ウディ・ハレルソン)

近年の出演作に『ヴェノム:レット・ゼ・アビー・カーネイジ』、『ケイト』などがあります。

世界最強の暗殺者で拷問でどんな相手でも必ず情報を引き出す。ハンドラーとは20年の付き合いで依頼を受けている。

簡単に依頼をこなそうとしたが、先に来ていたテディのせいで仕方なくチームを組む事に。
情報を聞き出す際にサポートをして、すべてを聞いてからマリン元大佐の部下を始末した。
アニーとの出会いで女性とマトモな会話ができるが、マイアミから来た男に情報を奪われた。
最後は報酬だけを手に入れてレストランを開き、テディが破壊した車の恨みを持っていた。

ロリ・ジャクソン(演:ジャスミン・マシューズ)

代表作に『トゥモロー・ウォー』などがあります。

テディの妻。販売コンサルタントとして失敗する夫が、職場で「テディる」と揶揄されていると彼に話した。

夫が大きな仕事を取ってくると聞かされ、誕生日プレゼントに山小屋で過ごす事に喜んだ。
プレゼンをする夫の代わりに捜査官が来て、彼の正体を知らず友人のアニーと楽しんでいた。
夫が暗殺者と一緒に行動している事を知らず、パーディに来なかった事から家を出ていく。
最後はすべての事実を知り夫とやり直し、仕事が順調で赤ん坊を妊娠する幸せな日々となる。

アニー(演:ケイリー・クオコ)

代表作に『ノー・エスケイプ/砂の迷路』、『ベストマン/シャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間』などがあります。

ロリと大学時代からの親友。ロリの誕生日を豪華に祝う事から彼女に誘われて一緒に楽しんでいた。

普段からテディの失敗をコケにしていたが、今回の誕生日プレゼントは素直に褒めていた。
レストランでロリと待ち合わせすると、一緒に来たトロントから来た男と意気投合していた。
最後はトロントから来た男がレストランを開き、事情をすべて知って彼の恋人になっていた。

ローレンス捜査官(演:ケイト・ドラモンド)

代表作に『フラワーショップ・ミステリー』シリーズ、『エスケーピング・フロム・ルールズ/私が私であるために』などがあります。

トロントから来た男に間違われたテディを拘束し、すべての事実を知っていると説明した。

ターゲットのマリン元大佐を狙うべく、暗殺者に間違われたテディに協力を要請して任せる。
本物の暗殺者であるトロントから来た男が邪魔をして、テディとともに逃げられてしまう。
なんとか追跡してテディとトロントから来た男を見つけるが、捕まえられずに逃げられる。
最後はトロントから来た男は取引するつもりがない事を確認し、約束通りテディを解放した。

マイアミから来た男(演:ピアソン・フォーデ)

代表作に『ディープ・インフェルノ』、『ナオミとイーライのキス禁止リスト』などがあります。

ハンドラーに雇われた暗殺者。ゴルフ場でターゲットをクラブで撲殺し、ハンドラーから依頼を受けていた。

プエルトリコでマリン元大佐の妻といたテディを狙い、トロントから来た男に邪魔される。
トロントから来た男に倒されるが、テディたちがワシントンDCに戻ると分かって追っていく。
テディたちを追い詰めていくが、トロントから来た男の反撃に対処できず気絶させられた。
最後はFBIからハンドラーを逃すと、三度テディたちを追うも彼に殴られFBIに逮捕された。

セバスチャン・マリン(演:アレハンドロ・デ・ホヨス・パレラ)

代表作に『Obediencia perfecta』などがあります。

ベネズエラでクーデターを企てた元大佐。クーデターに失敗して妻と国外逃亡をしていた。

新たな大統領を暗殺するべく、爆弾のコードを手に入れるべくハンドラーに依頼をしていた。
部下がテディを暗殺者と間違えて写真をもらうと、すっかりと彼が本物だと思い込んでいた。
ハンドラーとマイアミから来た男からコードと親指を手に入れるが、テディの乱入で混乱。
最後はテディの言葉に惑わされ、FBIが突入して抵抗もできず、妻とともに捕まってしまう。

ハンドラー(演:エレン・バーキン)

代表作に『オーシャンズ13』、『ジュリエットからの手紙』などがあります。

20年に渡ってトロントから来た男に仕事を依頼している。あくまで電話だけの連絡で直接会った事がない。

完璧な仕事をこなすトロントから来た男に新たな仕事を依頼し、その進捗状況を聞いていた。
テディを当初は別の暗殺者だと思っていたが、実は単なる間違いで巻き込まれたと知った。
後手に回るトロントから来た男に後始末を指示するが、裏では別の暗殺者に始末を依頼する。
最後はテディたちを食品工場に追い詰めるが、機械を作動されて油の中に落ちて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品はソニー・ピクチャーズ配給で劇場公開を予定していましたが、Netflixが世界配給権を獲得しています。
さすがに元々が劇場公開を予定していただけに、配信映画とは規模の違いを魅せてくれます。
主人公が冴えない男から暗殺者に間違わられ、そのまま巻き込まれるというパターンと、その暗殺者とチームを組むバディ映画の要素があります。
巻き込まれるタイプでは主人公が状況に振り回される事が多いけど、それでもなんとか対処して最終的に人生が大きく変わります。
それと、バディ映画というのは基本的にチームを組む両者は正反対の要素を持っている場合が多く、本作では主人公は失敗ばっかりする男となる。
その一方で組むのは裏社会で名の知れた暗殺者であって、仕方なく二人は協力するギャップが面白さを引き出しています。
やはり、なんと言っても冴えない主人公を演じるケヴィン・ハートのキャラクターが上手く活かされており、典型的であってもしっかりと役割を果たしています。
当然ながら実力者の暗殺者を演じるウディ・ハレルソンも申し分なく、ケヴィン・ハートとの相性はとても良かったと思います。
ダメ人間であっても良い妻を手に入れただけでも充分だが、暗殺者と組んだ事で仕事も上手くいくのは映画としての流れは当然になってくる。
一方で暗殺者も実際は足を洗おうとして、それもまた主人公から少なからず影響を受けて等身大の男に変わっていく様子も悪くない。
シリーズ化を狙えるような作品ではないが、単発のバディ映画として最後まで楽しませる事を意識した演出は良かったと思っています。
ただ、全体的に既視感のあるような設定や構成になっていて、あくまでケヴィン・ハートとウディ・ハレルソンの存在で成立していようなモノでした。
この二人じゃないとストーリーは平凡に終わって、そこまで良い印象は残らなかったです。

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