【隙間女/劇場版】VD-745

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作品データ

公開年月 2014/03/01
ジャンル ホラー
原作 都市伝説 『隙間女』
監督 永江二朗
脚本 赤間つよし、永江二朗
製作 高口聖世巨、岡良亮、ほか
製作国 日本
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

OLとして働く小春は、疎遠になっていた妹の今日子の異変を知って部屋を訪れた。
部屋の中にはあらゆる隙間がテープで目張りされた状態で、倒れていた今日子を見つけた小春はすぐに介抱して意識を取り戻させた。
すると、今日子は肝試しに行った空き家で「隙間女」の悪霊に遭遇して呪いを受け、小春は妹を助けるべく現場へ向かっていくのだった。

登場人物&出演者

田茂小春(演:菊地あやか)

代表作に『忍道/SHINOBIDO』、『メリーさんの電話』などがあります。

主人公。OLとして働いている。7年も音信不通になっていた妹の今日子が家賃滞納している連絡を受ける。

アパートでは隙間をテープで目張りして、妹は浴槽で気絶している状態で見つけていた。
入院した妹が怖がっている事を心配し、アパートで一緒に寝ると肝試しの話しを聞いていた。
三瀬と相談して彼の婚約者が呪いの原因だと知り、連絡がなく妹の為に空き家へ向かった。
最後は婚約者の遺体を見つけて家を焼くが、職場で隙間女になった沙織に連れ去られた。

田茂今日子(演:芦原優愛)

代表作に『アルプス女学園』などがあります。

小春の妹で専門学生。家を出た小春が迎えに来ると信じたが、結局は7年も経過したまま音信不通になっていた。

家賃滞納で姉の職場に大家からの連絡がいくと、浴槽で気絶した状態で発見されて入院した。
両親から虐待を受けていたが通報でバレて、その後は施設で育って専門学校に通っていた。
友人たちと空き家で肝試ししたが、「隙間女」を目撃して他が行方不明になって恐怖する。
最後は姉が殺された三瀬の婚約者の遺体を見つけて助かるが、実は呪いがまだ続いていた。

市井沙織(演:橘ゆりか)

代表作に『カスタードプリン』、『ユルネバ/キミは一人じゃない』などがあります。

父親が安く手に入れたボロい家の片付けをしていた。奇妙な手帳を見て、その後に「隙間女」の顔を目撃する。

霊感を持ちホテルに帰ると、盛り塩をしていて食事する父親ら気味が悪いと言われてしまう。
寝ていると父親がどこかへ消えたと分かり、空き家に行くと隙間に引きずられる姿を目撃。
なんとか助けようとする失敗して、隙間女に存在を察知されて腕を引っ張られてしまう。
最後は空き家に来た小春に見つかり、婚約者の遺体を探すも捕まり、呪いの連鎖に加わった。

三瀬克也(演:森山栄治)

代表作に『ウォーターボーイズ』、『テニスの王子様』などがあります。

20年前に婚約者が失踪した。16年前に「隙間女」と言われている写真を手に入れ、それこそが婚約者じゃないかと考える。

ネットの情報掲示板に「隙間女」の書き込みをして、小春から連絡を受けて会ってみた。
過去にあった婚約者の出来事を話していると、カメラに映った姿こそが婚約者と確信した。
一人で今日子が肝試しに行った空き家に行くと、そこで婚約者が殺された手帳を発見した。
最後は隙間から婚約者の顔を見て助けると声をかけたが、そのまま引きずられて消えた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作は都市伝説として知られる「隙間女」を題材にしています。
この作品はAKB48の元メンバーである菊地あやかにとって2作目の主演となります。
菊地あやかは以前に『メリーさんの電話』に出演したが、その時はずっと巨大な鼻が印象に残って今でも記憶に残っています。
今回も多少は鼻が気になる感じだが、以前よりも痩せているのか、だいぶイメージが変わって物語に集中ができました。
都市伝説を題材にした邦画は基本的にコントのレベルになってしまうが、本作も残念ながらその域を出る事ができなかったです。
低予算という原因もあるだろうけど、総じて演出が陳腐になる上に出演者の演技レベルが低いからできる事が少ないと思われます。
これまで様々な都市伝説を題材にしたホラー映画を鑑賞してきましたが、どれも似たようなパターンで恐怖を感じる事がありません。
本作にも恐怖よりも細部の粗が来なってしまい、更に菊地あやかの鼻も多少気になった部分がほとんどでした。
ホラー映画としてよりも謎解きの部分が多く、サスペンス映画っぽいが、入り組んだ設定じゃないから緊張感もほとんどないです。
隙間女についても、どうしても『リング』の貞子を連想するような登場の仕方で、低予算なのでワンパターンの出現方法に工夫が見られなかったです。
隙間さえあれば出てくる神出鬼没な能力を持ち、捕まった人間はほぼ引きずり込む力を持っているのに、呪いの原因が曖昧すぎて説得力に欠けていました。
どうしても映像化すると陳腐になりやすい都市伝説を題材にした作品ですが、これはこれで個人的な期待には応えてくれています。
まだまだマイナーな都市伝説を題材にしたホラー映画はあるので、今後はそれらをすべて制覇したいと思います。

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