【トライバル/ゲット・アウト・アライブ】RE-3595

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アクション

作品データ

公開年月 2020/07/07
ジャンル アクション/ホラー
原作 なし
監督 マット・ラウトレッジ
脚本 ジョニー・ウォーカー
製作 ヴィク・マルケ、トーマス・ドッド、ほか
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

警備会社に勤める元軍人のケイトリンとブラッドは新たな任務の為に現場へ向かっていた。
二人は父親の急死によって若き富豪のケニングが農場を相続するが、そこに何者かが不法占拠して彼らを追い出す事になる。
ケイトリンとブラッドが農場へ到着すると、そこにはケニングの父親が行った人体実験のせいで醜悪かつ凶暴なモンスターと化した人間が待ち受けていたのだった。

登場人物&出演者

ケイトリン(演:ザラ・フィシアン)

代表作に『ドクター・ストレンジ』、『アウトロー/咆哮』などがあります。

主人公。警備会社に勤める元軍人。戦場では武装勢力と戦ってきた経験があって、警備としての仕事は簡単だと考える。

戦場でのトラウマを持っていて、ブラッドから心配されるもボスからの仕事を引き受けていた。
ケニング邸に到着してリチャードの悪態を無視すると、慣れた感じで次々と指示を出していた。
怪物化したホームレスの襲撃でグレイと出口を探し回るが、一人になってブラッドを助けた。
最後は怪物化したリチャードを苦戦しながら倒し、マヤが建物を爆破してブラッドと生還した。

ブラッド(演:ロス・オヘネシー)

代表作に『アクシデントマン』、『ドラゴンハート/明日への希望』などがあります。

警備会社に勤める元軍人。ケイトリンと同じ戦場にいた戦友で、彼女が抱えているトラウマを心配している。

麻薬取引の現場でトラウマを起こしたケイトリンを励ますが、次の仕事を引き受けられていた。
豪邸に到着して現場の調査をするが、怪物化したホームレスの襲撃でオリバーたち出口を探す。
ホームレスに囲まれてケガを負ってしまうが、ケイトリンに助けられて筋肉ダルマと戦った。
最後は辛うじて勝利し、ケイトリンに助けられ、マヤが建物を爆破して二人で生還を果たす。

レベッカ(演:レイチェル・ウォーレン)

代表作に『ドラゴン・キングダム/光の騎士団と暗黒の王』、『ドント・ゴー・ダウン』などがあります。

警備会社に勤めている女性。ケニング邸に先乗りして、他の警備員や警察官たちとケイトリンたちを待っていた。

ケイトリンたちが到着すると、ケニング邸の状況を説明して不法滞在者の排除を説明した。
リチャードがやって来ると挨拶するも悪態をつかれるが、文句を言いながら別の作業をする。
ブラッドたちと行動して隠された研究室を見つけると、マヤと合流して出口を目指して探す。
最後は怪物化したホームレスに喉を切り裂かれ、ブラッドに運び出されるも結局は死亡した。

オリバー(演:グレーソン・ジェームズ・マシューズ)

代表作に『Vampire Virus』、『Violent Starr』などがあります。

警備会社に勤めている男性。お調子者で勝手に現場で暴れたケイトリンとブラッドをからかっていた。

ケニング邸で不法滞在者を追い出す為に駆り出され、他の人員とともに豪邸の中を調査する。
当然のように軽口を悪れる事なく同僚に飽きられるが、怪物化したホームレスに腕を刺される。
急に及び腰となってブラッドと一緒に行動して、ケイトリンを心配する彼に大丈夫と話した。
最後はブラッドと背中合わせで怪物化したホームレスを倒すが、油断して後ろから刺され死亡。

グレイ(演:ケニー・ニュートン)

代表作に『ドラゴン・キングダム/光の騎士団と暗黒の王』、『Hymns of Abarise – Megan』などがあります。

女性警察官。ケニング邸にいる不法滞在者の排除をする為に相棒と来て、警備会社と連携を図る。

以前にも上司が不法滞在者の排除に来ていたが、殺された事を知っていて感慨深げにいた。
豪邸の中を調査していると、怪物化したホームレスの襲撃でケイトリンと出口を探そうとする。
道中で女の子を見つけて両親の元に行くが、怪物化していて油断して足を刺されてしまう。
最後はタンスの中に隠れるもバレて、襲ってきたホームレスたちに抵抗できず殺害された。

マヤ(演:ヴァレリー・トーマス)

代表作に『King』、『In Search of Fear』などがあります。

ケニング邸の隠された研究室で怯えていた女性。ブラッドたちが見つけると、ケニング氏の助手だと説明した。

出口を探す為にブラッドたちと行動するが、見つけた薬品についてリチャードに話していた。
薬品が消滅すると説明してリチャードに飲ませ、怪物化したホームレスたちに引き合わせる。
ケイトリンたちと合流し、実験体にされそうになったと説明して、爆破するべきだと提案する。
最後はホームレスに重傷を負わされ、ケイトリンたちを逃して建物とともに自爆を果たした。

リチャード・ケニング(演:トーマス・ドッド)

本作が長編映画デビュー作となります。

父親が亡くなって遺された豪邸の売却を考える。住み着いた不法滞在者を追い出す為に警備会社を雇う。

状況を把握しようとしていたケイトリンの前に登場して、ホームレスたちの姿にキレていた。
豪邸にある隠された研究室を見つけると、父親が遺した薬品を手に入れて持ち出そうとした。
マヤに言われて薬品を飲み、他の怪物化したホームレスたちと遭遇して力を証明して仲間入り。
最後はケイトリンとタイマン勝負を挑むが、マチェーテで顎から頭頂部を貫かれて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はスタントマンとして活躍し、長編映画二作目の監督となるマット・ラウトレッジが務めています。
この作品は武術家やスタントウーマンとして活躍するザラ・フィシアンが主演しています。
残念ながらザラ・フィシアンは本作で初めて知りましたが、まさか詠春拳の使い手だと思いませんでした。
冒頭の方で主人公は自宅に木人樁と呼ばれる鍛錬用の設備があって、それをちゃんとした型で打ち込んでいました。
主人公は元軍人という設定であるけど、ザラ・フィシアン自身が武術家なので、これを最大限に活かそうと思ったのでしょう。
物語としては人間の強さを2倍にする薬を投与され、怪物化したホームレスたちを相手に警備員たちが奮闘するという感じです。
全体的にチープな雰囲気が強いが、本格的な武術家であるザラ・フィシアンの為に素手でのアクションは多めでした。
下手に銃を使わったのは良かったと思うし、ザラ・フィシアンの魅力を引き出すには悪くない構成だと思います。
しかし、全体的にチープなせいでストーリーはどこかで見たような感じで、登場人物はザラ・フィシアン以外は特に目立つようなところもない。
低予算と言ってもいい本作は同じ建物内で物語が展開していくので、広がりがなくて演出も和パターンのように感じました。
本題となる怪物化も単なる脳筋にしかならず、だからと言って強いワケじゃないので、ザラ・フィシアンが活躍する為に用意された印象しかないです。
どうせなら、もっとザラ・フィシアンにはチートな設定を盛り込んで、もっと派手に暴れ回った方が良かったかもしれない。

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