【ミッドサマー】RE-3372

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2019/07/03
ジャンル サスペンス/ホラー
原作 なし
監督 アリ・アスター
脚本 アリ・アスター
製作 ラース・クヌーセン、パトリック・アンデション
製作国 アメリカ、スウェーデン
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ある日突然、最愛の家族を失ってしまったアメリカ人学生のダニーは悲しみに暮れていた。
心配した恋人のクリスチャンは、男たちだけで行くはずだったスウェーデン旅行に彼女も誘う。
彼らが向かったのは、スウェーデンの奥地で90年に一度開かれるという特別な夏至祭で、ダニーたちは9日間に渡って行われる神秘の祝祭を体験するのだった。

登場人物&出演者

ダニー(演:フローレンス・ピュー)

代表作に『トレイン・ミッション』、『ファイティング・ファミリー』などがあります。

主人公。アメリカの大学で心理学を学ぶ女子大生。パニック障害を持ち、友人が少ないと悩む。

恋人であるクリスチャンに依存し、家族の問題を相談してパニック障害の発作を起こす。
双極性障害の妹の暴走で両親を道連れに自殺して、気持ちが不安定になってしまう。
クリスチャンたちと一緒にスウェーデンの夏至祭まで行くと、解放された気分になる。
最後は踊りで勝利して女王となり、クリスチャンを生贄として選んで家族を念願の得た。

クリスチャン(演:ジャック・レイナー)

代表作に『トランスフォーマー/ロストエイジ』、『デトロイト』などがあります。

ヒロイン。ダニーと同じ大学に通う大学生。大学院受験の為に論文作成の題材を探している。

精神が不安定なダニーに振り回される事に疲れて、一年前から別れようと考えていた。
ダニーの両親と妹が亡くなり、気遣ってスウェーデンへ連れて行き、論文のネタを発見。
外部からの血が必要な共同体に相応しいとして、性行を認められた女の子とくっつく。
最後は変な薬を盛られ、動けなくなり、女王となったダニーに選ばれ、生贄となった。

ジョシュ(演:ウィリアム・ジャクソン・ハーパー)

代表作に『パターソン』、『ダーク・ウォーターズ』などがあります。

ダニーと同じ大学に通うクリスチャンの友人。論文のネタとして人類学を選択する。

誰よりもスウェーデンに行きたがっていて、ペレの故郷となるコミューンに興味を持つ。
夏至祭について論文にしようとするが、急に横取りを宣言したクリスチャンと対立する。
ペレを通じ論文に書く許可を得るが、聖書の写真を撮りたくて勝手に神聖な場所に入る。
最後はこっそり写真を撮っていたが、当然のようにバレて、生贄として捧げられる。

マーク(演:ウィル・ポールター)

近年の出演作に『メイズ・ランナー:最期の迷宮』、『デトロイト』などがあります。

ダニーと同じ大学に通うクリスチャンの友人。学問よりセックスとドラッグを優先している。

精神が不安定なダニーが毎度のように、しつこく雰囲気をぶち壊す事に不安を持つ。
仕方なくクリスチャンの為にダニーの同行を許可したが、あくまで下半身の解放を企む。
ペレのコミューンで先祖の木に小便をかけてしまい、烈火の如くブチ切れられてしまう。
最後は気になっていた女の子に呼び出されていくが、必要な生贄として殺されてしまう。

ペレ(演:ヴィルヘルム・ブロムグレン)

代表作に『Min pappa Marianne』などがあります。

ダニーたちの大学に留学しているホルガ出身の青年。常に優しい口調で話している。

夏至祭が行われる故郷にダニーやクリスチャンたちを連れて行き、何かと説明していた。
クリスチャンが別れたがっていると分かり、何かとダニーを励まそうと語りかける。
衝撃的な夏至祭に不満を漏らすダニーたちをなんとか引き留め、最後まで参加させる。
最後は計画通りダニーを女王にして、コミューンの繁栄に貢献したとして讃えられる。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はタイトルとなっている「ミッドサマー」の意味はスウェーデン語で「夏至祭」となります。
いつものように情報をほとんど仕入れず、あらすじぐらいしか知らないまま鑑賞した。
冒頭から展開される意図的な遅い演出を感じると、これが残り2時間以上続くと、監督の世界観に合わないと拷問になると予想した。
案の定、ずっと一つのシーンに時間をかけて描写していたが、これに付随するのは意味不明な儀式や歌となってきます。
まず、本作を面白いと評価する人は自分に酔っているだけで、面白くないという人に玄人の違いだとマウントを取りたいだけです。
ハッキリ言って、この作品に面白さは皆無であり、あらゆる描写に意味があるようで実際はないと思います。
同じような衝撃として過去に鑑賞したジャンル不明な『マザー!』があるけど、残念ながら本作はそこまで及びません。
『マザー!』では聖書がベースとなっていて、登場人物や演出に意味合いがありました。
それに対して、本作は製作側が自己満足で芸術っぽい事をしているが、単なる雰囲気だけで中身はありません。
そして、問題はそこじゃなく、主人公を含めた登場人物たちに共感がまったくできない。
主人公はパニック紹介だけど、結局あまり意味がなかったです。
そんな主人公か依存する恋人もまた表面上はいい人を演じようとするが、本質はたたのクズでどうでも良くなる。
このように本作では何一つ引かれる要素がなく、久しぶりの拷問を受けた感じです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました