【スクリーム/2022年版】RE-3662

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洋画

作品データ

公開年月 2022/01/14
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 なし
監督 マット・ベティネッリ=オルピン
脚本 ジェームズ・ヴァンダービルト、ガイ・ブジック
製作 ジェームズ・ヴァンダービルト、ポール・ネインシュタイン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ティーンエイジャーのタラに不穏な電話がかかり、怖くなり外に出るとゴーストフェイスの殺人鬼に腹部を切られてしまう。
タラは辛うじて逃げ惑う中、家中のドアの鍵が誤作動で開閉を繰り返すと、ゴーストフェイスが侵入してついに殺される。
この事件から連続殺人鬼がウッドボローの若者を標的にしている事を知ったデューイは、シドニーを連れ戻し、ゲイルとともに再びゴーストフェイスとの戦いに挑むのだった。

登場人物&出演者

サム・カーペンター(演:メリッサ・バレラ)

代表作に『ステップ・アップ2:ザ・ストリート』、『イン・ザ・ハイツ』などがあります。

主人公。タラの姉。18歳の時に家を出て、5年も連絡しなかったが、妹が刺されて重傷と聞いて恋人のリッチーと戻った。

病院に到着してウェスたちと挨拶すると、休憩室でゴーストフェイスに襲われるも回避した。
実は初代ゴーストフェイスのビリー・ルーミスの子供で、妹に事実を告白して解放された。
タラが襲われてデューイが身代わりになると、あの家でリッチーとアンバーが犯人と知る。
最後はリッチーを自らの手で倒して、妹と一緒にウッズボローを出て新たな人生を始める。

タラ・カーペンター(演:ジェナ・オルテガ)

代表作に『ザ・ベビーシッター/キラークイーン』、『YESデー/ダメって言っちゃダメな日』などがあります。

ウッズボロー高校に通う女子高生。家で一人いて友達とチャットのやり取りをしながら食事を作っていた。

チャットしていたのはゴーストフェイスと知り、友達が殺されない為に質問に答えていた。
実は家の外で待ち受けて友達を助けようとして襲われ、ナイフで斬られて刺されていた。
重傷を負いながら一命を取り留め、姉からビリー・ルーミスの娘と告白されて衝撃を受けた。
最後は姉に解放されアンバーに反撃し、すべてが解決して、ウッズボローを出る事になる。

リッチー・キルシュ(演:ジャック・クエイド)

代表作に『ハンガー・ゲーム』シリーズ、『ランペイジ/巨獣大乱闘』などがあります。

サムの恋人。ウッドボローから離れた町でサムと同じバイトをしている。サムの過去についてよく知らない。

タラが重傷を負ったとしてサムと一緒にウッドボローへ来て、映画『スタブ』を知った。
サムの父親が殺人鬼だと知って驚くが、それでも帰る事を選択せず彼女の為に残っていた。
その正体こそ『スタブ』のマニアで、アンバーとネットで知り合ってリメイクを画策した。
最後は自分の計画を語るもサムの反撃を受けて、ナイフでメッタ刺しにされ喉を斬られ死亡。

アンバー・フリーマン(演:マイキー・マディソン)

代表作に『モンスター:その瞳の奥に』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などがあります。

タラの親友。18歳の時に家を出たサムに代わって、取り残されたタラを想って常に一緒に行動していた。

ゴーストフェイスに襲われたタラに対し、不謹慎な言葉を発したミンディに厳しく接した。
タラが目を覚まして病院へ見舞いに行くと、サムと再会するも妹を捨てたとして認めない。
その正体はリッチーと同じく『スタブ』のファンで、リメイクを実現しようと結託していた。
最後はリブを射殺してシドニーを刺すが、ゲイルとの連携で燃やされ、最終的に射殺された。

リブ・マッケンジー(演:ソニア・ベン・アマル)

代表作に『世界にひとつの金メダル』などがあります。

タラの友人でチャドの恋人。以前の恋人に付きまとわれていて、それを知ったチャドが追い返していた。

サムに仲間たちと集めると、誰が犯人か推測する中でバカらしいとして真面目に聞かず。
ウェスを弔うパーティでチャドとイチャイチャするが、犯人と疑われて機嫌を損なっていた。
外でチャドが殺されている状況を発見して、パニック状態で家に来るもみんなに疑われた。
最後は誰が殺人鬼なのか分からない中、アンバーが正体を暴いた瞬間に頭を撃ち抜かれ死亡。

ミンディ・ミークス・マーティン(演:ジャスミン・サボイ・ブラウン)

代表作に『ラギース』、『誓っていいの?』などがあります。

タラの友人でチャドの双子の妹。兄と違って極度の映画オタクで、地元を題材にした『スタブ』に詳しい。

タラが襲われて仲間内で話していると、不吉な言葉を口にするも彼女が目覚めて見舞いへ。
サムに仲間たちと集められると、犯人は映画のリメイクを意識しているとして雄弁に語る。
アンバーの家でパーティを行っていたが、地下室にいた彼女にルールの説明をしていた。
最後はゴーストフェイスに襲われてケガを追うが、サムたちのおかげで一命を取り留めた。

チャド・ミークス・マーティン(演:メイソン・グッディング)

代表作に『クリスマスに降る雪は』、『ブックスマート/卒業前夜のパーティーデビュー』などがあります。

リズの恋人でミンディの双子の兄。スポーツマンでおしゃべり。映画オタクな妹と違ってまったく分からない。

タラの事件を受けて仲間内で話していたが、警告するウェスの言葉をそこまで信じておらず。
サムに仲間たちと集められると、映画について話す妹に圧倒されて黙って聞くしかない。
ウェスと彼の母親が殺され、アンバーの家でパーティをして自分のやり方で弔っていた。
最後は外に出たリブを追うもゴーストフェイスの罠で、逃げ切れず結局は殺されてしまう。

ウェス・ヒックス(演:ディラン・ミネット)

代表作に『モールス』、『ドント・ブリーズ』などがあります。

タラの友人でジュディの息子。町を出ていく前からサムを知っていて、タラが襲われた事を連絡していた。

仲間で集まった時にサムとタラの話題になるが、ゴーストフェイスに備えるべきだと話した。
サムに仲間たちと集められると、デューイに疑いをかけられるも逆に言い返していた。
黙って家に帰って警戒する母親に遭遇し、安心して戸締まりをしてからシャワーを浴びた。
最後は食事の用意をしていると、背後からゴーストフェイスに襲われ、そのまま殺された

ジュディ・ヒックス保安官(演:マーリー・シェルトン)

代表作に『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』、『ランペイジ/巨獣大乱闘』などがあります。

ウッズボロー警察署の保安官。以前は保安官代理だったが、デューイが引退して繰り上がりで保安官になる。

タラがゴーストフェイスに襲われた事件について、学校で聞き込み調査を行っていた。
殺人事件が発生して捜査していくが、当然のように犯人が見つからずに行き詰まっていた。
病院でサムがゴーストフェイスに襲われるが、彼女に警告するように町を出るべきだと主張。
最後は職場に向かうとゴーストフェイスから息子の危機を言われ、帰るも刺されて死亡した。

デューイ・ライリー(演:デヴィッド・アークエット)

近年の出演作に『スプリー』、『バッド・ウェイヴ』などがあります。

元ウッズボロー警察署の保安官。ゴーストフェイスに9回も刺され、足が不自由になって保安官を辞職している。

上から言われて保安官を辞めさせられ、ゲイルとも仲違いするも今でも彼女を想っていた。
ゴーストフェイスによる殺人が始まると、相談に来たサムたちを一度追い返すも協力を覚悟。
サムの友人たちを集めて犯人の予想をするが、ウェスに痛いところを突かれて黙ってしまう。
最後はゲイルと再会を果たすが、タラを狙ったゴーストフェイスと戦うも刺されて死亡した。

ゲイル・ウェザーズ(演:コートニー・コックス)

近年の出演作に『ニューヨーク、愛を探して』、『トール・ホット・ブロンド』などがあります。

ワイドショーの司会者。デューイの元妻。事件を小説にした『スタブ』の原作者で今はテレビに引っ張りだこ。

デューイからのメールと会社からの指示で取材に来るが、9割は彼の為に戻ってきたという。
病院でゴーストフェイスがタラを襲い、彼女を救った代わりに殺されて誰よりも悲しんだ。
シドニーと合流してサムの説得に失敗するが、あの家に戻るとアンバーに腹部を撃たれた。
最後はシドニーと協力してアンバーを倒し、デューイの主人公にした物語を書くと宣言した。

シドニー・プレスコット(演:ネーヴ・キャンベル)

近年の出演作に『クラウズ/雲の彼方へ』、『スカイスクレイパー』などがあります。

主人公。3児の母。ウッズボローから遠くの町で生活していた。デューイからの電話で事件について知った。

当初はウッズボローに戻らないつもりだったが、デューイの死を聞いて急いで駆けつけた。
悲しんでいたゲイルを励ましていく、サムに対して協力を要請するも拒否されてしまう。
GPSを付けてゲイルと追っていき、事件があった家に戻るとアンバーの一撃をかわしていく。
最後は腹部を負傷するもゲイルとアンバーを倒し、サムがリッチーを倒して解決した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』の続編で、シリーズとして第5作目となっています。
この作品はシリーズの生みの親であるウェス・クレイヴンが監督していないシリーズの第1作目になります。
これまでシリーズが長くなってマンネリ化していたが、本作はリメイクに近いような立ち位置として作られています。
前作と同じように新しい世代が主人公を務めるが、さすがに過去の登場人物たちもしっかりと出していました。
今回は前回と違って第一作目を彷彿とするシーンが多く盛り込まれ、従来のファンに限らず、シリーズを知らない世代にとっても分かりやすい構成になっています。
ある意味、前シリーズの登場人物たちが決着をつけるような内容になっていて、新たな世代に引き継がれる印象が強かったです。
相変わらずホラー映画に対するメタ的な指摘をしていて、必ず一人いる映画マニアによるルール解説が明確にやっていました。
そこから誰が連続殺人鬼のゴーストフェイスであるか、分かりにくい構成になっているが、あくまで原点回帰を意識した作品となっていました。
やはり、ホラー映画に対するファンの考えをセリフで言ってくれていますが、それもまたメタ的な意味合いとしてシリーズの醍醐味と言えるだろう。
ただ、今回はゴーストフェイスの一人が華奢な女性なので、大男相手に取っ組み合いで勝ってしまうのは少しムリがあるのはご愛嬌でしょう。
さすがにこういうタイプの作品は数を重ねていくと、マンネリ化が生じてしまうが、本作は原点回帰を上手く使ったと思います。
しかしながら、ここから続編をまた作るのはちょっとムリがあるので、もうこれでシリーズとして終わりにした方がいいと思います。

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