【フローズン・ビロウ】VD-341

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洋画

作品データ

公開年月 2017/03/10
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 なし
監督 ダグラス・シュルツ
脚本 ダグラス・シュルツ
製作 ダグラス・シュルツ、カート・エリー・メイリー
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ダイビングスクールに通うレイチェルは、そこで未来の夫となる人物と出会い、のちに一人娘も生まれて幸せな日々を過ごしていた。
しかしある日、スクールに通う女性の顔をプールに沈め、暴行を加える狂気的な夫の一面を目撃し、その後に女性が行方不明として警察が捜査する事件に発展する。
ベッドの下に隠された複数人分の行方不明のチラシを発見したレイチェルは、寡黙な夫の内に潜む殺人鬼に一人娘とともに狙われる事になるのだった。

登場人物&出演者

レイチェル(演:ローレン・シェーファー)

代表作に『Mimesis』、『スーパー・チューズデー/正義を売った日』などがあります。

主人公。ダイビングスクールに通っていた。インストラクターのベンと出会って結婚する。

母親にも祝福され、二人でダイビングショップを開き、一人娘のテスに恵まれた生活を送る。
ベンが生徒を溺れさせようとした現場を見て以降、彼の行動に不信感を抱くようになる。
ついに正体がバレたベンによって凍った湖の中に放り出されるが、自力でなんとか脱出する。
最後は凍傷を負いながらもベンに反撃して、生還を果たすも彼の影に怯える状態になる。

テス(演:ヴェロニカ・カートライト)

代表作に『鳥』、『エイリアン』などがあります。

レイチェルの母親。好青年だったベンとレイチェルが結婚した事を誰よりも祝福していた。

続けてダイビングショップを開き、新聞に載った記事を額縁に入れるほど喜んでいた。
ベンの様子がおかしいとしてレイチェルから聞いて、彼に対して分かりやすい不信感を持つ。
散弾銃で応戦しようとするも倒され、死んだと思わせて背後から襲うも失敗して殴られる。
最後はレイチェルを片付けに行ったベンが戻らなかったので助かり、娘と孫の生還に喜ぶ。

グレイス(演:アリエル・オルホフスキー)

代表作に『Gangster Report』、『Enigma』などがあります。

レイチェルとベンの一人娘。ダイビングショップも新聞に載るほど好調で幸せな日々を送る。

レイチェルとともにベンが生徒を溺れさせようとした現場を目撃し、それ以降は恐怖を持つ。
夏場では父親からダイビングを教わっていたが、恐怖のせいでほとんど真顔で受けていた。
行方不明となった女性たちのポスターを集めており、それは父親がやっていると知っていた。
最後は生還した母親と祖母に見守られ中、意識を取り戻して何事もなく微笑んでいた。

ベン(演:デヴィッド・G・B・ブラウン)

代表作に『Born of Earth』、『Mimesis』などがあります。

ダイビングスクールのインストラクターをしている。レイチェルと出会って結婚をする。

当初は良き恋人で良き夫としてレイチェルと過ごし、店を開き、娘が生まれる普通の生活。
生徒を溺れさせようとした現場を見られて以降、レイチェルとその母親から警戒される。
正体がバレて母親を早々に黙らせ、レイチェルを凍った湖の中に放り出して様子を見ていた。
最後はレイチェルの反撃に遭ってしまい、腹にナイフをぶち込まれて生死不明となった。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は個人的に最近気に入っているAmazonプライムで配信される作品の1本です。
もちろん、傑作を探しているワケじゃなく、あくまでAmazonプライムが発掘する誰も観ないだろうゴミ映画たちです。
そんな中から本作を深海から引き上げてきましたが、期待していたゴミ映画じゃなかった。
75分と少し短い作品でありながら、セリフが冒頭で快楽殺人鬼で主人公の夫が放つ「愛は冷たい」だけなんです。
これはかなり挑戦的な作品となっていて、夫によって凍った湖の中に追い込まれた主人公の現状と回想で状況を説明していきます。
いわゆるサイレント映画に近い要素を持っていますが、ずっとBGMが流れていて、決して静かな作品ではなかったですが。
夫が快楽殺人鬼だと知らずに結婚して、ダイビングショップを開き、娘が生まれてから数年後にようやく知るのです。
どう考えても5年ぐらいは主人公が夫と一緒に過ごしているが、快楽殺人鬼だと気付かないのは少しばかり都合が良すぎると思います。
ただ、回想だけでの映像のみになるので、実際にはどれぐらいの時間が経過しているのか明確には分かりませんが。
それにしても、主人公であるレイチェルが長時間極寒の水の中にいたにも関わらず、凍傷の影響で左手の薬指だけが犠牲になっただけでした。
どう考えても指先が黒くなっている時点ですべての指は切断しないといけないが、主人公補正によって取れた薬指だけでした。
主人公が異常なタフさを発揮しているのはしょうがないとして、快楽殺人鬼である夫は思っていたよりも行動が雑だったのは残念でした。
夫がもっとスマートでムダのない快楽殺人鬼ならば、本作で追い込まれるタフな主人公の危機感も伝わっていただけに惜しかったです。

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