【ブレインデッド】VD-339

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洋画

作品データ

公開年月 1992/08/13
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ピーター・ジャクソン
脚本 ピーター・ジャクソン、スティーヴン・シンクレア、ほか
製作 ジム・ブース
製作国 ニュージーランド
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

1957年、ニュージランドに暮らす母親想いのライオネルは雑貨屋の娘パキータと運命的な出会いをして動物園へデートに行く。
動物園ではスカル島という南海の島から密猟者が捕獲した謎の生物「スマトラ・ラット・モンキー」が飼育されていた。
ライオネルの母親ヴェラは息子が気になって動物園に来るが、そこでラット・モンキーに噛まれてゾンビに変異するのだった。

登場人物&出演者

ライオネル(演:ティモシー・バルム)

代表作に『The Last Tattoo』、『No Reason』などがあります。

主人公。マザコン。雑貨屋でパキータに出会い、積極的な彼女のアプローチで動物園へ行く。

母親がラット・モンキーに噛まれ、家に連れ帰るも変異し看護婦を殺され地下室に監禁した。
ゾンビが増殖して家に隔離していたが、そのせいでパキータから愛想を尽かされてしまう。
毒物だと思って興奮剤を注入し、パーティでゾンビだらけになるも芝刈り機でミンチにした。
最後は怪物と化した母親に捕まるが、お守りで体を切り裂き、パキータと恋を再燃させた。

パキータ(演:ダイアナ・ペニャルヴァー)

代表作に『歌と踊りと恋のいざこざ』、『Beneath Still Waters』などがあります。

ヒロイン。雑貨屋で働いている。祖母のタロット占いで将来の夫がライオネルだと示される。

当初はライオネルに興味はなかったが、タロット占いの導きで一変して彼にアプローチする。
ヴェラが亡くなって葬儀にライオネルの叔父に絡まれ、スペイン語でなんとか追っ払った。
様子がおかしくなったライオネルの真意が分からず、そのせいで彼と距離を取ってしまう。
最後はパーティに潜入してゾンビたちに立ち向かうと、ライオネルとの恋を再燃させた。

マクダヴィッシュ(演:ブレンダ・ケンドール)

代表作に『ブレックファスト・イン・パリ』、『The Other Side of Heaven 2: Fire of Faith』などがあります。

看護婦。ヴェラを専属で診察している。ヴェラの為に定期的な診察にやって来ている。

ヴェラがラット・モンキーに噛まれ症状が悪化すると、パキータに呼ばれてやって来る。
ついにヴェラが亡くなり、その事実をライオネルに伝えた直後に復活した彼女に殺された。
首をもがれてもゾンビとして復活し、なぜかマクラダー神父とセックスをして子供を産んだ。
最後は興奮剤を打たれて暴れ回るが、芝刈り機を手にしたライオネルによってミンチになる。

マクラダー神父(演:スチュワート・デヴァニー)

代表作に『さまよう魂たち』、『エア・フォースⅡ』などがあります。

ヴェラが亡くなって葬儀を執り行っていた。ライオネルが葬儀にいないと文句を言っていた。

ヴェラを偲ぶ段取りになってもライオネルが現れず、パキータにも文句を言っていた。
管理している墓でゾンビが出てくると、悪魔の仕業だとして得意のカンフーで始末していく。
結局は噛まれてゾンビ化するが、食事していたマクダヴィッシュとセックスをしてしまう。
最後は興奮剤を打たれて暴れ回るが、芝刈り機を手にしたライオネルによってミンチになる。

ヴォイド(演:ジェド・ブロフィー)

代表作に『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、『ホビット』シリーズなどがあります。

地元のチンピラ。墓場で埋葬された母親の様子を見に来たライオネルを目撃して声をかけた。

死体を相手にイタズラをすると決めつけると、ライオネルを捕まえてボコボコにしていた。
ヴェラの墓に小便するも復活した彼女に殺され、ゾンビ化してライオネルの家に監禁された。
興奮剤で復活を遂げると、執拗にライオネルを追い、上半身が切断され内臓が出ても追う。
最後はライオネルの芝刈り機でミンチされ、しつこく追った内臓もミンチされてしまう。

レス(演:イアン・ワトキン)

代表作に『テロリストたちの夜/自由への挽歌』、『消えたマックスの謎』などがあります。

ライオネルの叔父。ヴェラの弟。姉弟の仲はあまり良くない。葬儀に来ても一切悲しまない。

葬儀に参加していたパキータの後ろ姿で美人として判断し、近づいてすぐに声をかけていた。
死体を隠しているとライオネルを脅し、遺産と家を手に入れてパーティを開催していく。
興奮剤でゾンビたちがパーティに乱入し、ブチ切れて刃物を手にして次々とミンチにする。
最後は怪物と化したヴェラに殺され、ゾンビになってパキータを襲うも返り討ちに遭う。

ヴェラ(演:エリザベス・ムーディ)

代表作に『乙女の祈り』、『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』などがあります。

ライオネルの母親。高台の大きな家に息子と住む。デートする息子を黙って監視していた。

ラット・モンキーに噛まれて体が変異して看護婦を殺し、路面電車に轢かれて死亡する事に。
当然のように死んでおらず、鎮静剤を打とうとするライオネルを襲うも強制的に埋葬された。
ゾンビが増えて地下室で息子に監禁され、毒物だと思った興奮剤によって怪物へ変異した。
最後は息子を体内に収めるが、パキータの祖母からもらったお守りで切り裂かれて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作は『アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭』や『シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭』などが多くの受賞をしています。
なんと言っても、名作『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』の監督を務めたピーター・ジャクソンがインディーズ路線だった頃の作品という点だろう。
同じようなタイプとして『死霊のはらわた』という低予算映画から、大ヒットした『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督と共通する部分がある。
自主製作映画のいいところは、監督が作りたいモノを遠慮なく予算が許す限り作れるという大きな利点があります。
ただし、低予算なので実現できる描写は限られてしまうが、そこは監督の創意工夫でなんとかカバーしている感じになります。
ゾンビ映画は一定の法則が出来上がっているけど、本作はそんな常識を打ち破るような破天荒とも言える内容である。
大抵のゾンビ映画ではゾンビ化して人々が逃げ惑う事になるが、本作はそのようなお決まりのパターンは用意されていません。
まさか主人公が中盤過ぎまで上手くゾンビたちの正体を隠し、パーティが開催されても当初は誰も気付かないという状況になっています。
しかも、ゾンビ同士がセックスをしてゾンビベイビーが生まれるというアイデアは今まで見た事がありません。
それぐらい強烈なインパクトを生んでいて、もちろん、ピーター・ジャクソン監督のこだわりもしっかりと反映されています。
80年代にあったド派手なスプラッターをふんだんに取り入れ、話題となったクライマックスでの大量の血糊は凄まじいの一言でしょう。
土台には主人公とヒロインのロマンス、それに母親との異常な愛と束縛があって、意外にもしっかりとしています。
ちゃんとした土台があるからこそ、本作でのクライマックスに用意されているメチャクチャな展開がブレる事なく貫き通しています。
本作に登場する気味の悪いクリーチャーのインパクトが凄まじく、これは訓練された人間じゃないと厳しいかもしれない。
そもそも、本作を一般の人間が最後まで鑑賞できない可能性があって、容赦ないグロテスクな描写が怒濤の如く襲ってきます。
グロテスクな描写に関して普通の人よりはありますが、なんだか脂っこい食事をした後の胃もたれに似た感覚を得ました。
さすがにあれだけのグロテスクな描写を長時間見せられると、想像していた以上に体力と精神力をすり減らされました。
しかし、それと引き換えに本作から伝わる凄まじいパワーがあって、コメディ系ゾンビ映画の傑作とも言える作品で歴史に残すべきだと感じました。

コメント

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