【フロム・ダスク・ティル・ドーン】RE-3401

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洋画

作品データ

公開年月 1996/01/19
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 ロバート・ロドリゲス
脚本 クエンティン・タランティーノ
製作 ジャンニ・ヌナリ、マイアー・テパー
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

セスとリッチーの凶悪なゲッコー兄弟は、元牧師でキャンピングカーで旅をするジェイコブ一家を人質に取りながらメキシコへ向かう。
ゲッコー兄弟がジェイコブ親子を隠れ蓑にしながら、現地組織の代理人と落ち合う予定のトップレスバークラブ「ティッティー・ツイスター」で一夜を過ごそうとしていた。
しかし、そこは吸血鬼の巣窟になっていて、本性を現した彼らにゲッコー兄弟とジェイコブの親子たちは生き残る為に激闘を繰り広げていくのだった。

登場人物&出演者

セス・ゲッコー(演:ジョージ・クルーニー)

近年の出演作に『ミッドナイト・スカイ』、『カーライル/ニューヨークが恋したホテル』などがあります。

主人公。銀行強盗兄弟の兄。服役中だったが、弟のリッチーにより脱獄に成功している。

銀行強盗も成功させて人質を取ったが、リッチーが殺したのでフラー一家を人質に変えた。
メキシコの国境沿いにある「ティッティー・ツイスター」で代理人と会うべく向かわせていた。
「ティッティー・ツイスター」で吸血鬼が正体を現し、フラー一家たちと協力して倒していく。
最後はケイトと一緒に生き残り、代理人に金を支払って新品の車を手にして自由の身となる。

リッチー/リチャード・ゲッコー(演:クエンティン・タランティーノ)

近年の出演作に『天才たちの頭の中/世界を面白くする107のヒント』、『フリードキン・アンカット』などがあります。

銀行強盗兄弟の弟。数々の殺人と性犯罪をしている。服役中だったセスを脱獄させている。

セスと銀行強盗を成功させ、途中の店で地図を購入しようとするが殺人をして事を大きくする。
人質を性欲のはけ口で殺してしまい、仕方なくモーテルの隣室にいたフラー一家を人質にした。
「ティッティー・ツイスター」で楽しんでいたが、吸血鬼に噛まれて呆気なく死亡してしまう。
最後は吸血鬼として生き返ったが、フロストたちの手を借りたセスによってあの世へ送られた。

ケイト・フラー(演:ジュリエット・ルイス)

代表作に『ナチュラル・ボーン・キラーズ』、『マー/サイコパスの狂気の地下室』などがあります。

フラー一家の長女。信仰心を捨てた父親を気にしていて、旅している事に不安を持っていない。

父親と二人っきりとなって信仰心をなくした事にガッカリし、理由を聞くも答えてもらえず。
ゲッコー兄弟の人質にされ、「ティッティー・ツイスター」に来ると吸血鬼たちと戦った。
店が無数の吸血鬼に囲まれると、父親の言葉に従って戦う決意をしてボウガンで応戦していた。
最後は父親と弟も犠牲になって生き残り、セスからお金をもらって自分の家へ帰っていった。

スコット・フラー(演:アーネスト・リュー)

本作が長編映画デビュー作となります。

フラー一家の長男。中国系アメリカ人で養子。旅をしている事に対して疑問を持っていない。

ケイトと違って純粋に楽しんでいて、モーテルではのん気にギターの練習をしていた。
ゲッコー兄弟の人質になって国境沿いで助けを求めるべきと父親に言うも否定されてしまう。
「ティッティー・ツイスター」では下品な雰囲気を楽み、吸血鬼に襲われると棒立ちする。
最後は変身した父親に噛まれ、吸血鬼に全身を噛まれ、ケイトに撃たれて体が爆発した。

ジェイコブ・フラー(演:ハーヴェイ・カイテル)

近年の出演作に『異端の鳥』、『アイリッシュマン』などがあります。

フラー一家の大黒柱。元牧師。妻を交通事故で亡くして以降、信仰心を失ってしまっている。

牧師の職を捨ててキャンピングカーでスコットとケイトたちと目的もなく旅をしていた。
泊まっていた安宿でゲッコー兄弟に狙われてしまい、そのまま国境を越える為に人質となる。
「ティッティー・ツイスター」で吸血鬼が出現すると、戦っていたが結局噛まれてしまう。
最後は戦う決意をするも変身し、スコットを噛んでしまうが、彼によってトドメを刺された。

セックスマシン(演:トム・サヴィーニ)

近年の出演作に『マチェーテ・キルズ』、『ロビン・フッド/秘密の森』などがあります。

「ティッティー・ツイスター」に来ていた客。股間に特製のリボルバーを装備している。

同じテーブルでビールを飲んでいた客からムチで奪い取り、股間のリボルバーを見せつける。
吸血鬼たちが正体を現すと、すぐに応戦して股間のリボルバーを使って倒していた。
噛まれてしまい隠していたが、結局は変身してフロストを噛んで仲間と待機していた。
最後は吸血鬼に変身してフロストを噛むと、戦いに出たセスとケイトの連携で倒された。

フロスト(演:フレッド・ウィリアムソン)

代表作に『M★A★S★H マッシュ』、『ゾンビ・アポカリプス』などがあります。

「ティッティー・ツイスター」に来ていた客。一人で飲んでいて何かを積み重ねて楽しんでいた。

吸血血たちが正体を現すと、襲われそうになって持ち前の戦闘能力を使って次々と楽した。
襲ってきた吸血鬼の心臓を素手で抜き取り、セックス・マシンが鉛筆でトドメを刺した。
武勇伝を語っていた時、吸血鬼に変身したセックス・マシンに首筋を噛まれてすぐに変身した。
最後はジェイコブにショットガンで腹部を貫かれ、限界が来てそのまま溶けて死亡した。

レザー・チャーリー(演:ダニー・トレホ)

近年の出演作に『スリー・フロム・ヘル』、『アクセレーション』などがあります。

「ティッティー・ツイスター」を経営している。トラッカーとバイカーにしか酒を出さない。

余所者だったセスの注文をハッキリと拒否したが、ジェイコブに説得されて酒を出した。
人気ダンサーである地獄のサンタニコを紹介し、店の雰囲気を盛り上げていった。
セスが門番を殴ったと分かって追い出そうとして撃たれるが、正体を暴いて襲おうとした。
最後はセックス・マシンと対決し、ムチで倒され、キューで心臓を貫かれて死亡した。

地獄のサンタニコ(演:サルマ・ハエック)

近年の出演作に『コスメティック・ウォー/わたしたちがBOSSよ!』、『ハミングバード・プロジェクト/0.001秒の男たち』などがあります。

「ティッティー・ツイスター」の人気ダンサー。レザー・チャーリーに紹介されて満を持して登場した。

ニシキヘビを体に絡ませながら魅惑のダンスをして、見ていたリッチーを誘惑していた。
リッチーが血を流してガマンができず、すぐに変身して襲うもセスに撃たれて倒れてしまう。
再び復活してセスを襲おうとするが、至近距離から撃たれてもすぐに回復して襲おうとした。
最後はセスが撃ったシャンデリアが心臓を貫かれ、恍惚の表情を浮かべながら溶けて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作はロバート・ロドリゲスが監督、クエンティン・タランティーノが出演と脚本を務める作品となります。
更にNetflixでは「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のテレビドラマシリーズが配信される。
今回もホラー映画好きが選んだ「オールタイムホラー映画」の一本であり、ようやく借りる事ができて鑑賞をした。
監督がロバート・ロドリゲスと脚本がクエンティン・タランティーノなので、ぶっ飛んだような内容を期待していました。
ただ、個人的にはクエンティン・タランティーノの監督作だけは合わないところがあって、そこら辺が少し心配していました。
物語が本格的に始まるのは中盤を過ぎた辺りなので、それさえ乗り越えてしまえば怒涛の展開が待ち受けています。
序盤は銀行強盗兄弟と巻き込まれた家族の悲劇となるが、そこはあまり深く抉ってこないので淡々と流していけると思う。
ようやく本番となる舞台に到着すると、それまでの世界観とはガラリと変わって、個性的なキャラクターが次々と登場していきます。
その場限りであっても、それぞれがしっかりと存在感を出しているのは、ロバート・ロドリゲス監督の特徴と言えるだろう。
吸血鬼の設定がかなり雑なんだけど、そこはワザとやっていて、あくまでインパクト重視の演出を上手く活かしていると感じました。
とにかく、勢いだけで押し切ろうとする圧倒的なパワーを感じさせるので、これはコアなファンができるのは分かりました。
主戦場となるバーの下品さとメキシカンな雰囲気も良く、そこにいる個性的な客もまた期待させる紹介の仕方はさすがだと思わせます。
結局、生き残るのはセスとケイトだが、余計なドラマを作らないところも素晴らしく、あっさりと終わらせるところも分かっていると感じました。
シリーズ化されているようですが、多分、この一作目を超えていないだろうから、機会があったら鑑賞するという感じになりそうだ。

コメント

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