作品データ
| 公開年月 | 2025/11/06 |
|---|---|
| ジャンル | SF/アクション |
| 原作 | なし |
| 監督 | ダン・トラクテンバーグ |
| 脚本 | パトリック・アイソン、ブライアン・ダッフィールド |
| 製作 | ジョン・デイヴィス、ダン・トラクテンバーグ、ほか |
| 製作国 | アメリカ |
| 鑑賞方法 | 購入Blu-ray |
あらすじ
ヤウージャ族の若きプレデターのデクは、プレデターの中では体躯が小さく非力ゆえに一族の恥とされ、族長でもある父親から存在を抹消されようとしていた。
戦士としての証を立てるため、デクは最も危険な惑星ゲヘナへ向かい、そこに棲む最強の捕食者であるカリスクを狩ろうとする。
不時着したデクは、原生生物の襲撃を受けながらも生き延び、その道のりで破壊され上半身だけとなったアンドロイドのティアを発見して同じ目的のために協力していくのだった。
登場人物&出演者

代表作に『The Panthers』、『Red, White & Brass』などがあります。
ヤウージャ族のプレデター。一族の長で父親から小さくて弱いとされる。一族の恥として抹消されそうになる。
兄のクウェイが戦士として鍛えようとするが、父親によって処刑される寸前に逃される。
真のプレデターになるべく怪物・カリスクを追う中でティアと出会って一緒に行動していく。
ようやくカリスクと遭遇するもまったく歯が立たず、テッサたちによって捕まってしまう。
最後はバドと基地を襲撃してテッサを倒し、母星に帰って父親を殺害して次の族長になった。

近年の出演作に『センチメンタル・バリュー』、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』などがあります。
ヒロイン。下半身がないウェイランド・ユタニ社製の女性型アンドロイド。捕食する生命体の研究をする。
カリスクと遭遇したせいで下半身を持っていたが、まだ生きていてデクのピンチを助け出す。
2年前にゲンナへ来たが、下半身を取り戻す代わりにデクをカリスクまで案内していく。
運搬する為にデクを利用したが、カリスクに追い詰められる彼を助けるも結局は捕まった。
最後はデクとバドに助けられ、テッサが破壊されると彼らと一緒に旅をしていき家族となる

代表作に『ホビット/思いがけない冒険』、『クランプス/魔物の儀式』などがあります。
惑星ゲンナに生息する猿のような二足歩行の動物。背中は硬い鱗に覆われ、転がりながら素早く移動できる。
デクとティアがカリスクの餌となる動物を狙っていると、その中を割って入ってしまう。
ルーナ・バグからデクたちを助け出して、家族とはぐれてしまったせいで一緒に行動する。
その正体はカリスクの子供であり、はぐれていたデクと再会して母親を助ける為に同行した。
最後はデクとともに基地を襲撃して、母親を亡くすもティアたちと家族の一人となった。

代表作に『Mohenjo Daro』、『移動都市/モータル・エンジン』などがあります。
ヤウージャ族のプレデター。デクの兄で弟想い。弱かった弟の為に戦士として必死に鍛え上げていた。
弟との思い出を取っておくほどの兄弟愛を持っていて、壊れた武器まで直してくれていた。
父親からデクは弱いから処刑するように言われると、弟を逃す為に反抗して逃がした。
最後は父親の命令に逆らって戦うも手も足も出ず、弟をゲンナへ送り出して処刑された。

代表作に『ワイルド・ドライバー』、『雪暴/白頭山の死闘』などがあります。
ウェイランド・ユタニ社製の量産型アンドロイド。ゲンナ基地で雑事全般を担っている。
カリスクに遭遇したテッサを基地へ持って帰ると、すぐに修復させて待機していた。
テッサとともに複数体でデクの宇宙船を捜索し、道中で生物に襲われるも冷静に対処した。
一体がデクを捕らえて運び出す間、ティアたちに騙されて爆弾で破壊されて逃がす。
最後は基地に待機していると、デクとバドたちの襲撃を受けて呆気なく全滅してしまう。

ウェイランド・ユタニ社製の女性型アンドロイド。ティアと2体で1つであり、主に外での調査を担当する。
ティアを外へ連れ出した時に運悪くカリスクに遭遇し、破壊寸前まで追い詰められてしまう。
回収されて修復を受けると、ティアがやって来たデクに拘束されているとして追跡する。
カリスクと戦うデクに彼の武器を使い捕まえると、ウェイランド・ユタニ社の所有物にする。
最後は任務を忠実にこなすもティアに邪魔され、結果的にデクとカリスクを失ってしまう。

代表作に『決闘の大地で』などがあります。
ヤウージャ族のプレデター。デクの父親で一族の長。体が小さいデクを一族の恥として考えている。
クウェイとデクが訓練をしていた惑星に来ると、兄に弟を処刑するように言い渡した。
拒否したクウェイをあっさりと殺害するが、デクをゲンナまで逃げられてしまう事になる。
最後は戻ってきたデクと勝負をして、成長した息子になぜか勝てずあっさりと殺された。
感想
[個人的な評価]
本作は『プレデター』シリーズにおいて6作目となります。
この作品はシリーズで初めてプレデターが主人公となっています。
まず、個人的にプレデターというのは狩りをする異星人であり、そのターゲットは常に強者というイメージがある。
だから人間と共闘した『AVP』では私もそうだが、ありえないような展開でファンサービスと勘違いした作りてにガッカリした。
ただし、迷走している「エイリアン」シリーズと比べれば、まだマシだと言えるような展開をしている。
それはプレデターの文化圏をあまり見せず、ドラマ性ではなく、あくまで狩る戦士というスタイルのみを見せていた。
しかし、本作はついに禁断の領域であるプレデターの文化に触れて、主人公や兄弟のドラマまで作ってしまった。
果たしてファンはこれを待ち望んでいたかというと、だいぶ作る側とのズレがあると個人的には感じている。
それに1作目と比べて格段に映像技術は向上したが、ちゃんと舞台の年代を考えないと色々と矛盾が出てくる。
残念ながら「エイリアン」はまさにこの袋小路に入ったが、なんだか「プレデター」も同じような道を辿りそうな気配がする。
確かに映像やアクションは良かったと思えて、それなりに金を使って作っているのは伝わっている。
ただ、大きな問題として本作が「プレデター」である必要性がなくなったのが一番の欠点になってしまっている。
それとプレデターに対して、あまりにも人間の尺度で見すぎて彼らの文化を明らかに踏みにじっている。
これは監督がプレデターをちゃんと理解していない証拠であると感じ取ってしまった。
それにプレデター、アンドロイド、怪物しかいないのに、物語は最初から最後まで感情がずっと支配していた違和感もあった。
SFアクションとして面白いかもしれないが、これを「プレデター」という作品として考えるとズレていたと思う。


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