【死霊探偵/俺たちゴーストハンターズ】RE-3615

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洋画

作品データ

公開年月 2018/10/05
ジャンル ホラー/コメディ
原作 なし
監督 トニー・ウエスト
脚本 トニー・ウエスト、デヴィッド・クレイトン・ロジャース、ほか
製作 ダニエル・ポサダ、ジェイソン・タマスコ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

幽霊退治を行うリアリティ・ショー「死霊探偵」でホストを務めるサム、同行する妻のケイトと弟のロイドが行う悪魔祓いはすべてヤラセ。
まったく幽霊が登場しない番組に視聴者から苦情が止まらず、打ち切りを告げられたサムたちは最終回を起死回生の神回にしょうと計画する。
ハリウッドの特殊効果スタッフを引き連れたサムたちは、人里離れた屋敷で様々な仕掛けを準備し、撮影を始めるも予定外の心霊現象が起こり始めるのだった。

登場人物&出演者

サム(演:クリス・ギア)

代表作に『アフター・アース』、『名探偵ピカチュウ』などがあります。

主人公。心霊番組「死霊探偵」のホスト。シリーズを盛り上げようと様々なインチキを使っていた。

上層部にまったく内容が受けず、最終回での打ち切りを宣告されてケイトとも微妙になる。
メキシコで渾身の映像を撮ろうと意気込むと、特殊効果のボブとハビエルの死で危機に立つ。
エゼキエルに狙われるも家を脱出するが、捕まったケイトを助ける為に再び入っていく。
最後はエゼキエルを妻たちが倒し、弟と幽霊となったハビエルたちと新シリーズを始めた。

ケイト(演:ティナ・イヴレフ)

代表作に『Death Clique』、『監禁/レディ・ベンジェンス』などがあります。

ヒロイン。サムの妻。「死霊探偵」でプロデューサをやっている。主にモニターを見て指示している。

困っている人たちの為に幽霊退治をするべきだと夫に助言するが、無視されて関係が悪化。
実は異動が決まっていて夫に黙っていて、メキシコを最後に別の番組を担当する事になった。
メキシコで困っている人を助けようとサムと言い争いになるが、エゼキエルに捕まった。
最後は愛の力でエゼキエルたちを退治して、異動が消えて新シリーズで夫たちと番組を作る。

ロイド(演:デヴィッド・ニューマン)

代表作に『ギャラクシー・クエスト』、『すばらしき映画音楽たち』などがあります。

サムの弟。「死霊探偵」でチームの一人として登場する。ゴーストハンターたちを尊敬して知識を持っている。

幽霊の存在を察知する装置を開発し、何度か改良して実際に見えるゴーグルを発明していた。
メキシコでの幽霊退治に気後れしていて、本物がいると分かって誰よりもビビっていた。
幽霊が実際にいると分かって校風する一方で、命を狙ってくるエゼキエルの対抗手段を考案。
最後はエゼキエルや家族が昇天すると、新シリーズで装置を作って兄たちと活躍していく。

ハビエル(演:ホセ・マリア・デ・タヴィラ)

代表作に『マスク・オブ・ゾロ』、『命を燃やして』などがあります。

「死霊探偵」でチームの一人として登場する。元々はメキシコ出身でアメリカに移住してきた。

番組を盛り上げようとサムのインチキに加担するが、やり過ぎるせいでケイトに注意される。
最終回がメキシコと決まって誰よりも不満を持っていたが、スペイン語の通訳をしていた。
エゼキエルをバカにしたせいで殺されるが、幽霊となって家を出られないサムたちと合流。
最後はエゼキエルが倒され、天国に行けなくなり、幽霊として新シリーズで偵察を任される。

アブリル(演:マルタ・イガレータ)

代表作に『フェイクシティ/ある男のルール』、『マクファーランド/栄光への疾走』などがあります。

制作会社から「死霊探偵」の最終回を担当するプロデューサとなる。サムたちの企画にダメ出しをしていた。

メキシコに到着すると、家の恐ろしさを知る女性から話しを聞いて盛り上がると確信した。
サムのダメな脚本で番組が進んでいくが、イヤになったケイトの提案でモニター役となった。
ボブとハビエルがエゼキエルに殺されると、エミー賞間違いない映像に一人興奮していた。
最後はエゼキエルに殺害され、幽霊になってハビエルと反撃を試みるが、また殺されて消滅。

ボブ(演:マーク・ライリー)

代表作に『Inside』、『Loveless in Los Angeles』などがあります。

制作会社から派遣された特殊効果のスタッフ。左目に傷があって、白濁した恐ろしい見た目を持つ。

シリーズの最終回に文句を言うサムたちの前に出て、特殊効果を使って彼らに見せつける。
メキシコに到着すると、家の中に様々な装置を仕掛けて、待機時間にはクスリをやっていた。
返答がない事からロイドが様子を見に来ると、普通に寝ていて彼を襲おうとしていた。
最後はエゼキエルに殺害され、幽霊となって天国にいた娘の声を聞いて光に向かって昇天。

デッドマザー(演:ヌリア・ブランコ)

代表作に『ビッグ・マネー/男たちのレクイエム』、『Mi Mariachi』などがあります。

エゼキエルのせいで家に囚われている妻。子供たちも同様に囚われ、消えたくない為に夫に従っている。

サムたちが勝手に家へ入って、好き勝手を許さず、ロイドのゴーグルを通じて脅かしていた。
子供たちがサムたちと話す事を許さず、見つかったら夫に消されるとして敵対心を持った。
家を出たいだけのサムたちの話しを聞くが、夫が現れたせいで子供たちと別の部屋に怯える。
最後はサムを殺害しようとした夫を背後からピッチフォークで刺し、子供たちと天国へ行く。

エゼキエル(演:エミリオ・サヴィニ)

代表作に『狼たちの報酬』、『Desde tu infierno』などがあります。

メキシコにあるいわくつきの屋敷に取り憑いている悪霊。妻や子供たちを殺害したとして友人に語られている。

番組の為に家で悪ふざけをするサムたちを許さず、鏡を使って彼らに存在をアピールした。
仕掛けをしたボブと小バカにするハビエルと殺害し、サムたちを家から出さずに追い詰める。
ケイトを捕まえて乗り移ると、戻ってきたサムたちを殺害しようとするも愛の力で抜け出す。
最後はうんざりした妻によって背後からピッチフォークで刺され、そのまま昇天してしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は監督を務めるトニー・ウエストにとって初の長編映画となります。
この作品は幽霊を扱っていますが、基本的にはインチキを売りにしているような番組になっています。
冒頭から視聴率の為だけに過激な事をやって、真剣に幽霊への恐怖で退治を依頼した人々を利用しているだけです。
このようなタイプの作品は決して珍しいワケじゃなく、インチキをしていたら本文が来たというパターンも王道と言えます。
ただ、本作はコミカルな感じで物語が展開していくので、軽めのホラーであまり怖さがないと思います。
番組の打ち切りが決まって最終回になって、ホスト以外はクビになる状態で、なんとか良い映像を撮ろうとインチキを仕掛けていく。
しかし、いわくつきの家には本物の幽霊がいて、小バカにしていた主人公たちを襲って追い詰めていく感じになります。
確かにコミカルな感じで進んでいくのはいいと思うけど、決定的な面白さに欠けていて、特に幽霊の正体があまりにも陳腐すぎる。
家に入った者は全員殺されてしまうが、そのやり方があまりにも物理攻撃すぎて、幽霊としての怖さはあまりない。
それに幽霊となった過程が軽い描写だけで済んでいて、キャラクターとしての魅力は一切ないのは残念すぎる。
主人公たちの絆を描くにしても中途半端で取ってつけたような設定も、セリフでしゃべっているから深みも何もありません。
ラストでは『ゴーストバスターズ』を彷彿とさせるような姿に変わっていて、その路線で作りたかっただろうという思いは伝わってきました。
ただ、如何せん低予算なのでできる事が限られるし、個々のキャラクターも今ひとつなので最後まで微妙でした。

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