【アダム&アダム】VD-687

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あ行

作品データ

公開年月 2022/03/11
ジャンル SF/アドベンチャー
原作 なし
監督 ショーン・レヴィ
脚本 ジョナサン・トロッパー、T・S・ノウリン、ほか
製作 デヴィッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

2050年、戦闘機パイロットのアダム・リードは、タイムトラベル技術の発明を防いで未来を救うミッションを命じられる。
アダムは2018年を目指してタイムトラベルをするが、予期しないトラブルにより2022年の世界にたどり着いてしまう。
そこで出会ったのはイジメに悩む12歳の自分で、アダムは怪しまれながらも二人で世界を救う為に巨大な悪に立ち向かうのだった。

登場人物&出演者

アダム・リード(演:ライアン・レイノルズ)

近年の出演作に『レッド・ノーティス』、『フリー・ガイ』などがあります。

主人公。2050年では戦闘機のパイロット。戦闘機を奪ってローラがいた2018年にタイムトラベルを敢行した。

ソリアンたちの攻撃を受けて戦闘機が損傷し、そのせいで2022年にタイムトラベルした。
12歳の自分に出会い、戦闘機を動かす為に手伝ってもらいながら父親との確執について話す。
ローラと再会するもソリアンの襲撃を受け、未来で必ず出会うと言われて2018年と飛んだ。
最後は少年アダムと父親とタイムトラベル装置を破壊し、新たな未来でローラと再び出会う。

少年アダム(演:ウォーカー・スコベル)

本作が長編映画デビュー作となります。

2022年にイジメを受けていた12歳のアダム。喘息持ちで同級生よりも体が小さいのに生意気な態度を見せる。

学校で同級生に殴られて母親が文句を言って、家に帰っても強がりを見せて会話を避けた。
未来の自分と出会って物事を理解すると、戦闘機を動かす為に遺伝子情報を読み取らせた。
青年アダムがローラと再会するも、ソリアンの襲撃を受けるが、2018年に父親と再会した。
最後は青年アダムと父親でタイムトラベル装置を破壊し、母親に対して素直な気持ちになる。

ローラ(演:ゾーイ・サルダナ)

近年の出演作に『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などがあります。

青年のアダムと結婚した妻。科学者で戦闘機のパイロットでもあり、タイムトラベルは誰よりも上手い。

2018年の過去へ飛んだ時に事故で帰れなくなり、事実を受け止めて4年間も時を待っていた。
2022年にやって来たアダムを助けると、ソリアンの悪事を話して二人でイチャイチャした。
ソリアンたちに居場所がバレると、アダムたちを2018年に送って、攻撃を受けて死亡した。
最後はタイムトラベルのない未来で偶然にもアダムの隣に座り、再び彼と出会う事になった。

エリー・リード(演:ジェニファー・ガーナー)

近年の出演作に『YESデー/ダメって言っちゃダメな日』、『みんなあつまれ!!ワンダーパーク』などがあります。

アダムの母親。夫のルイスが交通事故で亡くなってしまい、シングルマザーとして息子を育てていた。

何度か息子がケンカしたせいで学校に呼び出されるが、相手が悪いとして文句を言っていた。
息子の素直じゃない言葉に振り回されるが、実は夫が亡くなった現実を受け入れていない。
バーで飲んでいた時に青年アダムに声をかけられ、助言をもらって何かに気付くも去られる。
最後はタイムトラベルのない世界で影響を受けたアダムにハグされ、強い絆を感じ取った。

ルイス・リード(演:マーク・ラファロ)

近年の出演作に『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、『ダーク・ウォーターズ/巨大企業が恐れた男』などがあります。

アダムの父親。物理学者。ワームホールの研究していたが、偶然にもタイムトラベルの発明をした。

息子が12歳になった時には交通事故ですでに亡くなっていたが、服などは変わらずにある。
2018年にやって来た青年と少年の息子を見て、すぐに理解するも歴史改変だと拒絶した。
支援者だったソリアンの暴挙を聞いて、無茶しようとする息子たちを助ける為にやって来る。
最後は装置を破壊してタイムトラベルが不可能となり、息子たちとキャッチボールをした。

クリストス(演:アレックス・マラリ・Jr)

代表作に『沈黙の神拳』、『ペイ・ザ・ゴースト/ハロウィンの生贄』などがあります。

ソリアンの忠実な部下。ソリアンの命令で戦闘機を盗んだアダムを止めるべく先頭に立って追撃する。

2050年から2018年へタイムトラベルしようしたアダムを追い詰めるが、結局は逃げられた。
2022年にソリアンとともにやって来ると、すぐに攻撃するもまたしても逃げられてしまう。
今度は2018年へ逃げたアダムたちを追ってくると、油断していた少年アダムを捕まえた。
最後は装置を破壊しようとしたアダムたちを追い詰めるが、暴走した機械に吸い込まれた。

マヤ・ソリアン(演:キャサリン・キーナー)

代表作に『マルコヴィッチの穴』、『カポーティ』などがあります。

2050年ではソリアン社の社長にしてタイムトラベルで世界を支配している。裏切ったアダムを追っている。

戦闘機を盗んだアダムを追撃するも逃げられるが、2022年にいた事が分かって追ってきた。
手下を戦わせるも全滅させられ、一度退いて態勢を立て直し、ローラの隠れ家を襲撃した。
実はルイスを裏切ってタイムトラベルを私利私欲の為に使っていて、過去に自分と接触した。
最後は装置を破壊するアダムたちに銃を向け、弾丸が過去の自分に当たって存在が消えた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は当初パラマウント・ピクチャーズで企画が上がったが、後にNetflixで映画化されました。
タイムトラベルを扱った王道のSF映画となっているが、その内容は主人公の親子の絆を中心に描いています。
まず、タイトルから二人のアダムが主人公になりますが、青年と少年があまりにも違うから別人のように思える。
しかし、物語を進んでいくにつれ、二人とも同じアダムであって、同じような苦しみを持っていると分かる。
青年アダムは行方不明となった妻を追いかけ、一方で少年アダムは亡くなった父親のショックから立ち直れていない。
お互いに心の傷を負っているが、同じ時間を過ごしているうち、お互いに歩み寄ってそれぞれの弱みをさらけ出していく。
その根本的なモノになっているのが、亡くなった父親との絆であり、それがラストで解消される温かさがありました。
やはり、ライアン・レイノルズの軽い感じの演技が面白く、ちゃんとラストで感動に持っていけるだけの上手さを感じました。
それに対して、もう一人の主人公である少年アダムを演じたウォーカー・スコベルもいいバランスを取っています。
この二人が時代が違っても同じ人物なので、息ピッタリであったし、ラストに彼らが良い方向に成長するも良かったと思います。
それと、アダム二人の父親を演じたマーク・ラファロの存在感があって、やっぱり物理学者のような役がとても似合います。
ただの科学バカだけじゃなく、ちゃんと父親をしていて、記憶が変わった青年アダムにとって父親であると分からせてくれます。
あとは母親のジェニファー・ガーナーだが、母親になってからこういう役が多いけど、独身時代とイメージが変わっています。
そして、実はデッドプール、ハルク、エレクトラ、ガモーラの共演というマーベルのスーパーヒーローたちが同じ映画に出た事実は個人的に少し興奮しました。

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