【バウンティ・オブ・ザ・デッド】VD-764

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洋画

作品データ

公開年月 2020/07/21
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ジョーダン・パチェコ
脚本 ジョーダン・パチェコ
製作 トニー・モラン、デヴィッド・ランギル
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

保釈保証人である通称“バウンティ・ハンター”たちを率いるコルトが、ターゲットがとある森の中に仲間と進入していく。
テントを見つけたコルトたちが警戒しながら調べると、ランダルとサマンサがイチャイチャしている最中で彼らに謝罪して森の奥へ進む。
キャンプ場に戻ったサマンサたちはゾンビ化した人間たちに襲われ、単独だったコルトが合流して農場にある基地を目指していくのだった。

登場人物&出演者

コルト(演:デヴィッド・マイケル・カーペンター)

代表作に『Painless』などがあります。

主人公。賞金稼ぎグループのリーダー格。森の中に逃げたターゲットを生け捕りにする為に仲間とやって来た。

新入りのハンナについて娘の為に働いていると知っていて、ボスクのやり方を説明していた。
ゾンビの襲撃でヘンリーの息子がゾンビ化して処分し、別行動でサマンサを助けていた。
車の中にいたサマンサを再び助け出し、小屋でライアンたちとも合流して農場を目指した。
最後はライアンを犠牲にして車を走らせると、今後は犠牲が必要だとサマンサに説明した。

サマンサ(演:ジャクリーン・ファビアン)

代表作に『闘魂先生/Mr.ネバーギブアップ』、『グローリー・ショット/栄光への軌跡』などがあります。

ヒロイン。森の中にいた若者グループの一人。ランダルの恋人でテントの中でずっとイチャイチャしていた。

コルトたちがやって来てランダルの情けない姿を見るが、テントに戻ってイチャイチャする。
キャンプに戻ってランダルの浮気を心配するが、ゾンビの襲撃でコルトに助けられた。
車の中でゾンビに囲まれるとコルトにまたしても助けられ、小屋でライアンたちと合流した。
最後は農場から逃げる為にライアンが犠牲になり、コルトに生きる為に必要だと言われた。

ライアン(演:クリス・オライリー)

代表作に『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』、『ザ・キング・アーサー外伝』などがあります。

小屋に避難していた青年。姉妹も隠れているところで合流し、彼女たちの父親がゾンビ化していた対処できず。

あとから来たコルトとサマンサに銃を向けたが、ゾンビ化した父親を倒して和解を果たした。
農場にある州兵の基地を目指していくが、途中で車をゾンビにぶつけ、みんながバラバラに。
コルトとサマンサたちと合流を果たして農場に到着するが、ゾンビの巣窟になって逃げる。
最後は車を発進させる為に後ろから押して、走り出したところで捕まって食い殺された。

ランダル(演:アレクサンダー・ゴティエ)

代表作に『Humble River』などがあります。

森でキャンプしていた若者グループの一人。サマンサの恋人で自分本位な考え方で下半身を中心に行動している。

テントでサマンサとイチャイチャしていたが、賞金稼ぎたちに邪魔されてビビっていた。
キャンプで他の女の子に強がっていたが、ゾンビの襲撃で反撃するもビビって逃げ出した。
ショック状態の友人を見捨てるべきだとサマンサに話し、彼女が先に行くと実行して逃げた。
最後はサマンサを見捨てて車で逃げたが、農場の基地でゾンビ化し、コルトに処分された。

ハンナ(演:ケイト・カーソン)

代表作に『Back to the Beyond』、『The Ascendants Anthology』などがあります。

賞金稼ぎグループの紅一点。シングルマザーで娘がいる。稼ぎがいいという理由から賞金稼ぎをやっている。

今回がコルトたちと初めて同行するが、強引なやり方をするボスクに不信感を持っていた。
関係ないランダルたちに銃を突きつける事が気に食わず反論するが、コルトに注意された。
ゾンビ化したヘンリーの息子に手を噛まれてしまい、病院へ行く為に車まで連れて行かれる。
最後はゾンビ化してしまい、車まで戻ってきたコルトを襲うが、頭を撃ち抜かれて死亡した。

ヘンリー(演:ティモシー・パトリック・クイル)

代表作に『地獄部隊サム・ライミ/虐殺ヒーロー』、『ハンバーガー・ヒル』などがあります。

賞金稼ぎグループの一人。息子とともに参加しているが、すでに老齢で体力がかなり落ち込んでいる。

森の中でターゲットを探すも一向に見つからず、休憩していると今回で引退すると宣言した。
息子がゾンビに噛まれてゾンビ化し、あっさりとコルトが処分した事に対してブチ切れた。
ハンナを病院へ送る為に車まで行くが、ゾンビに囲まれて彼女を逃がす為に囮となっていく。
最後はハンナがゾンビ化してコルトに処分された事を知らず、森の中をずっと探していた。

ボスク(演:トニー・モラン)

代表作に『ハロウィン』、『ブギーマン』などがあります。

賞金稼ぎグループの一人。「スター・ウォーズ」の賞金稼ぎボスクのやり方に似ている事から名付けられた。

新入りのハンナに対して高圧的な態度を取り、邪魔する者には容赦なく銃を向けて脅迫する。
テントでイチャイチャしていたランダルを脅して、反論するハンナに対してブチ切れていた。
ターゲットを見つけて連れ出したが、逃げ出した彼がゾンビに掴まれるとそのまま食わせた。
最後はターゲットに噛まれてゾンビ化すると、コルトを襲うもあっさりと処分されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はトランスワールドアソシエイツが配給した作品となります。
この作品はいわゆる低予算のゾンビ映画で、王道のノロノロゾンビがいっぱい出てきます。
まず、タイトルにもなっている「バウンティ」というのは保釈保証人の事で、一般的に賞金稼ぎと呼ばれる人たちです。
これはアメリカにおける独特な職業で、探偵に近いような存在で依頼者からターゲットを捕まえて連れ帰るような事をします。
もちろん、相手は犯罪者の類で賞金稼ぎたちは武装して、攻撃を受けると当然のように反撃するような事があるだろう。
ただ、本作における賞金稼ぎは本物と違うだろうと思えるぐらい過激で、相手が犯罪者だからってなんでもしていいワケじゃないないはずです。
そんな賞金稼ぎたちが森に入ると、どこからともなく現れるゾンビたちに襲われ、リーダー格以外があっという間にやられる感じになります。
本来ならば、賞金稼ぎたちだけで物語を完結させるべきであるが、残念ながら監督と脚本にそのような力がないので登場人物をどんどん投入していきます。
超低予算のゾンビ映画ながらエキストラの数が多く、ゾンビメイクについてはそこまで悪くないという印象がありました。
しかしながら、王道のクラシック型のゾンビがノロノロと来るので、走っただけで簡単に撒けるのに捕まるという不思議な現象が起きていきます。
メインとなる賞金稼ぎのリーダー格と、森にいた若者グループの女性が人を見捨てながら生き残っていく流れになります。
賞金稼ぎのリーダー格について生き残るのは分かるし、その為には犠牲が必要だという非情な考え方は正解だと思います。
一方で若者グループの女性が中途半端に人助けをする考え方が甘すぎて、自分は悪くないというスタンスが気に食わない。
結果的に二人とも生き残るが、予算がないせいで彼らがどのようにして行動していくのか描かないまま終わります。
キャラクターやストーリーに魅力がなく、オリジナリティの欠片もないので、ゾンビ映画というカテゴリーじゃなければ観る事がなかったクソ映画でした。

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