作品データ
公開年月 | 2004/11/03 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | デヴィッド・ヘヴナー |
脚本 | デヴィッド・ヘヴナー |
製作 | デヴィッド・ヘヴナー、バリー・ストラドウィック |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
2年前に娘を失ったルネはうつ病と薬物中毒に悩まされるが、復帰プログラムのリーダーだったジェフリーにより立ち直ろうとしていた。
都会から離れてメキシコとの国境付近にある家を購入した2人だったが、ルネは以前住んでいた家族が惨殺された幻覚を見る。
家族はマヤの血を引く一族で、正しい儀式を行わなかったせいでゾンビ化してしまい、やがてルネたちを襲う事になるのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はいわゆる低予算のゾンビ映画となります。
この作品は『チャイナタウン/非情の罠』や『爆走コップ・タッカー』で知られるデヴィッド・ヘヴナーが監督、脚本、製作、出演をしています。
まさにデヴィッド・ヘヴナーの為の映画だと思ったら、本人が登場するのは30分過ぎで主人公はヒロインのルネでした。
序盤からまったく説明のないまま淡々と物語が進んでいくが、唐突な行動が多すぎて不自然な点だらけでした。
物語を進める上で登場人物たちに行動させているが、どう考えても「なんで?」と思わせる不自然な行動が目立っていました。
本来なら自然な形で気付くような事についても、物語を進めたいせいで最初から知っているような行動をさせてしまっています。
これが一回や二回だけならなんとなく分かりますが、全体的に主人公の行動がそうなっているから不自然極まりないです。
デヴィッド・ヘヴナーがすべてを支配している作品なので、他のスタッフや出演者は口出しできなかっただろうと思います。
ただ、デヴィッド・ヘヴナーが善人の役をやらず、悪役のクズになった点ではマシだと思うような独裁体制だったと感じます。
それでも、第三者の意見を取り入れなかったせいだと思いますが、もう少し客観的に脚本を見るべきでした。
マヤについても中途半端な扱いをしていて、そもそもブードゥー教との繋がりがほぼないから強引すぎました。
ゾンビ一家の物語も断片的で主人公との関わりが薄く、全体的に整合性が取れていなかったのでまとまりのない内容でした。
やはり、独裁体制で映画を作るには才能がないといけないが、デヴィッド・ヘヴナーにはそのような要素はありませんでした。
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