【DAWN OF THE LIVING DEAD/ドーン・オブ・ザ・リビング・デッド】RE-3924

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洋画

作品データ

公開年月 2004/11/03
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 デヴィッド・ヘヴナー
脚本 デヴィッド・ヘヴナー
製作 デヴィッド・ヘヴナー、バリー・ストラドウィック
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

2年前に娘を失ったルネはうつ病と薬物中毒に悩まされるが、復帰プログラムのリーダーだったジェフリーにより立ち直ろうとしていた。
都会から離れてメキシコとの国境付近にある家を購入した2人だったが、ルネは以前住んでいた家族が惨殺された幻覚を見る。
家族はマヤの血を引く一族で、正しい儀式を行わなかったせいでゾンビ化してしまい、やがてルネたちを襲う事になるのだった。

登場人物&出演者

ルネ・サマーズ(演:アマンダ・ボーマン)

代表作に『Things You Don’t Tell…』などがあります。

主人公。2年前に娘を交通事故で失いうつ病となる。そのせいで薬物中毒にもなり、ジェフリーが面倒を見ている。

復帰プログラムのリーダーだったジェフリーと出会い、都会から国境付近の家にやって来た。
以前住んでいた家族の幻覚が見えるようになるが、ジェフリーから病気のせいだと言われる。
会ったばかりのマイケルを夕食に誘うと、彼に色目を使うもジェフリーにレイプされる。
なぜかマイケルと肉体関係を持つ幻覚を見るが、それは現実で素直に受け入れていた。
翌日になってジェフリーを遠ざけて彼が都会に戻るが、ゾンビに食い殺された事を知らず。
ゾンビ一家が襲ってくるとマイケルに助けられるが、彼らを儀式で助けるべきだと主張する。
最後は真犯人がマイケルで倒すと、ゾンビ化する養子を迎え入れて人を食べさせていた。

ジェフリー・モーガン(演:ジョー・エステヴェス)

代表作に『ネクロフィリア/死体嗜好家』、『TATARI 02』などがあります。

精神科医。うつ病で薬物中毒者だったルネの主治医となっていたが、そのまま付き合って婚約をしている。

ルネの為に都会から国境付近の家を購入したが、不気味な状況で当初は辞めようとしていた。
幻覚を見たルネに振り回されるも病気のせいだと言い聞かせ、徐々にすれ違いが生じていく。
なぜか夕食に誘われたマイケルと3人で食事するが、その後酔って彼女をレイプしてしまう。
最後はルネに謝罪をして仕事の為に家を出るが、待ち構えたゾンビ一家に食い殺された。

マイケル・リチャーズ(演:デヴィッド・ヘヴナー)

代表作に『孤独ファイター』、『ザ・キャッチャー』などがあります。

国境にある風力発電のメンテナンスをする整備士。ルネたちが引っ越した事を知っていて声をかけてきた。

ルネと他愛もない会話をしていると、なぜか夕食に誘われると予定を変更して快く受けた。
食事ではジェフリーを交えて談笑していると、家に不法移民が多く住んでいたと語っていた。
ルネがジェフリーにレイプされた後、なぜか家にやって来て彼女と肉体関係を結んでいた。
タイミングよくルネがゾンビ一家に襲われると、ショットガンを片手に助けて納屋に逃げた。
その正体は一家を殺害した張本人で、彼らを追い返す為にルネを利用し彼女を殺そうとした。
最後は赤ん坊ゾンビに噛まれてゾンビ化するが、太陽から電撃を浴びて燃えて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はいわゆる低予算のゾンビ映画となります。
この作品は『チャイナタウン/非情の罠』や『爆走コップ・タッカー』で知られるデヴィッド・ヘヴナーが監督、脚本、製作、出演をしています。
まさにデヴィッド・ヘヴナーの為の映画だと思ったら、本人が登場するのは30分過ぎで主人公はヒロインのルネでした。
序盤からまったく説明のないまま淡々と物語が進んでいくが、唐突な行動が多すぎて不自然な点だらけでした。
物語を進める上で登場人物たちに行動させているが、どう考えても「なんで?」と思わせる不自然な行動が目立っていました。
本来なら自然な形で気付くような事についても、物語を進めたいせいで最初から知っているような行動をさせてしまっています。
これが一回や二回だけならなんとなく分かりますが、全体的に主人公の行動がそうなっているから不自然極まりないです。
デヴィッド・ヘヴナーがすべてを支配している作品なので、他のスタッフや出演者は口出しできなかっただろうと思います。
ただ、デヴィッド・ヘヴナーが善人の役をやらず、悪役のクズになった点ではマシだと思うような独裁体制だったと感じます。
それでも、第三者の意見を取り入れなかったせいだと思いますが、もう少し客観的に脚本を見るべきでした。
マヤについても中途半端な扱いをしていて、そもそもブードゥー教との繋がりがほぼないから強引すぎました。
ゾンビ一家の物語も断片的で主人公との関わりが薄く、全体的に整合性が取れていなかったのでまとまりのない内容でした。
やはり、独裁体制で映画を作るには才能がないといけないが、デヴィッド・ヘヴナーにはそのような要素はありませんでした。

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