【ワールド・ウォー20XX/世界最終戦争】RE-3606

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洋画

作品データ

公開年月 2021/07/27
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 マシュー・ボダ
脚本 ジョー・ロッシュ、ローレン・プリチャード
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

20XX年、ロボット技術が飛躍的に進化した近未来、最新型A.I.の“メドゥーサ”が世界中のネットワークに侵入して暴走を開始した。
その最終目的は「機械」による世界支配であり、邪魔になる全人類の抹殺をする為に軍事システムを使って攻撃を行っていた。
米軍が極秘に開発した戦闘用ロボット“エアリス”もメドゥーサの手に落ちると、人類は残された戦力で生き残りをかけた死闘を挑むのだった。

登場人物&出演者

ウィルソン博士(演:ディアンジェロ・デイヴィス)

代表作に『エアポート2021』、『シン・宇宙戦争』などがあります。

パワードスーツ“NFX”の試乗運転をしていたが、量子AI“メドゥーサ”が自我を持った事で急遽退避した。

近くのシェルターにいたジーの元にやって来ると、父親が殺された事をタラに伝えて合流を提案。
ドローンにシェルターが狙われた事で離れ、開発した光学迷彩を使ってジーと逃げ出していた。
タラが死亡してホルヘと合流すると、彼女から託されたプログラムをもらって止めようとした。
最後はメドゥーサがNFXに写って乗り込んで標的にさせて破壊し、見事に人類を救う事になった。

タラ(演:カタリナ・ヴィテリ)

代表作に『Western Religion』、『ミッドナイト・イン・ザ・スイッチグラス』などがあります。

父親のロペス博士は量子AIを開発した。グレイ・スカウトという名前でハッカーとして活動している。

父親が開発した“メドゥーサ”が自我を持ち、人類抹殺を計画するとターゲットにされていた。
唯一、父親のプログラムを解読できる人物として、ホルヘとともにウィルソンと合流を目指した。
レッドドラゴンの犠牲やその従兄弟のデレクたちの犠牲で逃げ出し、ドローンたちを攻撃した。
最後は持ち出したグレネードランチャーでドローンを撃墜するが、そのせいで巻き込まれて死亡。

ホルヘ(演:ノア・ジェイ・ウッド)

本作が長編映画デビュー作となります。

タラとともにハッカーとして活動している。食料を運搬するトラックにハッキングしてホームレスに運ばせた。

ウィルソンからの連絡が入ると、タラの父親がドローンに殺されたと聞いて後ろで呆然とする。
勝手にタラが国防総省にハッキングして、ドローンに狙われる事で一緒に逃亡するしかなくなる。
レッドドラゴンやデレクたちが犠牲になってタラと逃げるが、彼女も死亡してウィルソンと合流。
最後はマリエッタ博士と合流してウィルソンがメドゥーサを破壊し、なんとか生還を果たした。

ジー(演:ジェシカ・チャンセラー)

代表作に『ファイナル・レベル/エスケイプ・フロム・ランカラ』、『616 Wilford Lane』などがあります。

パワードスーツ“NFX”をシェルターから観察していた。量子AI“メドゥーサ”の暴走でウィルソンを中に入れる。

ロペス博士が殺害された事で、唯一止められるのは娘のタラとしてウィルソンに連絡をさせた。
シェルターがドローンに見つかって攻撃を受けると、ウィルソンとともに山から逃げ出した。
メドゥーサを破壊する装置を組み上げて、タラを待っていたが、ホルヘしか来ず囮を買って出た。
最後はドローンに銃を発砲して引きつけて、ウィルソンがメドゥーサを破壊して生還を果たす。

マリエッタ博士(演:バリー・ピアセンテ)

代表作に『デンジャラス・ボディ』、『One Must Fall』などがあります。

ロペス博士とともに量子AI“メドゥーサ”を開発した。ウィルソンと“NFX”の試乗運転をしていた。

突然の量子AI“メドゥーサ”による暴走を知って、急いで研究室でロペス博士と合流した。
メドゥーサが自我を持った事を知って、ロペス博士とシェルターに逃げ込むも一人だけ助かる。
ウィルソンたちがシェルターまでやって来ると、メドゥーサを破壊する協力をする事になる。
最後はNFXに移ったメドゥーサをウィルソンが破壊して、世界を立て直す為に一歩を踏み出した。

ロペス博士(演:ジェフ・マーケレッタ)

代表作に『Domestic Seduction』、『探偵クレア/白蘭の女』などがあります。

量子AI“メドゥーサ”を開発した人物。タラの父親。独自の量子ビットを使ったプログラムでメドゥーサを作った。

突然メドゥーサが暴走して原因を探っていて、戻ってきたマリエッタ博士と状況を探っていた。
ようやくメドゥーサが自我を持ってしまった事に勘づき、ネットから切断を試みるも失敗する。
メドゥーサを破壊しようとした事で狙われてしまい、出動したドローンに追いかけられる。
最後はなんとか研究室から逃げ出して、シェルターに隠れようとしたが、ドローンに殺害された。

レッドドラゴン/ブレンダ(演:オリヴィア・クロスビー)

代表作に『The Cleanzing of Lake Lanier』などがあります。

廃車置き場を拠点に改造した車で活動するハッカー。闇市場に詳しく多数の銃も所持している。

タラに何度も助けられた過去を持ち、ずっと彼女たちを見ていて自分の車に仕方なく迎え入れた。
量子AI“メドゥーサ”を破壊しようとするタラに協力を求められ、ドローンの頭脳をもらった。
タラたちにEMP爆弾や銃を手渡して、従兄弟がいる場所の地図まであげて後ろから付いていく。
最後はタラたちを逃がす為に引き返し、追いかけてきたドローンに向けて車を走らせて自爆した。

デレク(演:ティト・オーティズ)

代表作に『ゾンビ・ストリッパーズ』、『THE LAW/刑事の掟』などがあります。

ブレンダの従兄弟。傭兵集団のリーダー格。量子AI“メドゥーサ”の暴走によって対抗しようとしていた。

仲間たちとアジトで絶対に見つからないと考えて、世界各地で行われる攻撃について見ていた。
駆けつけたタラとホルヘを出迎えると、彼らを助ける為に犠牲となったブレンダの死を把握する。
アジトを見つけたメドゥーサによるロボット兵士が侵入すると、仲間たちがあっさりと倒される。
最後はタラたちと逃げようとして電気ショックを食らうが、立ち上がって別方向へ逃げ出した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はみんな大好きアサイラム製作&アルバトロス配給がタッグを組んだ作品となります。
この作品は邦題がいつものように大袈裟であるが、一応、物語の設定では世界を巻き込んだ量子AIの反乱を描いています。
もちろん、製作はアサイラムなので低予算映画となっていますが、冒頭だけはなぜかCGに力が入っていました。
基本的に主人公たちが追われるのドローンであって、ジャケットに映っているロボットは最初しか出てきません。
それに相変わらず世界規模の危機なのに、ほぼ片手で数える程度の人間しか阻止の為に動かないような感じになっています。
本来ならば、政府関係者や軍隊が動いてもおかしくない状況だが、あくまで主人公にしか解決できない設定となります。
当初はドローンしか攻撃してこないが、さすがにそれだけじゃ盛り上がらないという事で、ロボットやパワードスーツなんかも登場します。
これは低予算SF映画としてアサイラムが珍しくCGを頑張っていたが、だからと言って面白さには繋がっていません。
アサイラム常連の役者たちが出ていて、なんだかんだで顔を覚えてしまうぐらいだが、もう少し見た目が良い方がいいと思いました。
そして、本作で主人公のようなポジションだったキャラクターが呆気なく死んで、同乗していた否応なく巻き込まれたヤツが生き残るとは思いませんでした。
もうラストでアメリカ軍の兵器が攻撃する資料映像をバンバン使っていて、さすがアサイラムという感じがして笑えました。
当然ながら最終的に人類が量子AIを倒すが、あれだけ追跡していたドローンが登場しなくなり、あっさりと破壊される結末もアサイラムらしい。
アサイラムが作った低予算SF映画と考えれば、だいぶマシな印象を受けるが、一般的なSF映画と比べると時間と金のムダになるだろう。

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