【ハングリー/湖畔の謝肉祭】RE-3676

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洋画

作品データ

公開年月 2022/03/11
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ルイーザ・ウォーレン
脚本 チャーリー・マクドゥーガル
製作 フィリップ・B・ゴールドファイン、ルイーザ・ウォーレン
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

2020年7月、イングランド南部にあるアクアパークのロッジに宿泊していた男女3人が行方不明なってしまう。
それから20年後、秘密のレイヴパーティが行われる噂を聞いた6人の若者たちが、未知の土地に向かってバンを走らせていく。
アクアパークに到着した6人は、人間の皮膚でできたマスクを被り、迷い込んだ者たちを狩って捕らえ、生きたまま肉を食らう悪魔の食人一家が待ち受けるのだった。

登場人物&出演者

ジェン(演:ジョディ・ハットン)

本作が長編映画デビュー作となります。

野外フェスに行こうとする若者グループの一人。野外フェスのトイレでフェイと出会って仲良くなった。

フェイの案内で野外フェスに向かう事になるが、ずっと調子が悪くクリスに心配されていた。
行き止まりになってしまうと、施設を調べると食人一家に遭遇してクリスたちと逃げ出す。
パブに戻るもグライムズに捕まってしまい、カーリーの生肉を食べる光景を見せられる。
最後はクリスに助けられるもフェスが食人一家の仲間で、お腹の赤ん坊を求められて捕まる。

クリス(演:リチャード・サマーズ・カルバート)

代表作に『マレフィセント』、『デス・トラップ/仮面を被った復讐者』などがあります。

野外フェスに行こうとする若者グループの一人。ジェンの恋人で野外フェスまでみんなを運ぶバンを運転する。

調子が悪いジェンを常に心配していて、ジョナたちのふざけた態度に対して注意もしていた。
パブで近道を聞いて大人しく引き下がり、行き止まりとなって施設を調べて食人一家に遭遇。
再びパブに戻るもグライムズに気絶させられるが、自力で脱出して反撃してジェンを助ける。
最後はジョナとの作戦で食人一家を翻弄するも、フェイに油断して斧の一撃で死亡した。

ジョナ(演:マシュー・レアード)

代表作に『People in Landscape』、『Deadly Nightshade』などがあります。

野外フェスに行こうとする若者グループの一人。恋人が唯一おらず、マリファナを所持して軽くハイになっていた。

マリファナの袋をフェイに拾ってもらい、彼女の素性を少しだけ聞いて下半身が反応した。
道中ではフェイを物にしようとするも上手くいかず、マットのつまらない話しにツッコんだ。
行き止まりとなった施設を探していると、捕まったマットの解体で血を浴びて逃げ出した。
最後はクリスと食人一家に反撃して燃やすが、ドアを締められて自分も燃えて死亡した。

カーリー(演:ソフィア・フィッシャー)

代表作に『Eve』、『Saint Cecilia of Spiralence』などがあります。

野外フェスに行こうとする若者グループの一人。マットの恋人でずっと彼とイチャイチャしかしていない。

別の場所でマットとイチャイチャしていると、ようやく出発の時間になって後部座席に乗る。
道中はずっとマットとイチャイチャして、飽きてしまうと寝て、彼のつまらない話しを行く。
近道をしたせいで行き止まりとなり、周囲を調べるジェンたちと違って一人で残っていた。
最後は食人一家に見つかって捕まると、グライムズの食事として肉を剥ぎ取られて死亡した。

マット(演:ハービー・アーモンド)

代表作に『Princess in the Castle』などがあります。

野外フェスに行こうとする若者グループの一人。カーリーの恋人で別の場所でイチャイチャしていた。

先に別行動する友人たちから連絡をもらい、イチャイチャを中断してジェンたちと合流した。
道中でカーリーとイチャイチャしていて、飽きるとつまらない話しでジョナにツッコまれる。
行き止まりでフェイと待機していると、なぜか彼女の誘惑を受けてそのまま受け入れていた。
最後は食人一家に襲われて捕まり、隠れたジェンたちの前で抵抗できずに解体されて死亡。

フェイ(演:ミア・ラコステナ)

代表作に『El segundo nombre』、『Trumped』などがあります。

野外フェスを一人で参加しているところで、トイレにやって来たジェンと出会って意気投合していた。

常に一人で行動していたが、別の場所で行う野外フェスにジェンたちに紹介して一緒に行く。
近道をしたせいで行き止まりとなり、ジェンたちが周囲を調べる間にマットとイチャイチャ。
その正体は数年前に襲われた妊婦から取り上げられた赤ん坊で、都会人を家族に案内する。
最後はグライムズを倒したクリスを斧の一撃で倒し、ジェンの赤ん坊をもらうと宣言した。

グライムズ(演:トビー・ウィン・デイヴィーズ)

代表作に『カニバル/レザーフェイス』、『ウィッチバトル/女たちの戦い』などがあります。

ジェンたちがやって来た小さな田舎町の自称・執行官。パブに不法侵入されたオーナーから通報を受けて来た。

事務所に入ったクリスを一撃で気絶させると、ジェンとジョナに向けて事情を聞いていた。
都会人を根っから嫌っていてジョナたちの説明を一切聞かず、ドラッグ所持で連行していく。
その正体は食人一家の父親であり、捕まったカーリーから生肉を剥いで上品に食べていた。
最後はジェンを追い詰めるも背後からクリスの一撃を食らい、反撃するも倒されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作はみんな大好きアルバトロスフィルムが配給を務めている作品となります。
この作品は『サイバーブライド』や『ベルセルク/狂戦士』で知られるルイーザ・ウォーレンが監督と共同脚本を務めています。
ジャケットと邦題がなかなか期待させられる印象を持ち、かなりの期待値を上げて鑑賞してしまいました。
それが大きな失敗と気づいたのは過去の出来事から現在に移ったシーンからで、典型的なバカ者(若者)たちが食人一家に襲われる展開となりました。
そこからグロテスクなシーンの連続ならば許される範囲だが、ほとんどがバカ者(若者)たちのつまらない会話ばっかりで面白くない。
こういう作品では殺される為に頭数を意味もなく揃えているが、ストーリー上で主人公側は三人しか機能しておらず、残り半分は本当に意味がないです。
途中で出てくる怪しげなパブも別にいらないので、早めに食人一家の父親である男を登場させた方が良かったかもしれない。
王道の怪しい田舎町にいる食人一家だが、完全に『悪魔のいけにえ』であり、みんな人の顔面の皮を被っているオリジナリティのなさでした。
だからと言って、食人一家が強烈なインパクトを生み出しているワケじゃなく、こちらもムダに人数がいるのに弱すぎました。
肝心のカニバリズムのシーンは冒頭で完結しているような感じで、予算がないせいで見せるようなシーンもなかったです。
所詮はイギリス映画のカニバリズムであり、低予算でも思い切って振り切るアメリカ映画の方が分かりやすくて見どころがあると思えるぐらい見せ場がない。
冒頭の13分に力を入れすぎたせいなのか、そこが一番盛り上がるポイントで、あとは右肩下がりで退屈さが増していくだけでした。
やはり、ジャケットと邦題が抜群に良いのは、中身がスカスカでつまらない事がバレない為だろうと改めて感じさせる作品でした。

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