【クワイエット・プレイス/破られた沈黙】RE-3537

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2021/05/28
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 なし
監督 ジョン・クラシンスキー
脚本 ジョン・クラシンスキー
製作 マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

音を立てた瞬間に何かに襲われる極限状況を生きるエヴリンと二人の子供リーガンとマーカス。
生まれたばかりの赤ん坊を抱え、新たな避難場所を求めて旅立ったエヴリンたちは、廃工場で生存者のエメットと遭遇する。
そんな中、マーカスが曲を流しているラジオ局の存在に気付いた事により、リーガンはある計画を思いつくのだった。

登場人物&出演者

エヴリン・アボット(演:エミリー・ブラント)

近年の出演作に『ジャングル・クルーズ』、『メリー・ポピンズ/リターンズ』などがあります。

アボット家の母親。夫が怪物に殺されてしまい、子供たちとともに安全な場所を目指して旅立つ。

道中で怪物に襲われるが、友人だったエメットに助けられて、ケガしたマーカスの面倒をみる。
マーカスの薬と赤ん坊の為の酸素ボンベを探すが、マーカスたちが怪物に襲われると回避した。
隠れるも居場所が怪物にバレてしまい、マーカスと赤ん坊とともに頑丈なタンクの中で待機する。
最後はリーガンがラジオから流した高周波の音でマーカスが怪物を倒し、全員が無事に助かった。

リーガン・アボット(演:ミリセント・シモンズ)

代表作に『ワンダーストラック』、『クワイエット・プレイス』などがあります。

アボット家の長女。聴覚障害者。補聴器を使って小さな音が聞こえる程度で、基本的には手話で会話している。

ラジオで情報を取っていたが、父親が怪物に殺された事で母親たちと安全な場所を目指していく。
道中で怪物に襲われるもエメットに助けられ、ラジオの音楽から人類を救えるとして一人で出る。
連れ戻しに来たエメットを説得し、島に到着するが、怪物の襲撃でラジオ局にたどり着いた。
最後は補聴器の高周波の音をラジオに流して怪物を怯ませて倒し、ケガしたエメットを助けた。

マーカス・アボット(演:ノア・ジュープ)

代表作に『ワンダー/君は太陽』、『クワイエット・プレイス』などがあります。

アボット家の長男。病気持ちだったが今は良くなっている。母親や姉のサポートをしている。

赤ん坊の面倒をたまに見ているが、父親の死によって母親たちと安全な場所へ旅立った。
道中に怪物が襲って罠で足を負傷するが、エメットの助けで逃げ切って母親の治療を受けた。
母親が薬や酸素ボンベを調達に行く間、赤ん坊の面倒をみるも音を立てて怪物を呼んでしまう。
最後はラジオから流れる高周波の音で怪物を怯ませ、銃で倒して母親と赤ん坊を助けた。

エメット(演:キリアン・マーフィー)

近年の出演作に『ANNA/アナ』、『ダンケルク』などがあります。

アボット家と家族ぐるみで交流があった友人。妻と子供と平凡に暮らすも怪物の襲撃ですべてを奪われる。

安全な場所を目指していたアボット家を助け出すが、妻たちを救えなかったとして後悔している。
生き残った人間が危険だと知っていて、エヴリンの願いで一人で出たリーガンを探して助ける。
リーガンの説得で島を目指してたどり着き、持っていた子供たちの絵からようやく解放された。
最後は島に来た怪物の存在を伝え、ラジオ局でリーガンに高周波の音を出させて助かった。

島のリーダー(演:ジャイモン・フンスー)

近年の出演作に『キングスマン:ファースト・エージェント』、『チャーリーズ・エンジェル/2019年版』などがあります。

ニューヨークから離れた小さな島で生存者を束ねている。怪物の襲撃を受けた初日からずっと今まで暮らしている。

怪物が島まで来なかった為、音を立てて生活する事が可能で、外界の危険とは無縁となっている。
初日からラジオ局を通じて居場所を知らせる音楽を流して、生存者との接触に希望を持っていた。
応答がなく生存者たちが絶望していたが、リーガンとエメットがやって来た事で希望を持つ。
最後はリーガンたちのせいで怪物が島に来ると、彼らをラジオ局に連れていくも襲われて死亡。

リー・アボット(演:ジョン・クラシンスキー)

代表作に『ジャーヘッド』、『クワイエット・プレイス』などがあります。

アボット家の大黒柱。宇宙からの怪物によって危険が世界になるが、家族と安全な場所で暮らしていた。

マーカスの野球の試合に家族で観戦していたが、宇宙船から怪物の襲撃によって逃げ出した。
最後は家族を助ける為に犠牲となっていて、妻のエヴリンが子供たちを連れて安全な場所に行く。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は新型コロナウイルスの影響で公開が数日間延期されています。
この作品は元々続編を製作する予定がなかったが、一作目が予想以上の大ヒットによって監督のジョン・クラシンスキーが乗り出しました。
何かを制限してパニックを描く作品として、視覚を使えない『ブラインドネス』や『バード・ボックス』、睡眠を奪われる『AWAKE/アウェイク』などがあります。
このように近年では人間の行動を制限させる映画が多く作られ、本作はその一本としてヒットしています。
特に本作は相当インパクトがあったので、当時は似たようなタイトルの作品が多く出ました。
ある意味、そういう亜種の作品が作れるのはヒットした事もあるし、何より作りやすい設定だろうと思います。
前作ではすでに人々が怪物に襲われるような世界となっているが、本作はその始まりについて描いています。
謎だった部分が少しだけ解き明かされているが、残念ながら肝心の怪物の正体が分からないままになっています。
多分、これは三作目を狙っているあろうと思いますが、個人的には一作目としてもそこまでヒットしなかったです。
前作のラストでは逃げるしか選択肢がなかった状況だが、主人公たちが対抗手段を見つけて「俺たちの戦いはこれからだ」という感じで盛り上がりました。
もちろん、本作はそこからスタートしますが、前作と比べて家族の絆を描くシーンよりも、純粋に襲われる恐怖を描いている印象が強かったです。
本作でもすべてを出しておらず、島以外の生存者が凶暴になっている点、怪物の正体などなど、また謎を被せているから三作目の可能性が高いと思われます。
ただ、前作よりも踏み込んだ内容になっていて個人的には良かったが、三作目が本題に入っていくはずなので期待できるだろうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました