【災厄の家】VD-206

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洋画

作品データ

公開年月 2018/07/27
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 アンソニー・スコット・バーンズ
脚本 ネイサン・パーカー、マット・オスターマン
製作 ウルフ・イズラエル、マーティン・カッツ、ほか
製作国 カナダ、ドイツ、アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

大学生のイーサンはワイヤレスで電気を供給できる装置の研究に取り組んでいた。
ある日、両親が事故で亡くなってしまい、イーサンは幼い弟や妹の為に働きへ出て研究もいつしか忘れてしまう。
仕事から早く帰ったイーサンは、触れていなかったワイヤレス給電装置の実験を繰り返していくと、不可解な現象が起き始めるのだった。

登場人物&出演者

イーサン(演:トーマス・マン)

代表作に『プロジェクトX』、『キングコング:髑髏島の巨神』などがあります。

主人公。大学生。ワイヤレスで電気を供給できる装置の研究に没頭して実家に帰っていない。

装置の実験をするも失敗して、翌日には両親を事故で亡くして生活が一変してしまう。
仕事先の上司に早退させて家に帰ると、ずっと放置していた給電装置の実験をまた始める。
両親の霊だと思っていたが、実際は悪霊と化した幽霊だと分かって装置の破壊を決意する。
最後はトムに奪われた装置を破壊し、家を売って新たな生活をハンナたちとスタートさせた。

ハンナ(演:ニコラ・ペルツ)

代表作に『エアベンダー』、『トランスフォーマー/ロストエイジ』などがあります。

ヒロイン。大学生。イーサンの恋人で一緒に寮で同居している。彼の家族とも顔馴染み。

イーサンが両親を亡くして以来、生活が一変した彼とは会わず疎遠になってしまう。
装置の信号が幽霊を呼び寄せる相談をイーサンからされるが、本気に取り合わなかった。
その後、最初の実験を映したビデオから人の影があると知ってイーサンに見せた。
最後はベッカとマットを助けようとして装置が壊れ、家を売った彼らと一緒に住む事に。

マット(演:パーシー・ハインズ・ホワイト)

代表作に『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』、『ウィンターストーム/雪山の悪夢』などがあります。

イーサンの弟。坊主頭が特徴的。いつも友達を連れて一生懸命テレビゲームをしている。

両親を亡くしてからイーサンが面倒を見ているが、起こされてもギリギリで出て行く。
イーサンがまた装置の実験を始めた事に反発し、そのせいで両親が死んだとして彼を責めた。
装置で両親が帰ってくると分かって勝手に使い、友達を呼ぶも彼が幽霊を見て逃げ出した。
最後は悪霊に囚われたベッカを助けに行き、装置が壊れて家を売って新たな生活を始めた。

ベッカ(演:ケイト・モイヤー)

代表作に『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』などがあります。

イーサンの妹。毎朝カレンダーの日付を変える担当。水泳の息止めにチャレンジしている。

両親を亡くしてから元気がなく、学校でも他の友達と上手く接する事ができなくなっている。
イーサンが再び装置の実験を始めると、亡くしたはずの両親と会話をして信号を強くさせる。
装置によって悪霊を呼び覚まし、アリスという女の子を殺したヘンリーに囚われてしまう。
最後はイーサンが装置を壊した事で助かり、家を売って新たな生活をスタートさせた。

トム(演:ロバート・B・ケネディ)

代表作に『スーサイド・スクワッド』、『モリーズ・ゲーム』などがあります。

イーサンたちの近所に住んでいる電気技師。過去に妻を亡くしていてなんとか乗り越えた。

両親を亡くして毎日を忙しくしているイーサンに声をかけ、同じ辛さを分かち合った。
装置によってブレイカーが落ちる問題を相談され、家中の電気を集められるように改造した。
イーサンの装置が近所まで影響を与え、亡くした妻の幽霊を見て実験を止めるように言った。
最後は妻を蘇らせようと装置を奪い、イーサンを止めるも彼の言葉で正気を取り戻した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はNetflixで鑑賞したが、驚くほどの情報がほとんどありません。
主演を務めるトーマス・マンは『キングコング:髑髏島の巨神』にも出演し、これから期待される若手俳優の一人です。
その恋人役にはニコラ・ペルツが演じていて、こちらは『トランスフォーマー/ロストエイジ』では主人公の娘を演じていました。
このように超大作へ出演している二人がいるにも関わらず、ここまで情報がないのは本当に珍しい事です。
物語はワイヤレスで電気を給電できる装置を開発し、実験しているうちに何かを呼び出してしまうという内容です。
ワイヤレスで電気を給電する技術はすでにあるが、本作ではもっと一般的に使えるような大がかりな装置となっています。
しかし、そこから黒い煙みたいなモノを呼び出してしまい、見えない世界である幽霊が寄ってくるのです。
ただ、妄信的に主人公たちは両親の幽霊だと信じているけど、明らかに違うなのは分かってしまいます。
決して斬新なアイディアはないけど、きちんとまとまった内容で、幽霊が黒い煙から形を成していく過程はなかなか悪くない。
登場人物も限定されているところも非常に良く、きちんと主人公たちの目線で物語が展開していました。
もう少し幽霊の詳細を描写してくれれば、襲って来る怖さが倍増しただけに少し物足りなかったです。

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