【ウィリーズ・ワンダーランド】RE-3570

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あ行

作品データ

公開年月 2021/02/12
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 ケヴィン・ルイス
脚本 G・O・パーソンズ
製作 ニコラス・ケイジ、マイク・ナイロン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

車が故障し、人里離れた町に取り残された男は、通りかかった修理工に助けられた。
しかし、男は代金が払えず、支払いの代わりに廃墟となったテーマパーク「ウィリーズ・ワンダーランド」の清掃員として一晩だけ働く事に。
だが、そのパークにはかつて子供たちに大人気だった動物キャラクターのロボットたちが恐ろしい殺人鬼と化したのだった。

登場人物&出演者

寡黙な男(演:ニコラス・ケイジ)

近年の出演作に『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』、『アースフォール/JIU JUTSU』などがあります。

主人公。オーシャンブルーのカマロに乗っている。ヘイズビルの近くを走行してスパイクによりタイヤがパンクする。

近くの自動車修理工であるジェドに連絡をして、現金払いができず代わりに仕事をして返す。
「ウィリーズ・ワンダーランド」で掃除中に殺人動物ロボットに襲われるが、あっさりと撃退。
リヴたちが助けに来るも一切話しを聞かず、マイペースに仕事をしながらロボットたちを始末。
最後はロボットのボスを倒し、約束通り車を取り戻し、身寄りのないリヴと一緒に去った。

リヴ(演:エミリー・トスタ)

代表作に『Vikes』、『Selfie Dad』などがあります。

ヒロイン。ヘイズビルに住んでいる若い女性。「ウィリーズ・ワンダーランド」を燃やそうとして逮捕された。

実は「ウィリーズ・ワンダーランド」で両親を殺害され、ルンド保安官が親代わりをされる。
犠牲者をこ出さない為にテーマパークを破壊しようとして、クリスたちに協力を求める。
管理人を助け出そうとして一人で乗り込み、逆に殺人動物ロボットたちに狙われてしまう。
最後は管理人がボスの殺人動物ロボットを倒し、車を取り戻した彼と一緒にどこかへ去った。

クリス(演:カイ・カドレッツ)

代表作に『The Wrong Cheerleader』などがあります。

ヘイズビルに住んでいる若者の一人。ずっとリヴに片思いをして、彼女の為になんでもやりたがる。

保安官の家に監禁されていたリヴを見つけて解放し、テーマパークの破壊に賛同していく。
周辺にガソリンを巻いて火を付ける前に管理人を助けるリヴに従い、仲間と外で待機した。
リヴの悲鳴を聞いて中に入るべきと訴えるが、結果的に仲間全員を強制的に連れて出した。
最後は改心しようとするロボットに騙され、リヴが駆けつけたところで首を折られて死亡。

キャシー(演:ケイリー・コーワン)

代表作に『Sunrise in Heaven』、『Incision』などがあります。

ヘイズビルに住んでいる若者の一人。ボビーと付き合っている。セクシーな姿で色気を振り撒いている。

保安官の家に監禁されていたリヴを見つけると、ヘアピンであっさりと手錠を解錠した。
「ウィリーズ・ワンダーランド」を破壊するべくリヴに同行し、ずっとガムを噛んでいた。
クリスのせいでテーマパークの中に入っていき、ボビーと別の部屋でイチャイチャを始める。
最後は部屋の中にいた殺人動物ロボットに襲われ、ボビーとともに抵抗できずに殺された。

ボビー(演:テレイル・ヒル)

代表作に『スーパーフライ』、『ユダ&ブラック・メシア/裏切りの代償』などがあります。

ヘイズビルに住んでいる若者の一人。キャシーの恋人。人助けするより自分の命を第一にしている。

保安官の家に監禁されていたリヴを見つけると、手錠を外す為にカギを探すもムダになった。
リヴが一人でテーマパークの中に入ってピンチになり、クリスが助けようと言って否定した。
クリスのせいでテーマパークの中に入ると、キャシーと別室でイチャイチャを始めていた。
最後はクライマックスを迎える寸前に殺人動物ロボットに肩口を食われ、そのまま殺された。

ダン(演:ジョナサン・メルセデス)

代表作に『Truth or Dare』などがあります。

ヘイズビルに住んでいる若者の一人。メガネをかけている。自家製のタバコを作って持ち歩いている。

保安官の家に監禁されていたリヴを見つけると、手錠のカギを探しているとムダに終わる。
リヴがテーマパークの破壊をする為に付いて行くと、待機中にタバコを吸うも配合が分からず。
殺人動物ロボットたちが動き出して逃げ回って、気付いたら一人となっていて袋小路になる。
最後はニ体の殺人動物ロボットに迫られ、ただ怯えていたところで襲われて食い殺された。

アーロン(演:クリスティアン・デル・グロッソ)

代表作に『ネット有名人』、『School Spirits』などがあります。

ヘイズビルに住んでいる若者の一人。仲間の中で一番特徴がないが、ボビーの言葉に意見をしていた。

保安官の家に監禁されていたリヴを見つけると、ボビーの指示でカギを探すもムダになった。
リヴがテーマパークの破壊をする為に付いて行くが、一人で管理人を助ける彼女に従っていた。
ピンチになったリヴを助けたいクリスに反対するボビーが口論し、その間に入って止めていた。
最後はあれだけ怖がっていたのに油断していて、背後からロボットの攻撃を食らって死亡した。

ジェド(演:クリス・ワーナー)

代表作に『ノーカントリー』、『1883』などがあります。

ヘイズビルで自動車修理工場を経営している。タイヤがパンクした管理人の連絡を受けて引き取るに来る。

子供のイタズラで保安官のスパイクが盗まれ、そのせいで車のタイヤをパンクさせたと説明。
支払いをクレジットで済まそうとした管理人に使えないと話し、代わりの案を出し取引した。
実は過去にテーマパークで起きる事を知っており、保安官やオーナーと結託し生贄を集める。
最後は管理人とリヴが立ち去り、オーナーとオープンの話しをするが、ロボットにより爆死。

テックス・マカドゥー(演:リック・ライツ)

代表作に『悪魔が棲む家666』、『パーフェクト・ルーム』などがあります。

「ウィリーズ・ワンダーランド」のオーナー。過去に動物ロボットのせいで子供がケガして閉鎖を余儀なくされている。

テーマパークを再建させオープンを目指し、管理人の支払いをする代わりに掃除をさせていた。
実は過去にテーマパークで起きる事を知っていて、保安官たちと組んで生贄を用意していた。
ジェドが管理人の車を修理しテーマパークまで持ってくると、コレクションが増えると喜ぶ。
最後は管理人とリヴが去り、オープンできると喜ぶが、生き残ったロボットに爆破され死亡。

ルンド保安官(演:ベス・グラント)

近年の出演作に『僕と頭の中の落書きたち』、『ラッキー』などがあります。

ヘイズビルの女性保安官。長年に渡って保安官を勤めており、リヴの保護者として彼女の行動に手を焼いていた。

「ウィリーズ・ワンダーランド」に火を付けようとしたリヴを逮捕し、家の中に監禁した。
新人の保安官と一緒に夜勤をしていて、クリスから助けを求められて仕方なく現場に向かう。
あくまでリヴの救助をする為だけに来ると、新人の保安官に任せてテーマパークで待機した。
最後は生きていた管理人に驚いていたが、背後から来たボスの殺人動物ロボットに殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2021』にて上映された作品となります。
この作品は主演を務めるニコラス・ケイジが他に製作としても参加しています。
ニコラス・ケイジが主演に限らず製作にまで参加しているぐらい、本作には相当の気合いが入っているのが分かります。
なんと言っても、主人公である男を演じるニコラス・ケイジが最初から最後まで一切セリフを言わずに終わります。
近年ではニコラス・ケイジは世捨て人や狂人の役が多いのですが、今回はそれらとは一線を画するような作品となりました。
タイヤのパンクと修理の為に閉鎖されたテーマパークの掃除をするが、まさかちゃんと仕事をこなすとは思わなかった。
何よりちゃんとキレイに掃除をしていて、まるでプロの掃除人としか言えないぐらいに完璧な仕事をします。
更に地元の人間を恐怖に陥れる殺人動物ロボットについても、文句一つ言わずに黙って始末する強烈すぎるキャラクターを発揮しています。
他の要素についてはオマケのようなレベルになっていて、両親を殺人動物ロボットに殺されたヒロインの復讐を無意味にするぐらい暴れ回っていました。
ニコラス・ケイジが容赦なく殺人動物ロボットをピンチになる事なく倒していくが、そこには一種の爽快感があると思います。
そんな殺人動物ロボットは、設定として完全に『チャイルド・プレイ』のチャッキーのパクリと思えるぐらい似ていました。
ニコラス・ケイジは危険と思われる殺人動物ロボットたちを倒していく展開は、ある意味、セオリーを打ち破っていて面白いと感じました。

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