作品データ
公開年月 | 1977/11/18 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | ジェームズ・K・シェア |
脚本 | ラルフ・ルーカス、ジム・オペール |
製作 | ジェームズ・K・シェア、ダグ・ペズウィック |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
エンジンの原子炉が故障し、宇宙船からシャトルで脱出した宇宙飛行士たち。
そんな宇宙飛行士が不時着したのは太古の地球に似た惑星と知る。
更にそこでは巨大な恐竜が生息し、宇宙飛行士たちは生き残りをかけた戦いを挑むのだった。
登場人物&出演者

代表作に『エージェント・スミス』、『僕が結婚を決めたワケ』などがあります。
宇宙船の船長。エンジンが故障したせいでスペースシャトルで避難し、近くの惑星に不時着を決意する。
湖に不時着して宇宙船が沈んでしまい、通信機もダメになって生き残る事を優先させていく。
恐竜がいる危険な惑星だと知って、消極的な行動を選択する事にジムから批判を受けていた。
犠牲者が出てティラノサウルスを倒す作戦を考えて、誘き出そうと勝手に行動してしまう。
最後はティラノサウルスを見事に撃退して、生存者たちとコミュニティを作って生活していた。

代表作に『Death Dimension』などがあります。
宇宙船の副船長。リー船長を頼りにしていて、彼の判断で惑星に不時着する際に従っていた。
ジムの次にリー船長から頼られていて、レーザー銃を片手に民間人たちを守っていた。
リー船長とジムの対立を見ていて、なんとか二人の仲を取り持とうとするも拒まれていた。
火打ち石を探す時にクモに襲われそうになって、ジムに助けられた事で彼を気にかけていた。
最後はティラノサウルスを倒してジムの生存に安堵し、他の生存者たちと惑星で暮らしていた。

代表作に『Sweet Sugar』、『サランドラ』などがあります。
宇宙船の機関士。宇宙船のエンジンが故障して、リー船長の判断で惑星に不時着した事に不満を持つ。
宇宙船が湖に沈んでいく間にみんなと泳いで岸に到着して、リー船長の計画を黙って聞いた。
レーザー銃を片手にリー船長の片腕として動くが、彼をリーダーとして認めずに不満を漏らす。
非常な判断は必要だと考えていて、パーティで盛り上がる他の人と交わらず見張りをしていた。
最後はリー船長の勇気を認め、ティラノサウルスを倒して、生存者と惑星に暮らしていた。

本作が長編映画デビュー作となります。
宇宙船の航海士。エンジンが故障すると、近くに空気のある惑星があるとリー船長に提案していた。
湖に宇宙船が不時着して、通信機を忘れたとして泳ぐが、もう一人の航海士が食われて戻った。
上半身裸のまま行動していて、なぜかシャーロットと仲良くなって一緒に行動をしていた。
その後は上半身裸である事以外は特に何もしないが、小さな恐竜を仕留める為に狩りを行う。
最後はティラノサウルスを見事に撃退すると、シャーロットとの間に子供が生まれていた。

代表作に『Appointment with Fear』などがあります。
宇宙船の乗組員。エンジンが故障して危険な状況になって、不安がっていたダーナを落ち着かせていた。
惑星に不時着して湖から慌てて岸にたどり着くと、悪態をついていたベイラーを宥めていた。
機械を用いて惑星で食べられそうな植物を調べていて、腹が減ったダーナに木の実を手渡した。
チャックとは恋人のような関係になって、航海士である彼に地球がどこにあるか尋ねていた。
最後はティラノサウルスを倒し、チャックとの間に子供が生まれて、数字などを教えていた。

代表作に『レイジング・サンダー』、『ファントム・ソルジャー』などがあります。
宇宙船の乗組員。エンジンが故障してリー船長が惑星に不時着すると決定し、当初は賛同していなかった。
湖に宇宙船が沈んでしまい、少ない装備からリー船長に今後の計画について黙って聞いていた。
怯えていたダーナを気にかけ、水に入りたくない彼女にレーザー銃を渡して破壊されていた。
リー船長から注意を受けて反省すると、ダーナをアゴで使うベイラーに対して突っかかった。
最後はティラノサウルスを倒そうと餌を捕まえるが、逃げ切れずに食い殺されてしまう。

代表作に『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』などがあります。
宇宙開発会社の副社長であるベイラーの秘書。エンジンが故障した事によってパニックを起こしていた。
湖で航海士の一人が食い殺され、水に入る事を嫌がると、マイクからレーザー銃を渡され壊す。
ベイラーにアゴで使われるような状態に、マイクが反論してもらい、その場で辞職を果たす。
マイクのおかげで自由になった事で彼と一緒に過ごして、段々と彼との距離を縮めていた。
最後はティラノサウルスの襲撃で逃げ遅れ、そのまま食い殺されて洞窟に連れ去られた。

代表作に『爛漫たる情痴』、『クロコダイル・ダンディー in L.A.』などがあります。
宇宙開発会社の副社長。エンジンの故障に対応するリー船長に文句を言って、自分を護衛する命令を下していた。
湖に不時着して岸にたどり着くと、救助隊がすぐに来ないと分かってリー船長に文句を言う。
ダーナをアゴで使って自分は何もしなかったが、物怖じしないマイクに注意されてしまう。
リー船長の指示でナイラと外の見張りを言い渡され、文句を言いながらも仕方なく従っていた。
最後はトリケラトプスの卵を盗もうとして、母親に見つかり、
感想
[個人的な評価]
本作は『フレッシュ・ゴードン』、『スター・ウォーズ』などでアニメーターを務めたダグ・ペズウィックが製作として参加しています。
この作品は恐竜好きのアニメーターたちが集まって、自主制作映画として作ったようです。
その為、出演者のほとんどは素人同然であって、残念ながらストーリーは二の次になってしまっています。
とある惑星に不時着したら、そこは恐竜が普通にいるようなところで、宇宙飛行士たちは生き延びる為にサバイバルするという分かりやすい展開です。
船長を中心に生き残ろうとしているけど、なぜか機関士が最初からリーダーに相応しくないとしてケンカ越しになっています。
多分、これで多少の抑揚をつけようとしているが、未知の惑星にいるならば、敵対するより協力するべきという常識を打ち破っています。
登場人物たちを襲うメインの恐竜はティラノサウルスとなるが、当時はまだゴジラのような立ち方で今とはまったく違います。
ストーリーや出演者の演技は素人レベルだが、恐竜についてはストップモーションを使った独特な味が出ています。
今のCGが当たり前の映画業界の前は、このようなストップモーションが中心だったと分かる。
犠牲者を数人出しながらも、ティラノサウルスの協力して倒していき、エンディングでは原始的な生活ながら子供まで生まれるほど登場人物が馴染んでいました。
本作はあくまで当時観ていた人たちの思い出補正で評価は高いだろうが、初めて鑑賞する側として欠点だらけで退屈な作品と感じてしまう。
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