【東京リベンジャーズ】RE-3756

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作品データ

公開年月 2021/07/09
ジャンル SF/アクション
原作 和久井健 『東京卍リベンジャーズ』
監督 英勉
脚本 高橋泉
製作 岡田翔太、稲葉尚人
製作国 日本
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

冴えない人生を送る27歳のフリーター・タケミチはある日、テレビのニュースでかつての恋人ヒナタが殺された事を知った。
翌日、駅のホームから転落したタケミチは気付くと10年前にタイムリープし、最悪な高校生活をやり直した彼は弟ナオトからヒナタを救う方法を教えられる。
しかし、それはヤクザも恐れる不良組織“東京卍會(トーマン)”を消滅させる事で、ヘタレなタケミチは過酷なミッションに挑むのだった。

登場人物&出演者

タケミチ/花垣武道(演:北村匠海)

代表作に『君の膵臓をたべたい』、『とんかつDJアゲ太郎』などがあります。

主人公。フリーター。ニュースで高校時代の恋人だったヒナタの死を知る。バイトでは常に怒られている。

電車に轢かれる寸前に10年前へタイムリープし、ナオトとの握手で現代に戻る能力を持った。
10年前のナオトに忠告して帰ってくると彼が刑事になり、ヒナタを助ける為に協力される。
自分を変えようとして奮起し、マイキーたちから一目を置かれ、彼らの真の姿を知っていく。
最後はドラケンを助ける為に立ち上がり、キヨマサを倒してヒナタを見事に救う事ができた。

ヒナタ/橘日向(演:今田美桜)

代表作に『ヲタクに恋は難しい』、『スマホを落としただけなのに/囚われたの殺人鬼』などがあります。

ヒロイン。高校時代の武道の彼女。10年後は“東京卍會”の抗争に巻き込まれ、弟ともに死亡してしまう。

タケミチがキヨマサたちにボコボコにされ、家の前にいた彼を見て笑顔を浮かべて迎えた。
裏切ったキヨマサにまたも倒されたタケミチを見つけ、彼らしさを説明して立ち上がらせた。
過去にコンビニバイトでチンピラに絡まれていると、タケミチに助けられた事で好きになる。
最後はドラケンを助けた事でマイキーは変わらず、抗争に巻き込まれずタケミチと再会した。

ナオト/橘直人(演:杉野遥亮)

代表作に『羊とオオカミの恋と殺人』、『バイプレイヤーズ/もしも100人の名脇役が映画を作ったら』などがあります。

ヒナタの弟。高校時代は体が大きかったが、気弱な性格のせいでなぜかチンピラに絡まれてしまう。

タイムリープしたタケミチが助けようとして失敗し、10年後に姉を守るように言い渡された。
10年後は死なず刑事になっていたが、姉は助からなかった事でタケミチを助けて説明した。
タケミチと握手する事で元の世界に戻ると理解し、姉を助ける為マイキーの殺害を提案した。
最後はタケミチがドラケンを助けた事で姉が死なず、マイキーのタトゥーが消えるのを見た。

アッくん/千堂敦(演:磯村勇斗)

代表作に『ういらぶ。』、『ヤクザと家族/The Family』などがあります。

溝高五人衆のリーダー格。紫の頭髪にリーゼントの髪型をしている。将来は美容師になるのが夢としている。

10年前にタイムスリープしたタケミチの言動の意味が分からず、渋工とのケンカに向かった。
キヨマサたちにボコボコにされて奴隷生活を送り、殺そうとするもタケミチに止められた。
10年後はキサキの奴隷となり、タケミチを殺すように言われるも失敗し、後悔して自殺した。
最後はタケミチの言葉で美容師としての道を歩んで、無事に自分の店を持つようになった。

ドラケン/龍造寺堅(演:山田裕貴)

代表作に『闇金ドッグス』シリーズ、『HiGH&LOW』シリーズなどがあります。

“東京卍會”の副総長。奇抜な髪型と龍のタトゥーを左の側頭部にしている。大柄でバケモノみたいな強さを持つ。

ケンカ賭博で自分たちの評判を落とすキヨマサを怒鳴りつけ、タケミチの心意気に注目した。
マイキーがタケミチと友達になる事に賛同し、止めようとしたヒナタの強さも認めていた。
メンバーの恋人がボコボコにされ、父親から怒鳴られると、マイキーに頭を下げさせて謝罪。
最後はキサキの罠にかかり、キヨマサに腹を刺されるが、タケミチのおかげで命は助かった。

マイキー/佐野万次郎(演:吉沢亮)

近年の出演作に『AWAKE』、『さくら』などがあります。

“東京卍會”の総統。圧倒的な身体能力を持つ。社会のルールを平然と破るが一般人には絶対手を出さない。

ケンカ賭博をしていたキヨマサを見つけると、自分たちの名前が汚れるとして制裁を加えた。
絶対に退かない心意気を持ったタケミチを認め、彼が死んだ兄に似ている事から友人となる。
ヒナタの強い精神力を見て武道に「いい女」だと認め、ドラケンとともに礼儀を見せた。
最後は罠にかかったドラケンを救出して、手術が成功した事で一人となって涙を流していた。

キヨマサ/清水将貴(演:鈴木伸之)

代表作に『ストレイヤーズ・クロニクル』、『HiGH&LOW』シリーズなどがあります。

“東京卍會”のメンバー。渋工でケンカ番長をしている。ケンカを売りに来た武道たちと遭遇した。

大きな体格と威圧感で武道たちの前に現れ、溝高五人衆をボコボコにして彼らを奴隷にした。
ケンカ賭博でタケミチの挑戦を受け、一方的にボコボコにしているとマイキーに止められた。
マイキーに瞬殺されドラケンから追放されると、キサキと接触して“愛美愛主”に入る。
最後はドラケンを背後から刺し、タケミチの邪魔をしてタイマン勝負するも負けてしまう。

長内信高(演:湊賀喜)

代表作に『灰色の壁/大宮ノトーリアス』などがあります。

“愛美愛主”の八代目総長。暴走族に限らず一般人まで巻き込んで悪名を轟かせる。大柄でリーゼントを気にする。

“東京卍會”のメンバーとゲームセンターでボコボコにして、その恋人まで暴行を加えた。
宣戦布告をもらって予定よりも早くマイキーたちの前に現れて、マイキーに瞬殺されていた。
キサキの入れ知恵でドラケンを潰す為に罠を仕掛け、多数で襲いかかるも倒せずにいた。
最後は助けに来たマイキーとタイマン勝負するが、善戦していたが最終的に倒されてしまう。

キサキ/稀咲鉄太(演:間宮祥太朗)

代表作に『お前はまだグンマを知らない』、『全員死刑』などがあります。

“愛美愛主”のメンバー。メガネをかけたインテリ風の容姿。総長の長内にアドバイスをして現場には出ない。

10年後は“東京卍會”のナンバー2となっていて、総長であるマイキーの補佐役をしている。
高校時代はずっと“東京卍會”に注目して、ドラケンを消す為の罠を長内に助言していた。
10年後では死んだドラケンの墓参りに従っていて、マイキーのタトゥーについて話していた。
最後はドラケンを助けに向かったマイキーと鉢合わせするが、何も言わずに立ち去った。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は和久井健の漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画となります。
この作品は新型コロナウィルスによって延期になってしまい、9ヶ月後に公開されました。
原作である漫画の方が大ヒットして話題となったという事で、実写映画化されたので仕方なく鑑賞しました。
ハッキリ言って、個人的な生き方として不良たちの言動には何一つ共感できないし、社会のルールを無視する彼らは好きになれません。
なので、どうしてもこういうジャンルは生き方の違いから面白いとは思えないが、本作も残念ながら例に漏れない感じでした。
まず、主人公がクズでヘタレな性格で周りに振り回される時点で、自分とは生き方が真逆だからまったく理解できなかったです。
物語の中で成長していくという意味ではマイナスからのスタートで、非常に分かりやすい展開であるけど、とても共感はできなかった。
そんな主人公に惚れてしまうヒロインも理解できないので、本作において二人のロマンスが一番見ていて苦痛でした。
ただ、その代わりとして10年後のヒロインを巻き込んでしまう半グレ集団の頭であるマイキーとドラケンの関係性は非常に良かった。
マイキーというキャラクターは肉体が強くても心が弱く、導いてくれる人間がいないと暴走してしまう危険を持っている。
逆にドラケンは見た目こそ怖い感じだが、人の心を見抜く洞察力や同情できて、自分たちと違う世界の人間を巻き込まない常識的な部分があった。
特に本作で感動した部分はそのやり取りであり、この作品でドラケンというキャラクターがいなければずっと苦痛でしかなかったです。
物語のキーパーソン的な存在であって、未来を変えるだけの絶対的なキャラクターなので、主人公たちよりも魅力的に見えました。
何よりドラケンを演じている山田裕貴の演技が非常に良く、人の心を思う場面では一番盛り上がったと思います。
ヤンキー漫画は理解できないし、不良の生き方も理解できないので、本作については仕方なく鑑賞したという感じになりました。

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