【1/8ハチブンノイチ】VD-702

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アクション

作品データ

公開年月 2019/05/01
ジャンル アクション/サスペンス
原作 なし
監督 ディオゴ・モルガド
脚本 ディオゴ・モルガド、ペドロ・モルガド
製作 ディオゴ・モルガド、ペドロ・モルガド
製作国 ポルトガル
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

人類の多くが死に絶え、壊滅へのカウントダウンが始まった近未来の地球。
残された人々は無人島を舞台にしたリアリティショー“ソルム・アイランド”が開催され、アイテム1つとカメラだけを持ち込む。
無人島では自給自足の生活をセルフ撮影し、最後までギブアップしなかった者が勝者となり、参加者の男女8人は勝利を目指して番組がスタートするのだった。

登場人物&出演者

キャロル(演:カタリーナ・ミラ)

代表作に『Ruas Rivais』、『ゾンビ・サファリパーク』などがあります。

リアリティショー“ソルム・アイランド”に参加する一人。27歳のイギリス人で植物学者。

一日目は歩くだけ歩いていて、植物を見つけると興味深く見て自然との調和を重視していた。
小さい頃から植物と会話していて、孤立していたが、それこそが才能だと分かって納得した。
ポールとは夫婦だと判明して、宇宙人から選ばれた存在だと言われて生き残りを優先された。
最後はスコットに言われて救出ポイントに到着し、宇宙人に迎えられて仲間と宇宙へ出た。

スコット(演:ゴンザロ・ラモス)

代表作に『フロントミッション/革命の反逆者たち』、『ネバー・ダイ/決意の弾丸』などがあります。

リアリティショー“ソルム・アイランド”に参加する一人。30歳のカナダ人で講演者。

一日目は海の近くで過ごし、翌日に起きてカメラの前で「感謝の意」を述べて中に入った。
二日目に釣りをしようとしてリアムに襲撃され、キャロルたちと合流して一緒に行動する。
ポールから事実を言われても受け止める事ができず、リアムの襲撃を受けて仕方なく逃げた。
最後はリアムの暴走を止めて、キャロルを行かせると、助からないと理解して通信機で死亡。

クリストフ(演:ルイス・ロウレンソ)

代表作に『Marcas Soltas』、『Parque Mayer』などがあります。

リアリティショー“ソルム・アイランド”に参加する一人。34歳のフィンランド人でエンジニア。

出発の前に行われたインタービューで、生き残る為には環境に適応するべきだと主張した。
一日目は周囲を観察しながら斧を持ってきた事が正解だと話し、イカダを作り上げた。
リアムから逃げるキャロルたちと合流し、通信機で助けを呼ぶべきだと話すも却下された。
最後は生きていたリアムから逃げるが、止まっていたところで後ろから刺されて死亡した。

エマ(演:アンナ・ルドミラ)

代表作に『The Pit』、『ぼくらは”テルマ&ルイーズ”』などがあります。

リアリティショー“ソルム・アイランド”に参加する一人。40歳のブラジル人で精神科医。

出発の前に行われたインタービューで、精神科医らしく孤独こそが最大の敵だと分析した。
一日目は木陰を探し当てると、持ってきたビニールシートを屋根にして寝床を作っていた。
二日目にサラの死体を発見して、カメラの録画とリアムの存在で怯えてキャロルたちと合流。
最後は足をくじいて動けなくなり、襲撃したリアムに捕まるが、通信機を使って死を選んだ。

ジョン(演:フランシスコ・フローエス)

代表作に『ファイナル・デイ』、『タイムカプセル/思い出の救済』などがあります。

リアリティショー“ソルム・アイランド”に参加する一人。28歳のアメリカ人で探検家。

出発の前に行われたインタービューで、適応できない事はないとして自信を持っていた。
一日目は勘を頼りにして断崖を背にして、木の枝を使って寝床を作るとカメラの前で話した。
二日目はカメラに向けて空腹はガマンできるが、水分だけはしっかりと取るべきだと説明。
最後は何も知らずに水筒へ水を入れたが、背後に潜んでいたリアムの襲撃で殺害された。

サラ(演:マリア・ボテーリョ・モニツ)

代表作に『Mau Mau Maria』、『Irregular』などがあります。

リアリティショー“ソルム・アイランド”に参加する一人。32歳のノルウェー人で研修医。

出発の前に行われたインタービューで明るく対応し、笑顔で自分こそが優勝すると主張した。
一日目は枝が湿気っていると文句を言って、火が付かず、別の場所に移ってなんとか眠った。
二日目に目を覚ましてカメラの前で状況を報告し、カタツムリのシチューを自慢していた。
最後は石のせいでバランスを崩し、足を骨折してリタイアを宣言し、通信機を使って死亡。

ポール(演:ダーウィン・ショウ)

代表作に『THE BIBLE/選ばれし者たちの歴史物語』、『サン・オブ・ゴッド』などがあります。

リアリティショー“ソルム・アイランド”に参加する一人。他の参加者と違って素性が分からない。

一日目が始まった時に早速と通信機とカメラを破壊して、キャロルとすぐに合流を果たした。
リアムが参加者を殺害している事が分かっていて、説明をしないで逃げるように告げた。
その正体は天文学者で宇宙人とのコンタクトを成功させ、地球が終わりだとキャロルに話す。
最後はキャロルが妻だと話して、リアムの暴走を止められず、彼に首を折られて死亡した。

リアム(演:カルロス・カルバリョ)

代表作に『A Esperança é a Última que Morre』、『The Last Bite』などがあります。

リアリティショー“ソルム・アイランド”に参加する一人。ポールと同様に正体が分からない状態で始める。

一日目から手渡されたカメラと通信機を破壊して、持ってきた弓矢を手にして参加者を探す。
その正体はポールの友人で天文学者で、宇宙人のテクノロジーで地球を救おうと考える。
スコットを襲撃し、ジョンを殺害し、ポールと和解せずに首を折って、エマを追い詰めた。
最後はキャロルたちを追撃するが、スコットに止められ、諦めて死を選ぶとして彼に頼んだ。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は俳優として活躍するディオゴ・モルガドにとって長編映画2作目となります。
この作品は珍しいポルトガル産となっていて、非常に興味深いと少しだけ期待しました。
実際に始まると、『ハンガー・ゲーム』や『バトル・ロワイアル』など似た、生き残るをかけるような作品という流れで展開します。
ただ、参加者同士が争うのではなく、あくまで最後まで生き残る事だけが目的となっている。
そのままだと平和に終わるような感じになるはずが、当然のように物語をかき回すような役が登場します。
問題はそこじゃなく、物語の全容が語られないまま終盤まで引っ張っていくような構成になっていました。
この引っ張ったネタバレが面白ければいいけど、地球が滅亡して、宇宙人が仕組んだというぶっ飛んだ設定がいきなり登場して意味不明としか言えない。
これは完全に本作が監督の自己満足にしか思えず、メッセージとして地球を大切にしようというテーマだが、あまりにも作品の色と合っていなかった。
一見して複雑のような印象を持ってしまうが、単純に監督が思い描く世界観をちゃんと説明していないだけにしか感じられなかった。
このような作品に芸術性を求めるべきじゃなく、観ている側を楽しませる内容じゃないといけないと改めて感じさせた。
ポルトガル産の作品として期待してしまったのが失敗で、素直にハードルを下げるべきだったと思います。

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