【ラトルスネーク】VD-606

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洋画

作品データ

公開年月 2019/10/24
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 なし
監督 ザック・ヒルディッチ
脚本 ザック・ヒルディッチ
製作 ロス・M・ダイナースタイン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

離婚を決めたカトリーナが娘のクララとともに車で遠くにある母親の家へ向かっていた。
道中にタイヤがパンクし、カトリーナが交換していた時に外で遊んでいたクララがガラガラヘビに噛まれてしまう。
カトリーナは近くのトレーラーハウスの女性に助けを求めたが、クララを助ける魂の代償を要求されるのだった。

登場人物&出演者

カトリーナ・リッジウェイ(演:カーメン・イジョゴ)

代表作に『ネゴシエーター』、『エイリアン:コヴェナント』などがあります。

主人公。夫と離婚しようとして実家へ娘と向かっていた。飛行機が苦手という理由で車を運転していた。

荒野の道路でタイヤがパンクし、遊んでいた娘がガラガラヘビに噛まれて助けを求めていた。
トレイラーハウスに住む女性が毒を治すが、魂の代償が必要として日没まで誰かを殺す事になる。
恋人に暴力を振るうビリーに目をつけ、銃まで買って荒野に連れ出すが、逃げられて自殺を選択。
最後はビリーがガラガラヘビに噛まれてトドメを刺して娘は助かるが、死人の姿が見えてしまう。

クララ・リッジウェイ(演:アポロニア・プラット)

本作が長編映画デビュー作となります。

カトリーナの一人娘。両親が離婚する事を理解しておらず、単純に祖母の家に遊びに行くと思っている。

荒野の道路でタイヤがパンクすると、交換する母親を手伝わず遊んでいたらガラガラヘビが噛む。
重傷になってトレイラーハウスの女性が治してくれるが、魂の代償を必要として人質にされる。
病院で支払いを命じられた母親が信じられず、一瞬だけ死にそうな姿にされて説得をされた。
最後はビリーの死で魂の代償が完了するが、母親と同じく死者が見えるようになってしまう。

チャーリー(演:デヴィッド・ヨウ)

代表作に『サウスバウンド』、『この世に私の居場所なんてない』などがあります。

違法に銃を売っている男性。テキサス州以外から来た人間に金さえもらえば、手続きなしで希望の銃を渡す。

妻が珍しいハーブを育ていたが、ある日、銃をもらって自殺した過去を持っている。
カトリーナの免許証を見て本物だと分かると、金を受け取ってグロックという銃を渡していた。
銃弾を別料金で手に入れると、サービスで銃の撃ち方を教えると提案するも拒否された。
最後はカトリーナが殺人する事を見抜き、どのような人間を殺すのか聞くも結局は無視された。

アビー(演:エマ・グリーンウェル)

代表作に『フラワーショウ!』、『高慢と偏見とゾンビ』などがあります。

ビリーの恋人。ビリーによって支配されており、抵抗もできないまま言いなりになっている。

バーに駆けつけてビールを飲んでいたが、追いかけてきたビリーに言われて店を出ていく。
ビリーが暴力を振るっている事が有名であり、バーの店主にも心配されるほどボロボロである。
家では完全にビリーの支配下に置かれ、彼が格闘技の番組を見ている間は何かを持たされる。
最後は娘の為に銃で脅してきたカトリーナに何もできず、出かけたビリーたちを見届けていた。

ビリー(演:テオ・ロッシ)

代表作に『クローバーフィールド/HAKAISHA』、『アーミー・オブ・ザ・デッド』などがあります。

アビーの恋人。アビーを暴力で支配して、行きつけのバーでも迷惑をかけるも気にしていない。

ビールを飲んでいたアビーを追いかけてくると、連れ戻す為に強い言葉を使って脅迫した。
家ではアビーを完全に支配していて、格闘技の番組を見ながら彼女に何かを持たせている。
娘が助かる為にカトリーナが魂の代償に選ばれ、銃を突きつけられ、一緒に荒野の方に向かう。
最後は自殺しようとしたカトリーナを邪魔し、ガラガラヘビに噛まれ、トドメを刺されて死亡。

スーツの男(演:ブルース・デイヴィス)

代表作に『ジュラシック・ユニバース』、『ヴァスト・オブ・ナイト』などがあります。

町を訪れて病院に入院させたカトリーナの前に現れる黒人男性。状況が分からないカトリーナにルールを説明する。

その正体は食堂で見知らぬ男に刺されて死亡し、魂の代償として選ばれて囚われている存在。
どうしても魂の代償について理解できないカトリーナに対して、娘の毒を元に戻してみせた。
最後は病院のスタッフと警備員を呼んだカトリーナの前から消えて、言葉だけを残していた。

トレイラーハウスの女(演:デブリアナ・マンシーニ)

代表作に『消えた天使』、『クレイジー・ハート』などがあります。

荒野にポツンとあるトレーラーハウスに住んでいる女。レコードをかけて大きな音を響かせている。

ガラガラヘビに噛まれたクララを連れてきたカトリーナを見て、治療ができるとして預けた。
支払いは後で請求すると冷静に話し、隣町に病院があると伝えてカトリーナにタイヤ交換させる。
タイヤ交換をしたカトリーナが戻ってくるが、すでに姿がなくクララの傷がなくなっていた。
最後はカトリーナが動く場所に黒い影として現れ、助かったクララにも見えるようになっていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
タイトルの意味はガラガラヘビで、原題にもなっているけど、ちょっと違うような気がした。
物語のきっかけとしてガラガラヘビは分かるが、それをタイトルにするにはムリがあった。
理不尽な選択を迫られる事になる主人公だが、ルールを理解するまでの段階が早すぎると感じた。
前提条件として何をすればいいか分かっている状態なので、何も知らない側からしたらご都合主義に感じられた。
特に最悪なのは明確なルールどころか、なぜ魂の代償が必要なのか説明はないし、どのような力が働いているのか分からない。
つまり、この作品はなんでもアリ状態になっていて、それだと鑑賞する側が強引に納得しない限り理解できません。
多分、監督の中ではしっかりしたルールもなく、なんとなく娘の命を助けようする葛藤だけしか注目していない。
本来なら鑑賞する側が納得するような理由を提示するべきで、ルールの上で主人公の葛藤があれば説得力があったと思います。
残り7時間で他人の命を奪うまでの過程がシンプルすぎて、重要な主人公の葛藤がダイジェスト版のように薄っぺらい感じでした。
これはアメリカだからなのか分からないが、まず、日本ではごく一般の人がそのような凶行に及ぶ事は選択に入らない可能性の方が高い。
とにかく、本作は描きたい事の舞台や設定が表面上でしかなく、葛藤を扱う作品としてはあまりにも雑で適当すぎると感じました。

コメント

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