【ハード・キル】VD-589

スポンサーリンク
アクション

作品データ

公開年月 2020/08/14
ジャンル アクション
原作 なし
監督 マット・エスカンダリ
脚本 ジョー・ルッソ、クリス・ラモント
製作 ランドール・エメット、ジョージ・ファーラ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

世界を破壊する絶大な力を持つ量子AIシステム“プロジェクト725”は、最凶のテロリストであるバードナーの策略で奪われてしまう。
事態解決の為にシステム開発会社のCEOのデイトンは、凄腕の傭兵デレク・ミラーをリーダーとする精鋭部隊を雇って奪還を目論む。
任務に挑むデレクたちの前には完全武装した圧倒的な数の戦闘員と、人質に取られていたデイトンの娘という絶望的な状況に遭遇するだった。

登場人物&出演者

デレク・ミラー(演:ジェシー・メトカーフ)

代表作に『ゾンビ・ホスピタル』、『大脱出2』などがあります。

主人公。傭兵。精鋭部隊を率いている。過去にパードナーと対決して危うく殺されかけてしまう。

以前軍隊で一緒に戦っていたフォックスから依頼されると、デイトンの護衛を引き受ける。
実際に現地へ到着すると、護衛じゃなく人質となった娘を助ける任務に仕方なく同意した。
仲間が次々と倒れてしまうが、なんとか説得してデイトンやエヴァたちを助けようとする。
最後はパードナーとタイマン勝負で劣勢になるが、駆けつけたデイトンに助けられた。

デイトン(演:ブルース・ウィリス)

近年の出演作に『コズミック・シン』、『アンチ・ライフ』などがあります。

量子AI“プロジェクト725”を開発した会社のCEO。元レンジャー特殊部隊の兵士で大企業の社長となる。

天才的なプログラマーである娘が開発した“プロジェクト725”をパードナーに奪われた。
フォックスの助言でミラーたちを雇うと、彼らを説得して娘を助けるも逆に捕まった。
パードナーに暴行される娘を見ていられず、認証コードをしゃべるもギリギリで使われず。
最後は“プロジェクト725”を破壊させ、脱出するついでにパードナーを殺して娘と帰った。

エヴァ(演:ララ・ケント)

代表作に『10ミニッツ』、『スプリー』などがあります。

デイトンの娘。天才的なプログラマー。たった一人で世界を崩壊させる量子AI装置を開発してしまう。

人類がより住みやすい世界の為に使おうとしたが、会社が軍事利用しようとして裏切った。
なぜかパードナーに装置を渡してしまうが、そのせいで父親やミラーたちに迷惑をかける。
すべての元凶でありながら被害者のような立ち回りをして、父親が人質になってしまう。
最後は“プロジェクト725”を破壊して、脱出する際に苦戦するミラーを助けて帰った。

サーシャ(演:ナタリー・エヴァ・マリー)

代表作に『ダブル/フェイス』などがあります。

ミラーの精鋭部隊に所属する女性傭兵。兄のハリソンとともにミラーの指示に従う。男に対して厳しい。

デイトンから雇われたミラーの提案をされると、大金が手に入るとして参加に賛同した。
悪い予感をして辞退しようとした兄を説得し、現地に到着すると話しが違っても同意した。
銃撃戦でミラーを助けた兄が射殺され、ブチ切れて敵に弾幕を食らわせてケガを負った。
最後はミラーが単独で敵を一掃し、デイトンが決着をつけて、兄の遺体を忘れて帰った。

フォックス(演:テキサス・バトル)

代表作に『ファイナル・デッドコースター』、『マローダーズ/襲撃者』などがあります。

デイトンに雇われた元軍人。ミラーと過去に同じ部隊で戦場に出て、彼の実力を高く評価している。

事情を隠しながら大金を得られるとして、ミラーが率いる精鋭部隊を引き込む事に成功する。
現地に到着してパードナーがやって来る事を話し、反対される中でデイトンが説得した。
勘が鈍っているせいで油断していて、銃撃戦で前に出て撃たれてハリソンが結果的に死ぬ。
最後はサーシャに謝って許してもらい、パードナーが倒され、笑顔でミラーで帰っていった。

ダッシュ(演:スウェン・テメル)

代表作に『バックトレース』、『リーサル・ストーム』などがあります。

ミラーの精鋭部隊に所属する傭兵。ミラーを完全に信用していて、サーシャとハリソンの兄妹とも仲が良い。

デイトンから雇われたミラーの提案をされると、サーシャと同じく大金で賛同をしていた。
現地に到着して話しが違うと分かりながらも、ミラーとデイトンの説得で戦う事を決意する。
劣勢に立たされている状況になると、なぜか裏切ってエヴァをパードナーに引き渡した。
最後は大金を約束するも当然のように裏切られ、銃撃を食らって死亡して状況を悪化させた。

ハリソン(演:ジョン・ガラニス)

代表作に『マローダーズ/襲撃者』などがあります。

ミラーの精鋭部隊に所属する傭兵。サーシャの兄。妹と同じようにミラーを完全に信頼している。

デイトンから雇われたミラーの提案をされると、大金に裏があるとして悪い予感がしていた。」
現地に到着して依頼の内容と違っていて、悪い予感が的中してもミラーの説得で決意した。
パードナーの部隊を妹と倒していくが、本格的な銃撃戦で劣勢になっても応戦していた。
最後は銃撃戦の中で倒れたフォックスを助けるミラーの代わりに銃弾を食らって死亡した。

パードナー(演:セルジョ・リッツート)

代表作に『10ミニッツ』、『THE LAW/刑事の掟』などがあります。

悪役。世界的に有名なテロリスト。今の世界は終わっているという思想を持ち、リセットしようと考えている。

エヴァから接触を受けて“プロジェクト725”を渡され、その性能を試して可能性を知る。
自在に使う為に認証コードをデイトンから手に入れるべく、エヴァを人質にして行動する。
ミラーたちが雇われていたが、圧倒的な有利な状況で確実に認証コードが入手できると豪語。
最後はミラーからタイマン勝負を挑まれて勝ちそうになると、デイトンに撃たれて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『アイリッシュマン』の製作陣が再集結した作品となります。
いつものブルース・ウィリスが小銭稼ぎの作品となったが、意外にもちゃんと演技をしていました。
まず、元軍人が大企業の社長という設定がファンタジーとなっているが、これはブルース・ウィリスだからでしょう。
ブルース・ウィリスはこういうメジャーじゃないマイナーな作品に多く顔出しをして、大御所という存在感で迎えられています。
そもそも、本作はすべての設定がファンタジーなので、現実的なモノを求めるのはナンセンスかもしれない。
主人公は傭兵部隊を率いるジェシー・メトカーフになっていますが、ハッキリ言って存在感がほとんどありません。
リーダーという役割を果たしていて、ちょっとした過去のエピソードしかなく、主人公としての魅力はほぼないです。
だからこそ、元軍人で大企業の社長という設定であるブルース・ウィリスが一枚も、二枚も存在感が上でした。
しかも、今回はちゃんと銃を手にして敵を倒していき、珍しく殴られるような場面もあるので、必然的に目立つのは言うまでもない。
傭兵部隊は使い捨てというレベルだし、問題を起こした社長の娘は同情できないし、悪役は口ばっかりで説得力がなかった。
ラストでは主人公と悪役の対決が展開されるが、そんな事より娘と脱出するブルース・ウィリスの方が気になりました。
毎度の小銭稼ぎのブルース・ウィリス作品となりましたが、いつもより動いていたので、他よりは多少マシでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました