【ロード・オブ・モンスターズ/地上最大の決戦】RE-3502

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アクション

作品データ

公開年月 2021/04/30
ジャンル アクション
原作 なし
監督 ダニエル・ラスコ
脚本 ジョージ・マイケル・フィリップス
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

宇宙からの飛来物が北米の砂漠に墜落するが、それは30年以上前に打ち上げられた宇宙探査船だと判明する。
更に驚くべき事に実験動物として乗せられていた猿のエイブラハムが生きていて、地球の大気に触れて巨大化してしまう。
同じ墜落地点で外宇宙物質に触れたトカゲが巨大生物に変異すると、この二体による怪獣の戦いでアメリカは未曾有の危機を迎えるのだった。

登場人物&出演者

リンダ・マーフィー博士(演:アリアナ・スコット)

本作が長編映画デビュー作となります。

主人公。生物や天文の科学者。助手のジョーンズとともに宇宙から墜落する物体を発見していた。

過去に行われたエルベ計画の宇宙船だと判明すると、飛行士のサルと数十年ぶりに再会する。
暴走していたサルを止めると、急激に巨大化した原因が外宇宙物質と判明して治療を行う。
巨大化したトカゲが出現し、サルも逃げ出し、異星人の侵略と知ってすぐに止めようとする。
最後はサルがトカゲを倒すと、父親と和解して、治療に専念する為の研究室の責任者となる。

エヴァ・クレショフ博士(演:ケイティ・セレイカ)

代表作に『Dawn of the Hawk』、『The Hangry Dead: The Biggest Instagram Movie Ever』などがあります。

ロシアの古生物学及び天文学の科学者。大学生時代にアメリカで留学してリンダとは友人であった。

エルベ計画の宇宙船が不時着した事から派遣されると、暴走するサルを麻酔薬で眠らせた。
巨大化させた外宇宙物質の死滅を確認し、宿主が必要としてサルにすべてを注入させた。
トカゲに襲われるリンダたちを助ける為にヘリで出動し、ジョーンズとともに拾って帰還。
最後は行方をくらますが、ヘリで現れてリンダに別れを告げると、トカゲに自爆を果たした。

ジョーンズ(演:シェイン・ハーティガン)

代表作に『トップガンナー』などがあります。

マーフィー博士の助手。宇宙から飛来する正体不明の飛行物体について宇宙ステーションと連絡を取り合う。

謎の飛行物体が墜落する直前に宇宙ステーションから写真が送られ、宇宙船だと判明する。
巨大化したトカゲの捜索に現地へ赴くと、上半身を食われた兵士を見て気分が悪くなる。
強引なマーフィー博士にこき使われていくが、文句を言いながらもしっかりと仕事をする。
最後はパルス装置を調整するマーフィー博士といたが、登場したトカゲにあっさり食われた。

アイゼンスタイン(演:イリーナ・ピカード)

本作が長編映画デビュー作となります。

ロシアの女性科学者。エルベ計画の宇宙船が見つかった事で、クレショフ博士とともに調査へ来た。

回収された外宇宙物質を分析していると、そのままでは死滅するとクレショフ博士に報告。
サルに注入すれば大丈夫だと話し、クレショフ博士から強引な指示を受けて仕方なくやった。
トカゲの襲撃から帰ってきたリンダ博士が謎解きしていると、見失ったと素直に報告した。
最後は異星人の信号を遮断するパルス放射をさせる役目を担い、安全圏から任務を遂行した。

ノア・マーフィー博士(演:ルビー・ベンツ)

代表作に『Cariños』、『The Dead of Night』などがあります。

リンダの父親。リンダとは血が繋がっていない。マルコスの要請で政府に協力する形でやって来る。

過去にあったエルベ計画の中心人物だったが、余計な事をしたせいで解雇されてしまう。
子供だったリンダを何度も職場に連れ出し、サルと仲良くなった事で彼を止める役目となる。
娘と10年ぶりに再会を果たすたが、過去のわだかまりを持ちながらも任務で協力をした。
最後は異星人の信号を遮断するパルスを開発し、サルを元に戻す研究所の助手となった。

マルコス(演:エリック・ロバーツ)

近年の出演作に『アルマゲドン2020』、『トップガンナー』などがあります。

国家安全保障担当補佐官。宇宙からの未確認飛行物体に対して、将軍とともに警戒態勢を敷いていた。

マーフィー博士から過去のエルベ計画の宇宙船と聞かされ、暴れていたサルの捕獲をさせた。
宇宙船で巨大トカゲが出現すると、現地にマーフィー博士たちを派遣するも見つからず断念。
ロシアとの共同調査を展開していくが、サルとトカゲが異星人の手先と知って対策を練る。
最後はサルへの攻撃を思い出した信念で止めて、救ってくれた事から安住の地を用意した。

デラニー将軍(演:R・J・ワグナー)

代表作に『Awesome Lotus』、『American Carnage』などがあります。

マーフィー博士と協力していた将軍がトカゲに殺され、その代役として現場に派遣された。

巨大化したサルやトカゲを人類の敵だと強く決めつけると、抹殺しか頭にない状態と化す。
どうしてもサルを救いたいマーフィー博士と意見が衝突して、マルコムに宥められる。
ワシントンを襲撃するサルとトカゲを見つけると、軍隊を出動させて容赦ない攻撃をさせる。
最後は遮断するパルスがある塔を破壊して、そのまま指示していたところに落ちて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はみんな大好きアサイラムとアルバトロスのタッグによる作品となります。
ジャケットから分かるように本作は『ゴジラVSコング』を意識した便乗作品です。
ただ、アサイラムによる製作なので、すべてにおいてグレードが落ちるのは当然だろう。
肝心のモンスターであるサルはゴリラではなく、チンパンジーなので明らかにドラミングの行動が間違っている。
チンパンジーが元になっているので、ゴリラと比べて迫力がなく、どう見ても強そうに見えないのは残念です。
さすがはアサイラムのクォリティという感じで、とても不安になるようなCGの造形でした。
それに対して、トカゲの方は意外にもCGがしっかりしていて、これはハリウッドでリメイクされた『GODZILLA』をベースにしていました。
なので、サルと比べて迫力があって、街を破壊していくだけの説得力があったと思います。
ただ、両者に関して予算が限られているアサイラムではあまり登場せず、ほとんど出演者たちの演技で存在を示しているような感じでした。
その役者についてだが、アサイラムでは大物俳優であるエリック・ロバーツが珍しく仕事をしていました。
とは言っても、司令室から指示や電話をするだけで現場にも行かず、大御所という感じの扱いで演じていました。
そんな事よりも個人的にダメだったのは主人公で、画面にいつも映っているワリに行動が感情的すぎて好きになれません。
これが美人だったら多少許せる部分があるけど、残念ながら画面に映るとウザい行動しか認識できなかったです。
しかも、物語をスムーズに進む為にすべての予想が百発百中で、どの選択も正解しか選ばないご都合主義が痛かったです。
何よりキャラクターがウザいので、正解ばっかりを引く展開にうんざりしてしまうのは言うまでもないだろう。
こういう作品は等速で鑑賞するのは厳しいので、個人的には倍速を使っても構わない内容だと感じました。

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