【GODZILLA/ゴジラ】MY-250

スポンサーリンク
アクション

作品データ

公開年月 2015/05/16
ジャンル アクション/SF
原作 東宝 『ゴジラ』シリーズ
監督 ギャレス・エドワーズ
脚本 マックス・ボレンスタイン、フランク・ダラボン、ほか
製作 メアリー・ベアレント、ジョシュ・ジャシュニ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入Blu-ray

あらすじ

1999年のフィリピン、採掘現場の調査にやって来た芹沢博士とグレアム博士は謎の巨大生物の痕跡を発見する。
同じ頃、科学者のジョーと妻のサンドラが働く日本の原子力発電所が謎の大振動によって放射能事故を起こしてしまう。
15年後、ジョーが日本で立入禁止区域に侵入した事で、アメリカで暮らす海軍所属の息子ジョーが迎えに来る。
しかし、ジョーは未だに原発事故の真相を追い求め、ジョーとともに再び立入禁止区域へと足を踏み入れるのだった。

登場人物&出演者

フォード・ブロディ大尉(演:アーロン・テイラー=ジョンソン)

近年に出演作に『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』などがあります。

アメリカ海軍の爆弾処理を専門とする部隊の隊員。日本の原発事故で母親を亡くしている。

医師で妻のサラと息子と幸せに暮らすが、日本でムートーが父親が死亡したと知ってやって来る。
父親が唱えていた陰謀論がムートーの出現で真実と知り、芹沢博士たちから説明を受けた。
ハワイを経由してアメリカに帰るが、怪獣たちを誘い出して一網打尽にする作戦に参加する。
最後はムートーの卵を爆発物で破壊し、ゴジラが反撃する隙を作って家族と再会を果たした。

芹沢猪四郎博士(演:渡辺謙)

近年に出演作に『追憶の森』、『トランスフォーマー/ロストエイジ』などがあります。

特別研究機関MONARCH(モナーク)に所属する生物科学者。父親の形見である止まった懐中時計を持つ。

フィリピンで発見された謎の巨大生物の化石と、それに寄生する蛹を発見して研究していた。
退避区域にいたブロディ親子が捕まり、事情がすべてバレていると知ってフォードを連れ出す。
ステンツ少将の無茶な作戦を止めるようとするができず、ゴジラが必要だと主張していた。
最後はムートーたちを倒して立ち上がるゴジラを見て、去っていく姿を感動しながら見送った。

ヴィヴィアン・グレアム博士(演:サリー・ホーキンス)

代表作に『ハッピー・ゴー・ラッキー』、『ブルージャスミン』などがあります。

特別研究機関MONARCH(モナーク)に所属する古生物学者。芹沢博士の助手として同行する。

退避区域で捕まったブロディ親子の話しを芹沢博士に説明し、彼らの情報について知る。
連れ出したフォードが必要だとして芹沢博士に紹介し、研究について説明をしていた。
二体のムートーが繁殖すると推測し、芹沢博士とともにゴジラが必要だと訴えていた。
最後は戦いを終えたゴジラが目を覚まし、どこかへ去っていく姿を感動しながら見ていた。

エル・ブロディ(演:エリザベス・オルセン)

近年に出演作に『アイ・ソー・ザ・ライト』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などがあります。

フォードの妻でサンフランシスコ総合病院の救急救命室に勤務する。父親との確執を持っていた夫の事情を知る。

久しぶりの休暇をもらって戻ってきた夫を出迎え、息子のサムとともに誕生日を祝っていた。
すぐに夫の父親が捕まったと電話が入ると、日本に行くと分かって力になるように見送る。
怪獣たちによる被害で病院に駆り出され、治療をしていたが近くまで来てシェルターに避難。
最後は息子とシェルターに待機していたが、戻ってきたフォードとの再会を果たした。

ジョー・ブロディ(演:ブライアン・クランストン)

代表作に『プライベート・ライアン』、『トータル・リコール/2012年版』などがあります。

核物理学者。フォードの父親。過去に日米合弁の原子力発電所で技師として働いていた。

大地震による原発事故が発生し、一緒に発電所にいた妻のサンドラを目の前で失ってしまう。
その後、日米の両政府が情報を隠蔽する事に疑いを持ち、英語教師をしながら単独で調査する。
政府による陰謀論をずっと唱えていたが、そのせいでフォードから敬遠されてしまっていた。
最後は羽化したムートーが施設を破壊し、建物の下敷きになって病院に運ばれるも死亡する。

サンドラ・ブロディ(演:ジュリエット・ビノシュ)

近年に出演作に『チリ33人/希望の軌跡』、『アクトレス/女たちの舞台』などがあります。

ジョーの妻。夫とともに原子力発電所で技師として働いていた。夫の誕生日を祝おうとした。

大地震が発生し、原発事故に遭遇し、放射能汚染の広がりを防ぐ区画閉鎖に巻き込まれる。
最後は隔壁の向こうにいたジョー息子を守るように伝え、崩落した区画の下敷きになって死亡。

ウィリアム・ステンツ少将(演:デヴィッド・ストラザーン)

代表作に『プリティ・リーグ』、『ボーン』シリーズなどがあります。

アメリカ海軍第7艦隊の司令長官。蛹から羽化したムートーの殲滅作戦の指揮を担当する。

怪獣たちに詳しい芹沢博士たちと挨拶をすると、消えたムートーを探すべく全力を尽くした。
もう怪獣たちの事実は隠せないと理解し、安全を守る為に攻撃する作戦を練っていく。
戦略核兵器で三体の怪獣を殲滅する作戦を実行するが、オスのムートーに奪われて失敗する。
最後は現場に立ってくれたフォードの活躍で失敗を挽回し、ゴジラのおかげで助かった。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

怪獣映画というのは邦画の専売特許で、世界から多くのファンを持っていました。
『ゴジラ』シリーズは2004年の『ゴジラ FINAL WARS』以来、10年ぶりとなる。
名目上では『ゴジラ』シリーズのリブートだが、アメリカが製作を担当する。
これは1998年に公開されたローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』以来である。
ただ、ローランド・エメリッヒ監督版の『ゴジラ』は壮大な失敗作として語られる。
これによって、ハリウッド映画では怪獣を扱う作品はしばらく自粛される事になりました。
ですが、近年はギレルモ・デル・トロ監督の『パシフィック・リム』の成功により、怪獣映画復活の兆しとなりました。
その結果、ついに休止中だった『ゴジラ』シリーズがアメリカで復活をした。
ローランド・エメリッヒ監督版とは違い、本作は日本の『ゴジラ』に敬意を表した作品となっています。
その為、全世界のファンだけに限らず、日本からも高い評価を受けました。
ただ、全体的に怪獣のバトルが真っ暗な場面しかやっておらず、何をやっているのか分からず、なぜそのような演出にしたのか理解できなかったです。
ハリウッドならば自慢のCG技術があるだろうし、ゴジラの造型に自信がないワケじゃないので、本当にもったいない事をしてしまったと思います。
あとはアメリカだから仕方ないが、ハッキリ言って人間のドラマパートは添え物程度でいいです。
主人公は人間ではなく、あくまで怪獣たちが主役であり、彼らのシーンを多めにしないといけない。
しかし、本作をきっかけに『モンスターバース』という怪獣映画を中心にするユニバースを展開する事になりました。
続編だけじゃなく、三作目まで決定されており、更にアメリカの怪獣映画である『キングコング』も復活する。
本作はちゃんと日本の『ゴジラ』を意識した構成になっている事は非常に嬉しいところだ。
ローランド・エメリッヒ監督版では巨大なトカゲだったが、本作はみんなが知っている『ゴジラ』となっていました。
今後も期待できるシリーズであり、何より『モンスターバース』がどうなっていくのか注目していきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました