【ダイアリー・オブ・ザ・デッド】RE-471

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洋画

作品データ

公開年月 2008/02/15
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ジョージ・A・ロメロ
脚本 ジョージ・A・ロメロ
製作 ピーター・グルンウォルド、アート・スピゲル、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

10月、ピッツバーグ大学のジェイソンら学生グループは映画学科の卒業制作の為、山奥で自主制作のホラー映画を撮っていた。
だがその最中、ラジオから世界中の死体が蘇って人々を襲っているニュースが飛び込み、ジェイソンたちは山を下りるとその光景を目の当たりにする。
メディアも混乱する中でインターネットの動画共有サイトで断片的な現場の映像が次々と流され、ジェイソンたちは惨劇を映像に収めようと決死の撮影を始めるのだった。

登場人物&出演者

デブラ・モナイハン(演:ミシェル・モーガン)

代表作に『ニュージャージー・ドライブ』、『ファントム・ファイアー』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の女子学生。ジェイソンの恋人。ホラー映画の撮影のロケに参加していない。

ジェイソンとケンカになる事から女子寮に残るが、異変を聞いて一緒に実家へ帰ろうとした。
女子寮に来たジェイソンと合流して家に帰ろうとして、彼がカメラを回す事に嫌悪感を持つ。
実家に来るも家族がゾンビ化して諦めて州兵のアジトに行き、交渉で武器と食料を手にした。
最後はジェイソンが噛まれて始末し、彼の遺志を継ぐ為にカメラを回し世界に映像を出した。

ジェイソン・クリード(演:ジョシュ・クローズ)

代表作に『エミリー・ローズ』、『地球が静止する日』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の男子学生。卒業制作映画の監督。ホラー映画を撮るべく山奥で撮影をしていた。

ニュースを聞いてパニック状態になっていると分かり、記録としてカメラを回し続けていく。
メアリーが自殺未遂をして病院に行ってもカメラを回し続け、州兵のアジトで編集をした。
サイトのアクセス数が天文学になるとして喜び、デブラに人の役に立つとして説得していた。
最後はデブラの説得を聞かずにカメラを回し、リドリーに噛まれて彼女に始末されていた。

トニー・ラヴェロ(演:ショーン・ロバーツ)

近年の出演作に『バイオハザードⅣ/アフターライフ』、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の男子学生。ロケに参加しなかったデブラの代理でメイクを担当していた。

元々は監督志望でメイクを担当し、ニュースを聞いてもまったく信じずに大げさだと考える。
病院に行くとエリオットがゾンビの正体を証明して、教授からもらった銃で応戦をしていた。
州兵のアジトで編集していたジェイソンを見つけ、ゾンビに襲われるも硫酸で撃退をした。
最後はジェイソンが噛まれてデブラが始末し、避難所でカメラを回しながら朝を迎えていた。

トレイシー・サーマン(演:エイミー・ラロンド)

代表作に『ファイブ・ガールズ/呪われた制服』、『アルマゲドン2007』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の女子学生。ゴードの恋人。卒業制作映画の中で追われるヒロインを演じている。

ニュースを聞いたトニーが否定する中、確実に何か起きているとして内容を信じていた。
病院で油断したゴードが噛まれてしまい、翌日に死んでゾンビ化すると自分の手で片付けた。
キャンピングカーが故障すると父親譲りの腕を披露して、見事に修理して再び走らせていた。
最後はジェイソンがカメラを回し続ける事に嫌気が差して、キャンピングカーで逃亡した。

エリオット・ストーン(演:ジョー・ディニコル)

代表作に『ヴァージン・スーサイズ』、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の男子学生。メガネをかけている。控えめな性格で自己主張が少なく存在感が薄い。

ニュースを聞いて呆然としていたが、ジェイソンが家に帰るという判断をして従っていた。
病院では医者を探し回っているだけで見つからず、合流して州兵たちのアジトへ向かった。
家を目指す前に映像の編集をして、アジトの監視カメラからテープを拝借して使っていた。
最後は髪の毛を乾かす時にリドリーに襲われ、翌日になってゾンビ化して家を徘徊していた。

アンドリュー・マクスウェル教授(演:スコット・ウェントワース)

代表作に『アイス・ストーム』、『エアスピード』などがあります。

ピッツバーグ大学の名誉教授。独り身で常にアルコールを摂取している。過去に従軍経験を持ち、アーチェリーの名手。

ジェイソンたちの撮影に同行していて、ニュースを聞くと可能性を考えて帰る事に賛同した。
病院で戦争の体験について話し、メアリーがゾンビ化するとゴードの代わりに始末をつけた。
道中で州兵たちと合流を果たすと、武器としてアーチェリーを選んで酒を補充して満足する。
最後はリドリーの家で彼がゾンビ化して剣で倒し、避難所でデブラたちと朝を迎えていた。

リドリー・ウィルモット(演:フィリップ・リッチオ)

代表作に『Red-Blooded American Girl II』、『My Family’s Secret』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の男子学生。実家が金持ちで豪邸に住む。卒業制作映画でミイラ男を演じている。

ニュースを聞いて危険だと判断すると、すぐに帰ろうと誘ってフランシーンと家に向かった。
フランシーンと無事に家へ到着し、楽しく酒を飲みながらジェイソンたちを歓迎すると話す。
デブラたちが来ると歓迎するが、すでにみんな死んでいてプールに死体を放置していた。
最後は噛まれた事で死んでゾンビ化し、エリオットとジェイソンを噛んだ教授が始末した。

ゴード・ソーセン(演:クリス・ヴァイオレット)

代表作に『Labou』、『アメリカン・パイ in ハレンチ課外授業』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の男子学生。トレイシーの恋人。撮影の合間に休憩が入るとトレイシーを気遣っている。

ニュースからパニックを聞いても呆然として、ジェイソンに決断を迫って素直に従っていた。
キャンピングカーで人を轢き殺したせいでメアリーが自殺未遂をして、彼女の銃を手にする。
病院でゾンビたちに襲われると銃で的確に始末するが、メアリーはできず教授に任せた。
最後は油断して噛まれて翌日に死亡し、ゾンビとして復活するとトレイシーが止めを刺した。

フランシーン・シェーン(演:ミーガン・パーク)

代表作に『Some Things That Stay』、『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の女子学生。単位を取る為に山奥の撮影まで来て、雑用などをこなしていた。

ニュースを聞くと不安になり、信じないトニーと違って危機感を持ちリドリーの家に行った。
無事にリドリーの家に到着すると、外の混乱とは無関係となってジェイソンに連絡していた。
リドリーの家でゾンビがやって来てしまい、メイドに顔を食われたせいで始末されていた。
最後は翌日になってゾンビ化して放置されたプールから這い出し、家を目指そうと出ていく。

メアリー・デクスター(演:タチアナ・マスラニー)

代表作に『ディフェンドー/闇の仕事人』、『トイレット』などがあります。

ピッツバーグ大学の映画学科の女子学生。みんなを運ぶキャンピングカーの運転手。雑用係としても働いていた。

ニュースを聞いてトレイシーやトニーの言葉を黙って聞いて、ジェイソンの指示に従った。
家に帰ろうとキャンピングカーを運転していると、黒焦げの保安官や人を轢いて混乱をした。
キャンピングカーを止めて一人でいると、隠し持っていた銃で自殺を図るもかすかに生存。
最後は病院に到着するも死亡してゾンビ化すると、アンドリューによって始末された。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作は『第32回トロント国際映画祭』にて上映されたゾンビ映画です。
この作品はジョージ・A・ロメロ監督にとって初めてとなるPOV手法を使っています。
ゾンビ映画の巨匠が『ランド・オブ・ザ・デッド』で堂々の復活を遂げて、本作はその2年後に製作されました。
時代に敏感なロメロ監督だからこそ、これまでの路線と違った流行のPOVを取り入れてのゾンビ映画に多くの人が衝撃を受けたと思います。
現代のゾンビ映画の定義を作ったロメロ監督がまさかPOVに手を出すなんて、誰も予想できなかったと思います。
『ランド・オブ・ザ・デッド』では人生で最高額の製作費を使ったが、本作では安上がりなPOVにしているのは非常に興味深いです。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』から始まったロメロ監督のゾンビ映画サーガだが、一応は『ランド・オブ・ザ・デッド』で完結しています。
そうなると、本作の立ち位置としてパラレルワールドとなっていて、時代は1968年から一気に2007年の現代まで飛んでいます。
どのゾンビ映画でもロメロ監督はメッセージを与えていますが、本作では現代社会におけるテクノロジーの崩壊がもたらす混乱を描いています。
主人公の学生はそんな混乱していく社会の中で記録として映像を撮り続けていて、襲われてもカメラを手放さないところに執着しています。
そこに映し出される徐々に失われていく現代文明の崩壊を映していて、結果的に人間たちは最も初歩的な行動をしていくという感じになります。
いつもは人間同士の争いを描いていたが、本作は極力排除して、何よりテクノロジーに溺れた人間の弱さを描いているように感じました。
まさかの巨匠がPOV手法を使ってゾンビ映画を撮るような事になって、世間としての評価はハッキリ言って良くないです。
ただ、しっかりとゾンビ映画やロメロ監督の考え方を知っている人間ならば、本作はゾンビパニックに巻き込まれた現代人をリアルに描いた良作だと分かると思います。

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