【炎のデス・ポリス】VD-994

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アクション

作品データ

公開年月 2022/07/15
ジャンル アクション
原作 なし
監督 ジョー・カーナハン
脚本 カート・マクロード、ジョー・カーナハン
製作 マーク・ウィリアムズ、タイ・ダンカン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ネバダ州の砂漠地帯にあるガンクリーク警察署、ある夜、詐欺師のテディが警察とトラブルを起こして留置所に入れられる。
実はマフィアのボスに命を狙われていて、避難場所を求めてワザと逮捕されたが、その直後に泥酔した男が向かいの留置所に放り込まれる。
ところがこの男は、マフィアに雇われた凄腕の殺し屋ボブで、絶体絶命となったテディは正義感溢れる新米警官ヴァレリーに助けられるのだった。

登場人物&出演者

ヴァレリー・ヤング(演:アレクシス・ラウダー)

代表作に『バイオレント・ナイト』、『ヴェザリング』などがあります。

主人公。新米警官。シングルアクションのブラックホークを買って、同僚たちに見せびらかしていた。

マフィアから逃げるテディに殴られ、そのまま現行犯逮捕するも素性の謎が気になっていた。
署長を倒して牢屋を出たボブに銃口を向けて制し、テディが置かれた状況を聞いて同情した。
テディを解放するも裏切られ留置所に火を付けられるが、脱出して応急処置を済ましていた。
最後はテディを追い詰めて生きていたボブがトドメを刺し、逃げた彼を救急車で追っていく。

テディ・マレット(演:フランク・グリロ)

近年の出演作に『キング・オブ・キラーズ』、『シャタード/美しき罠』などがあります。

詐欺師。コンサルタントを自称し、お偉い人たちを裏で操っている。22回の逮捕歴を持つが有罪はない。

マフィアに靡かなかった司法長官が殺され、会話を録音されて消される前に金を持ち出す。
FBIと組んでいたが銃撃戦となって逃げ出して、ワザと逮捕されるもボブが来て焦っていた。
新たな殺し屋が来て、ヴァレリーを口車に乗せて外に出て、ボブも片付けて火をつけた。
最後は一時的に復活したヴァレリーに追い詰められ、死んでいなかったボブに殺害された。

ボブ・ヴィディック(演:ジェラルド・バトラー)

近年の出演作に『ロスト・フライト』、『カンダハル/突破せよ』などがあります。

マフィアが雇った殺し屋。指示を受けてテディを追っていたが、逮捕された事から逃げられてしまう。

酔っ払いのフリをして逮捕されると、正体を暴いてテディを追い詰めるような尋問をする。
マフィアがアンソニーを雇った事から危険だと察知し、ヴァレリーに協力を申し出ていた。
結局はヴァレリーに解放されアンソニーに重傷を追わせるが、テディに裏切られて撃たれた。
最後は生きていてテディにトドメを刺し、アンソニーの首を手に報酬を得ようと逃げ出した。

ヒューバー(演:ライアン・オナン)

代表作に『The Dry Land』、『Killroy Was Here』などがあります。

ヴァレリーの同僚で年上の警官。仕事ができず署長からいつも怒られている。何かに怯えているような態度。

テディやボブたちが留置所に連行されるが、それを気にせず誰かとずっと連絡を取っていた。
実は汚職警官でアンソニーと連絡を取っていて、証拠品の麻薬などを勝手に拝借していた。
アンソニーがほとんどの警官を殺害し、留置所にいるテディを殺す為に壁の破壊をする。
最後は逃げようとしてボブに両膝を撃ち抜かれ、アンソニーを油断させる為に囮となった。

アンソニー・ラム(演:トビー・ハス)

代表作に『戦場からの脱出』、『ハロウィン/2018年版』などがあります。

マフィアが雇ったもう一人の殺し屋。サイコパスで危険な男。ボブが失敗する時のバックアップをする。

風船を届ける配達人に扮して警察署に来ると、容赦なく警官たちを殺害してテディを探した。
ヴァレリーの抵抗を受けて留置所に入れず、裏切り者であるヒューバーと侵入を試みていた。
実はテディの元妻と子供を殺害して、解放された彼の反撃を受けるもボブに倒されてしまう。
最後はテディによってトドメを刺され、ボブに首を切り落とされ報酬として持ち出された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はジェラルド・バトラーがダブル主演と製作を務めています。
この作品は『特攻野郎Aチーム/THE MOVIE』、『コンティニュー』で知られるジョー・カーナハンが監督と脚本を務めています。
邦題があまりにも古臭く内容に期待できないような感じだが、ジェラルド・バトラーとフランク・グリロという豪華な出演者。
ただ、主人公は新米警官のアレクシス・ラウダーとなっていて、濃いキャラクターたちがいる中でしっかりと役目を果たした。
フランク・グリロは詐欺師として同情を買って動き回るが、ラストで本性を暴いて痛い目に遭うスッキリ感がありました。
殺し屋を演じるジェラルド・バトラーは安定した存在感を出していて、あっさり退場したと思ったら実は生きていたのは良かった。
そして、本作で最もキャラクターとして良かったのは、もう一人の殺し屋を演じたトビー・ハスでサイコパスだからこそ目立った。
主人公は物語を回し、詐欺師は自分が助かりたい、殺し屋は仕事を完遂させようとする中で同じ殺し屋でもまったくタイプが違って面白いと感じた。
ただ、本作は107分と少し長い作品でありながら、ちょっと中身がそこまで伴っていないような印象がありました。
前半はほぼ会話劇で説明する部分が多く、物語としての面白味はそこまでなかったのは残念と思いました。
後半になって大きく動きが出て派手になっていくが、もっと早めに展開を回すべきだったと思います。
会話劇が物語の全容を明かす為に大半を使ってしまったので、ここはもっと単純にしても良かったと思います。
せっかく演技力の高い出演者がいるから、もっと彼らを中心に物語を展開させれば作品として更に面白くなっただけでにもったいなかったです。

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