【ビギニング オブ トイレの花子さん/イジメから始まる物語】RE-3688

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作品データ

公開年月 2011/12/02
ジャンル ホラー
原作 都市伝説 『トイレの花子さん』
監督 柴山健次
脚本 佐東みどり、小田泰之
製作 小田泰之、薄井三佳
製作国 日本
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

とある荒廃した中学校へと転校してきた柊花子。
母親が起こした一家惨殺事件の唯一の生き残りである事が知られ、同級生からイジメの洗礼を受けていた。
イジメを知った担任は花子をかばって止めようとする中、中学校では謎の失踪事件が発生するのだった。

登場人物&出演者

柊花子(演:池上花衣/生田絵梨花)

代表作に『ハンガー・ゲーム』、『超能力研究部の3人』などがあります。

主人公。2年C組に転校してきた。時期的に少し不自然な転校にクラスメイトから疑問を持たれてしまう。

実は母親が父親を殺害しているせいで転校していて、山本たちにバレてイジメが過激になる。
吉岡先生が心配する中で特にイジメを訴えず、大事なペンダントを失うもすぐに忘れていた。
過去に母親から無理心中を迫られ、学校のトイレまで逃げて、自殺に見せかけて殺害した。
最後は悪霊となった両親を受け入れ、愛にペンダントを渡して自殺するも幽霊となっていた。

野村良太(演:岡駿斗)

代表作に『映画 鈴木先生』、『orange/オレンジ』などがあります。

2年C組の男子生徒。転校してきた花子に対して特別な思いを持つ。イジメを楽しむ愛たちを牽制している。

イジメを受ける花子を見ていられず、その間に割って入って毎回のように止めていた。
花子の破り捨てられた小説をテープで補修し、公園で一緒にいると父子家庭だと話していた。
愛が花子に話があるとして教室に連れ出したが、話しが違うとして追いかけるも見失う。
最後は先生と女子トイレに行くと、背後から花子に首を締められるも断念されて助かった。

山本愛(演:澤那朱鳥)

本作が長編映画デビュー作となります。

2年C組の女子生徒。仲良し三人組のリーダー格。先生に対して強い態度を出し、弱者をイジメる事で自分を保つ。

奈菜と葉月を従えていつも行動して、転校してきた花子に目をつけてイジメの対象していく。
良太の邪魔で仕方なくイジメを中断するが、葉月と奈菜が行方不明となり先生を責める。
花子を良太に連れ出してもらい真実に迫るも逃げられ、教室の外に出ると異空間へ飛んだ。
最後は首を締められた痕がつくも生還し、仲直りに花子から大事なペンダントを渡された。

熊谷奈菜(演:戎怜菜)

本作が長編映画デビュー作となります。

2年C組の女子生徒。仲良し三人組の一人。愛をリーダーと認めて、葉月とは対等な立場でいつも話している。

転校してきた花子に愛が目をつけ、一緒になってエスカレートしながらイジメを楽しむ。
吉岡先生から屋上に呼び出されると、ダルそうに日傘を差しながら適当に話しを聞いていた。
葉月が行方不明になって愛と話し込み、トイレに行くと個室から黒い手に連れて行かれる。
最後は小さい花子が母親に首を締められ、体が入れ替わって殺され、行方不明なっていた。

平野葉月(演:浜田美優)

代表作に『日輪の遺産』などがあります。

2年C組の女子生徒。仲良し三人組の一人。愛をリーダーとして認め、奈菜と同等の立場でいつも意見を言い合う。

転校してきた花子に愛が目をつけると、一緒にイジメをするようになって楽しんでいた。
吉岡先生から屋上に呼び出されるが、愛の強い態度に乗じて一緒にいた教師に怒鳴っていた。
花子をイジメ事で制服に血が付着して、トイレで洗い流していると個室から出た手に捕まる。
最後は花子の母親が夫を殺す現場にワープし、体が入れ替わって刺され、行方不明となる。

吉岡彩(演:おかもとまり)

代表作に『青の帰り道』、『ウシガエルは、もうカエル。』などがあります。

2年C組の担任。転校してきた花子の事情を知っている。以前は問題のある生徒だったが、先生のおかげで立ち直る。

花子がイジメを受けていると分かると、他の先生たちに相談するもまったく相手にされない。
主犯格である山本を呼び出すも証拠がないせいで問い詰められず、逆に論破されてしまう。
葉月と奈菜が立て続けに行方不明となって休校で教室にいると、良太から助けを求められた。
最後は悪霊の異空間へ連れて行かれ、取り憑かれた花子で腹部を刺され、首を締められ死亡。

花子の母親(演:芽夢ちさと)

代表作に『筆子・その愛』、『赤ちゃんに乾杯!』などがあります。

花子の父親で夫が堂々と不倫していた。その姿を見せつけられると、ガマンができず包丁を取り出していた。

夫に無視される状態にブチ切れると、そのまま襲って包丁で何度も刺して殺害していた。
そのせいで花子が転校する事になるが、今度は娘を殺そうと学校のトイレまで追い詰めた。
花子に突き飛ばされ、首にヒモを巻かれて自殺のように見せかけれて悪霊と化してしまう。
最後は花子の代わりに愛たちを襲い、娘の自殺で合体して「トイレの花子さん」となった。

感想

[個人的な評価]

評価 :0.5/5。

本作は都市伝説「トイレの花子さん」の始まりを描いた作品となっています。
この作品は主人公の柊花子を演じる池上花衣は、元AKB48の生田絵梨花であり、芸名として出演しているようです。
数ある「トイレの花子さん」を題材にしてきた実写映画の中で、本作は最も学芸会レベルというぐらいにすべてがヒドイです。
まず、主演とも言える池上花衣はまだマシなレベルであるが、その他があまりにも素人すぎて見ていられなかったです。
担任を演じる自分の中で女芸人として認識していたおかもとまりですが、ワザとなのか知りませんが、あのぶりっ子みたいな演技が一番の害悪でした。
元々の演技能力がないのにぶりっ子が重なってくると、ここまでヒドイ仕上がりになるとは思いませんでした。
しかも、本作の中では一番知名度があるのでセリフが多い役となっているが、ぶりっ子な演技がまったく合っておらず痛々しい。
肝心のイジメについても薄味すぎて、やっている感しかなく、主犯格を含めた金魚のフンもまた形だけしかやっていなかったです。
そもそも、本作は超低予算でやっているようだが、頑張って借りた校舎がボロボロであり、全校生徒が10人もいない寂しい感じでした。
先生の数も片手で数える程度だが、多分設定の上では普通の中学校だろうけど、それをごまかせないレベルでした。
確かに都市伝説をベースにした実写映画は総じて微妙であるが、本作はその中でも余裕で群を抜いてしまう褒めるところがありません。
主演の池上花衣がその後、AKB48入りして名前も生田絵梨花として全国区になりますが、アイドルに興味がない自分にとって無名なのか言うまでもないです。
鑑賞する前から分かっていた事ですが、ここまでヒドイ内容とは予想できず、上映時間が約60分でも長く感じるクソ映画でした。

コメント

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