【バレリーナ】VD-963

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アクション

作品データ

公開年月 2023/10/05
ジャンル アクション
原作 なし
監督 イ・チュンヒョン
脚本 イ・チュンヒョン
製作 チェ・ジヨン、ピョン・スンミン
製作国 韓国
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

世界の要人を警護する警護官だったオクジュは、バレリーナでケーキ屋のバイトをしていたミニとの出会いで世界が一変する。
しかし、ミニからしばらく連絡をもらえず退屈な日々を送っていると、久しぶりの電話を受けて彼女に家へ行くも自殺していた。
オクジュは死ぬ事を嫌っていたミニが自殺した原因を探っていると、マフィアの幹部チョイにレイプされたと知って復讐を開始する。

登場人物&出演者

オクジュ(演:チョン・ジョンソ)

代表作に『バーニング/劇場版』、『ザ・コール』などがあります。

主人公。外国の要人警護をしていた。ミニとの出会いに影響されて生きる事の意味を知って仕事を休んでいた。

ミニから久しぶりの電話を受けて自宅に行くが、自殺している事を知って原因を探っていく。
チョイが原因だと知って殺害しようとして失敗し、女子高生の助けを借りて逃げ出していた。
復讐を果たす為に武器を用意するが、女子高生が誘拐された事からマフィアを皆殺しにする。
最後はチョイを追い詰めて命乞いを無視して、火炎放射器で殺害して復讐を果たし旅に出る。

チェ・ミニ(演:パク・ユリム)

代表作に『ドライブ・マイ・カー』などがあります。

オクジュと同じ中学校だった女友達。ケーキ屋でアルバイトしながら、バレリーナとして活躍していた。

バイト先に誕生日ケーキを買おうとしたオクジュに会い、同級生だった事を笑顔で話した。
オクジュの為にダイナーまで一緒に行って、誕生日を祝った事から親友として付き合う。
チョイにレイプされた事とビデオ撮影された精神ダメージから、公演中に足を折ってしまう。
最後は絶望した状況でオクジュに別れの言葉を送り、バスルームで人知れず自殺を果たす。

女子高生(演:シン・セフィ)

代表作に『守護教師』、『EXIT/イグジット』などがあります。

チョイの元で奴隷として働いていた女子高生。チョイにとって特別な存在で今後の地位を約束されていた。

オクジュがチョイに攻撃するも失敗して、逃げる彼女を助けて一緒にホテルから脱出した。
ダイナーまで付いてくると、ずっと無言ままいると、注文したオクジュの内容を訂正した。
チョイだけじゃなく、マフィアを皆殺しにしたいという強い恨みを持っていると明かした。
最後は薬剤師たちに捕まって調教されるが、オクジュを助けて一緒に生還を果たした。

マフィアのボス(演:キム・ムヨル)

代表作に『ウンギョ/青い密』、『悪人伝』などがあります。

チョイが所属しているマフィアのボス。チョイが顔を傷つけられて入院している場所に手下とともに来た。

最初からチョイの事を心配しておらず、彼が勝手にクスリを売っている事の説明を求めた。
仁義のないチョイのやり方に対して注意すると、オクジュを連れてくるように命令する。
チョイからオクジュを山に埋めたと言われていたが、彼女が来るとウソだと知って呆れた。
最後は取引を持ちかけようとオクジュを迎えるが、あっさりと額を撃ち抜かれて死亡した。

薬剤師(演:パク・ヒョンス)

代表作に『ゴシップサイト/危険な噂』、『必ず捕まえる』などがあります。

マフィアでクスリを作っている男。チョイと組んでクスリを作っていて、ちょっとだけ分け前をもらっている。

オクジュに顔を傷つけられ、ランボルギーニまで盗まれた事を言われて協力を求められた。
1億ウォンをもらう約束で手伝う事になって、ツテを使ってランボルギーニの行方探す。
チョイが追跡装置を見つけた事からオクジュの部屋を見つけるが、女子高生を連行した。
最後はオクジュに遭遇するも間一髪でチョイに助けられるが、直後に背後から撃たれて死亡。

ジェフ・チョイ(演:キム・ジフン)

代表作に『ナタリー/絡みつく愛の記憶』、『逆謀/反乱の時代』などがあります。

マフィアの幹部。ボスからクスリと女の管理を任されている。独自にクスリを売る事で大儲けをしていた。

夜な夜なクラブに出かけると、女を口説いて持ち帰るとクスリを持ってビデオ撮影していた。
ミニを自殺に追い込んだ事からオクジュに狙われ、顔をケガしながらもなんとか生還した。
ボスにオクジュを連れてくるように言われ、女子高生だけを持ち帰ってウソをついてしまう。
最後はマフィアを皆殺しにしたオクジュに追い詰められ、命乞いするも燃やされて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は『ザ・コール』で知られるイ・チュンヒョンが監督と脚本を務めています。
サスペンス調のホラー映画だった『ザ・コール』が非常に良かったので、今回はそれを期待してしまいました。
しかし、本作は内容よりも映像のイメージや主演のチョン・ジョンソを全面的に出したプロモーション映画でした。
アート的な映像にこだわりすぎたせいで内容は単純化していて、説明よりも感じさせるような演出となっていました。
つまり、イ・チュンヒョン監督のセンスを認める人しか楽しめない作品で、ダメだったら最後までダメです。
アクション映画としてチョン・ジョンソは頑張っているが、魅せ方が芸術性を求めている為に相性が最悪とも言えました。
どうせならスタイリッシュさを出すべきだったが、それよりも芸術性を求めようとして失敗しているパターンでした。
内容についてもムダを極力減らしていて、これは複雑な展開よりもチョン・ジョンソを良く魅せる為にやっているだろうと思います。
肝心の主人公が何者かも説明がほとんどないが、ここら辺も泥臭くなるから敢えて省いているだろうと予測できます。
そんな主人公を突き動かす親友の自殺も芸術性を第一にして、ファンタジーのような世界観にしています。
特に色使いが人を選ぶような感じですが、個人的に復讐劇の作品にはそのような要素はいらないと思っているので受け付けなかったです。
悪役もチョン・ジョンソの引き立て役になっているから、石ころよりも軽い命が簡単に消えていくところも中身のなさが分かります。
韓国映画は基本的にクォリティが高いと思いますが、Netflixのオリジナル映画になるとレベルが下がるのはなぜだろうか。

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