【ザ・ハロウィン】VD-476

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洋画

作品データ

公開年月 2018/03/03
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 アンテ・ノヴァコヴィッチ
脚本 ロバート・ギリングズ
製作 マリーナ・ベスパロフ、セルゲイ・ベスパロフ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ペンシルベニア州の小さな町サマートンで、ハロウィンのイベントとして『恐怖の館』が企画されていた。
それは、病院の廃墟を利用し巨大なアトラクションで、ホラー映画監督のクロウがプロデュースを担当する。
館内には隠しカメラや仕掛けがなされ、ハロウィンの夜で開催される中、精神病院の護送車から脱走した殺人鬼が潜んでいたのだった。

登場人物&出演者

メイソン(演:ルーク・ベインズ)

代表作に『スクリーム・ガールズ/最後の絶叫』、『アンダー・ザ・シルバーレイク』などがあります。

両親を殺したとして逮捕された。別の人間が殺したと主張するも精神病院へ収容される。

護送中にスペンサーのせいで車が事故に遭い、逃げ出したルーベンを追っていた。
なぜか「恐怖の館」へ通されると、殺された警備員からショットガンをもらっていく。
テイラーたちと合流してルーベンを殺そうとして、電撃を食らわせて指令室を目指した。
最後はなぜかスペンサーに斧を食らわせ、ちょうど駆けつけた警察に現行犯逮捕された。

テイラー(演:マディソン・マッキンレー)

代表作に『レムルズ/悪魔の館』、『モリーズ・ゲーム』などがあります。

「恐怖の館」で雇われた女優。フィンケルから説明を受けから呪われた廃病院と勘違いした。

あくまで仕事として割り切って着替えていたが、カメラで見られていると知って隠した。
本物の殺人鬼がいると知って、なぜかステフと一緒に行動して彼の軍隊経験に頼る。
ステフのケガした手の応急処置し、持っていた鎮痛剤を渡し、メイソンと合流した。
最後は指令室でスペンサーを襲うメイソンを止められず、警察に連行される姿を見送る。

リコ(演:ロミオ・ミラー)

代表作に『ダンス・レボリューション』、『デッドトリガー』などがあります。

「恐怖の館」で雇われた黒人の役者。スペンサーの仕掛けて驚かせるトラップに引っかかる。

殺人鬼の役として着替えてテイラーたちを驚かさるが、逆に金的を食らって悶絶した。
本物の殺人鬼がいると知って、入り口に向かうも、電気の柵をみて死体の中に隠れた。
あとから来たステフたちと合流するが、襲ってきたルーベンの斧を食らって倒れた。
最後は実は死んでおらず、警察が踏み込んで助かると、服で止血して平然と生還した。

ステフ(演:ロバート・スコット・ウィルソン)

代表作に『ブライダル・ウォーズ』、『ステイ・フレンズ』などがあります。

「恐怖の館」で雇われた俳優。キャスティングされても寝坊するなどやる気がない。

フィンケルから説明を受けても適当に聞いていて、ずっと退屈だと主張して粋がる。
本物の殺人鬼がいると知って、テイラーと行動しながら軍隊経験があると安心させる。
気づいたら右手を負傷していて、弱気になってブートキャンプしかしていないと話す。
最後はメイソンから銃を奪い、脱出しようと電気の柵に触れて呆気なく死んだ。

ファウラー市長(演:クレシュ・ノヴァコヴィッチ)

代表作に『アナライズ』シリーズ、『デッドマン・ダウン』などがあります。

サマートンの現役市長。市長選が行われるようとして、再選の為に「恐怖の館」を企画する。

サマートンの現役市長。市長選が行われるようとして、再選の為に「恐怖の館」を企画する。
落ちぶれたらスペンサーを安いギャラで呼んでいて、失敗したら終わりだと警告する。
過激すぎる演出に指令室にいたスペンサーに文句を言うが、そのまま追い出されていた。
最後は電気による処刑役になるが、本物の殺人鬼であるルーベンに観客の前で殺された。

フィンケル(演:パンチョ・モラー)

代表作に『31』、『スリー・フロム・ヘル』があります。

スペンサーの助手。小人症。スペンサーのご機嫌取りかメインで、ビール缶を開ける係。

現場では動かず指示しかしないスペンサーの代わりに動くが、雑用として扱われる。
「恐怖の館」でも現場でスペンサーの代わりにセッティングし、役者たちを案内する。
殺人鬼が出現すると逃げ回っていて、指令室にこもっていたスペンサーに助けを求める。
最後はスペンサーの誘導で背後から殺人鬼の一撃を食らい、テイラーたちの前で死亡。

スペンサー・クロウ(演:ディラン・ウォルシュ)

代表作に『コンゴ』、『ステップファーザー/殺人鬼が棲む家』などがあります。

ホラー映画監督。飲酒運転で三度も捕まったせいでキャリアに傷がついて落ちぶれる。

テレビでは裁判沙汰しか取り上げてもらえず、「恐怖の館」の依頼で汚名挽回を狙う。
雇った役者たちをビビらせて、フィンケルをこき使いながら今回の成功を確信していた。
本物の殺人鬼がいると知って、無差別殺人に興奮して、すべてを録画して成功を確信。
最後は指令室に入ってきたメイソンに襲われるが、警察の立ち入りで傷だけで済んだ。

ルーベン(演:ジョナサン・キャンプ)

代表作に『A-X-L/アクセル』、『TENET/テネツト』などがあります。

精神病院に護送されていた殺人鬼。スペンサーのせいで護送車が事故に遭い脱走した。

近くでやっていた「恐怖の館」へ行くと、役者と間違われて裏口に案内されて武装する。
数人を観客の前で殺すも見せ物だと勘違いされ、正体がバレても無差別殺人は加速する。
同じく心に悪魔を持つメイソンを狙うが、何度か銃で反撃されてそのまま逃げ出した。
最後はメイソンを狙うもテイラーに邪魔され、電撃で倒れるも死んておらず消えた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は残念ながらブギーマンが登場する『ハロウイン』シリーズとは関係ありません。
それを分かった上で敢えて鑑賞しましたが、あまりにも強引すぎるこじつけが笑える。
殺人鬼は確かにマスクをして無差別殺人をやっていくが、そもそもハロウィンとはまったく関係ない時期というタイトルを覆すモノでした。
まず、冒頭で両親を殺したヤツが殺人鬼だと思えば、同じ護送車に乗っていたヤツが殺人鬼だったという設定の意味が分かりません。
これでミスリードを狙っているなら、あまりにも出来が悪くてミスリードになっていない。
ただ、どう考えでミスリードじゃなく、ちょっとした捻りを利かせようとしただけでした。
それも全然上手くないし、根底的に物語の流れに乗っていなかったです。
だつたら、冒頭のシーンはなんだったのか意味が分からず、素直に彼をイカれた殺人鬼にした方がマシだったのかもしれない。
「お前が殺人鬼になるんかい!」と思わずツッコミたくなるぐらいのポッと出でした。
登場人物もアルコールと薬物中毒のホラー映画監督、小人症の助手、両親を殺したと思われる青年、殺人鬼になる男と記号だけで深みがまったくありませんでした。
そのせいでドラマ展開ができず、センスがなく退屈な無差別殺人だけしかない。
しかも、さっきまで何もなかった登場人物が次のシーンで手をケガしているなど、脚本もかなり適当だと分かります。
せっかく映画を作っているのだから少しでもいいモノを作ろうとする情熱があればマシだったかもしれない。
作った方もダメですが、それ以上に本家『ハロウィン』シリーズと似たような邦題とジャケットに悪意しか感じられなかったです。

コメント

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