【ゾンビ・オア・ダイ】RE-3514

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洋画

作品データ

公開年月 2019/07/12
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 レック・リバン
脚本 レック・リバン
製作 レック・リバン
製作国 アゼルバイジャン
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

大勢の市民が謎の武装組織に捕まり、得体のしれない注射を打たれて、ある丘へ連れて来られていた。
その場で解放され逃げ惑う市民を背後から武装組織が銃撃し、多くが死んでいく中でエシュラとアルヴィンの夫婦は逃げ切る。
しかし、エシュラとアルヴィンは大きな穴に落ちて、深すぎて地上へ出られず、二人は何日も水だけで命を繋いでいくのだった。

登場人物&出演者

エシュラ(演:エイゼル・ユスボバ)

本作が長編映画デビュー作となります。

主人公。夫や他の捕虜たちと同様に収容所から移動させられる。殺される事を口にすると夫に注意された。

ずっと怯えたような状態になっていたが、夫が反撃する計画を立てると当然のように賛同。
外に出されて夫だけが反撃するも失敗して、リーダーがボコボコにして止めようとしていた。
背後から銃撃を受けるも夫と走ったおかげで弾丸が当たらず、穴の中に落ちてケガをした。
死体が蘇って襲ってくると、抵抗した夫に言われて木の枝で何度も頭をカチ割って倒した。
最後は雨で穴から出てゾンビ化した捕虜に遭遇し、リーダーに捕まってトラックに戻された。

アルヴィン(演:パルヴィス・イスマイロフ)

本作が長編映画デビュー作となります。

エシュラの夫。収容所から小高い丘へ連れて行かれる事を察知し、そのまま殺されると予想していた。

得体の知れない注射について気にしながらも、抵抗しないと殺されると考えて反撃を計画。
他に乗っていた捕虜たちに協力を求めるが、誰も賛同せずリーダーに殴り倒されてしまう。
リーダーによって解放されて逃げ出すと、背後から撃たれると分かって妻と走って逃げ出す。
穴に落ちて探していた兵士から逃げ切ると、ケガした妻を心配しながら脱出を試みていく。
死体が蘇って襲ってきて妻と撃退し、注射が原因としてお互いに確認すると感染を知る。
最後は雨で穴からの脱出を試みるも変異で出られず、妻を捕まえるも蹴り倒されて水の中へ。

55班のリーダー(演:ムバリス・サマドフ)

本作が長編映画デビュー作となります。

収容所から連れ出した捕虜たちを小高い丘へ連れ出す。弾丸一発の値段についてウンチクを垂れれる。

捕虜たちの首に得体の知れない注射をして、あくまで処分する為に外へ連れ出していた。
一人が逃げて部下が一発の銃弾でケガさせるが、もったいない事から連れ戻すよう命令する。
トラックに縄で上半身と足で前後に縛り、しばらく走らせてから一台を止めて千切れせる。
最後は穴から脱出し助けを求めるエシュラを見つけ、変異した他の個体とトラックに乗せた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は非常に珍しいアゼルバイジャンの映画となります。
多分、アゼルバイジャンの映画は今回初めて鑑賞すると思われます。
そもそもアゼルバイジャンはどこにあるのか確認するところから始めたが、映画があるとは知らなかったです。
そんな今回のテーマに使っているのは世界的に汎用性が高いゾンビ映画となります。
ゾンビ映画はどんなジャンルでも親和性が高く、作る側の創意工夫次第で面白くにもなるし、つまらなくなる素材です。
ただ、アゼルバイジャンはそこまで映画のノウハウがあるのか分からないが、予想していたよりもちゃんとしていました。
しかしながら、本作は圧倒的に説明不足のせいで、すべての出来事が何でもアリになっているのは問題だと感じました。
一応、ゾンビ映画の王道的な流れをしっかりと周到しているが、如何せん予算がないせいで全体的に地味でした。
しかも、重要なゾンビが1分あるかないかしか登場せず、ほとんどが穴の中に落ちた主人公たちの脱出劇になっている。
多分、3日ぐらい穴の中にいただろうけど、そのワリに体力が有り余っている感じでリアリティがなかったのは痛いです。
そもそも、穴から脱出しても周囲は荒野でほとんど車が通らないので、助かる見込みは非常に低いからゴールとしても微妙でした。
そして、ラストでのオチは予想していたが、やっぱりの最後まで描かないパターンになって、この作品は大雑把に作っていると分かりました。
観客にその後を委ねるのは個人的に作る側の怠慢であり、なんとでも言い訳ができるようなダメな演出だと思っています。
やはり、こういう曖昧な設定を土台にする作品は、多くのパターンとしてなぜかラストをハッキリと描かない事が多いです。
アゼルバイジャンの珍しいゾンビ映画だったが、まだまだ面白い作品を作るまでのレベルには達していないと感じました。

コメント

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