【ザ・チェイサー/真実の瞬間】RE-3866

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アクション

作品データ

公開年月 2022/02/25
ジャンル アクション/サスペンス
原作 なし
監督 エドワード・ジョン・ドレイク
脚本 エドワード・ジョン・ドレイク、トム・シェルキオ
製作 コーリー・ラージ、トム・シェルキオ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

4人の若い女性の惨殺死体が発見され、刑事のフリーマンとヴァルガスは現場に落ちていたライターからタトゥー彫師のジェームスを第一容疑者として取り調べる。
ヴァルガスは前日に被害女性の一人と一緒に飲んでいたが、犯行を否認して身の潔白を証明する為に独自の捜査を始める。
そんなヴァルガスに巻き込まれる形で二人の刑事も共同で調査をすると、ハリウッドの闇に蠢く人身売買組織の影が見え、協力者の女性エレノアが姿を消すのだった。

登場人物&出演者

ジミー・ジェイン(演:デヴォン・サワ)

近年の出演作に『ブラック・フライデー!』、『ブレイク・ダウン』などがあります。

主人公。タトゥーショップ「ガソリン・アレイ」を経営する。恋人に振られ、バーでスターと出会う。

スターが惨殺事件の被害者となってヴァルガス刑事たちに容疑者として、事情聴取を受ける。
身の潔白とスターの無念を晴らす為に独自捜査すると、何者かに狙われるようになっていた。
エレノアと接触してプロデューサーとフリーマン刑事の繋がりを知り、追い詰めようとした。
最後は捕まったエレノアをフリーマン刑事から助け出し、スターの無念を晴らす事になった。

ヴァルガス刑事(演:ルーク・ウィルソン)

近年の出演作に『2つの人生が教えてくれること』、『マイティ・マイツ/12人の屈強な戦士たち』などがあります。

ロサンゼルス市警の強行犯係の刑事。フリーマン刑事とは公私ともに付き合いがあって、子供の名付け親となる。

スターたちの惨殺事件でジミーの店のライターがあった事で、彼を容疑者として決めつける。
勝手に捜査をするジミーに警告するが、彼が何者かに狙われた事をから容疑者から外した。
フリーマン刑事が人身売買組織と繋がっていると突き止め、勝手に動くジミーを追っていく。
最後はアジトまでやって来ると、片付けたジミーと捕まったエレノアと遭遇して脱出させた。

エレノア・ロジャース(演:サーフ・ブラッドショー)

代表作に『インペリアル・ドリーム』、『目指せメタルロード』などがあります。

バックコーラス歌手の年増。ショービズ業界での成功を夢見るが、ソロアーティストとしての仕事はない。

普段はバックコーラスとして生活費を稼ぐ状態にあって、芽が出ない日々を送っている。
業界を牛耳るプロデューサーからソロアルバムの話しをもらうが、肉体関係を拒否していた。
独自で調査するジミーと接触すると、自分が知っている情報を話して不満をぶち撒けた。
最後はフリーマン刑事に売り飛ばされようとして、ジミーに助け出されて生還を果たした。

デニス・バーク(演:ケニー・ウォーマルド)

代表作に『センターステージ』シリーズ、『フットルース/夢に向かって』などがあります。

俳優。1億人以上の視聴者を誇るアクションドラマに出演している。ジミーとは刑務所の時に知り合っている。

順調に撮影をしていると時にジミーが来ると、昔の恩を言われて知っている事を話していた。
撮影スタッフには刑務所が武勇伝だと言っているが、ヘタレだと見抜かれてしまっていた。
フリーマン刑事と繋がるプロデューサーのパーティーに顔を出し、ジミーに遭遇してしまう。
最後はジミーから真実を聞き出そうと撮影現場に乗り込まれ、ビビって全部しゃべっていた。

スター(演:イリーナ・アントネンコ)

代表作に『ウィザード・バトル/氷の魔術師と炎の怪物』、『フローズン・ブレイク』などああります。

役者志望の商売女。遠いところからロサンゼルスに来て将来のスター女優を目指す。体を売って生活費を稼ぐ。

バーで一人飲んでいたジミーに声をかけると、いつものように商売の話しをして交渉した。
ジミーと会話が弾んでいくと、プロデューサーがクソ野郎だとして映画の仕事に満足せず。
商売の話しから身の上話になって、ジミーから店の秘書としてスカウトされ引き受ける。
最後は人身売買組織の秘密を知ってしまい、フリーマン刑事の手下に始末されてしまった。

フリーマン刑事(演:ブルース・ウィリス)

近年の出演作に『ワイヤー・ルーム』、『ザ・ローブ/THE HEROES HIGH VOLTAGE』などがあります。

ロサンゼルス市警の強行犯係の刑事。相棒のヴァルガス刑事とは公私ともに付き合いがあって信頼されている。

惨殺事件の現場にジミーのライターがあった事から、ヴァルガス刑事と彼を容疑者と疑う。
事件の証言録取中にジミーから電話を受けるが、出る事なく平然と無視して切ってしまう。
その正体はプロデューサーと組んで人身売買組織に手を染め、女の子たちを売り飛ばす。
最後はアジトに来たジミーを止める事ができず、命乞いするも金とともに燃やされ死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はブルース・ウィリスが引退前に出演した作品の一つとなります。
この作品は『アンダーワールド/新種襲来』や『シン・オブ・アメリカ』などで知られるエドワード・ジョン・ドレイクが監督と脚本を務めています。
引退前のブルース・ウィリスの作品を手掛けた凶悪の根源であり、その名前を使いまくって宣伝させていました。
今回もブルース・ウィリスが主人公ではなく、あの『ファイナル・デッド』シリーズのデヴォン・サワが主人公でした。
ただ、エドワード・ジョン・ドレイク監督は三流以下なので、ブルース・ウィリスが主人公じゃなくても面白くないです。
主人公がタトゥーショップを経営しているが、ハッキリ言って設定としてもまったく意味がありませんでした。
それに主人公が事件に巻き込まれる因果関係も非常に弱く、あそこまで執着していく理由があまりにも説得力がありません。
ブルース・ウィリス、ルーク・ウィルソン、デヴォン・サワと主役級を揃えているのに、驚くほどにつまらないのは逆に才能だと思います。
テレビドラマならまだ分かりますが、映画として考えるとずっと同じような調子で展開すると眠気との戦いになります。
何より刑事より普段まったく銃を使わないタトゥーショップの彫師の命中率が凄まじく、普通に人を殺しているのもありえない。
もはや正当防衛の領域を越えているし、刑事の汚職にしてもチープすぎて全部の要素に面白さがなかったです。
このエドワード・ジョン・ドレイクは監督や脚本家として今後もゴミ映画を生み出すだろうけど、もう今後はブルース・ウィリスを使わないのが救いです。

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