【ファイナルガール】VD-875

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洋画

作品データ

公開年月 2015/08/14
ジャンル サスペンス
原作 なし
監督 タイラー・シールズ
脚本 アダム・プリンス
製作 ジャック・ナッサー、ジョセフ・ナッサー、ほか
製作国 アメリカ、カナダ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

夜な夜なキレイなスーツで着飾り、言葉巧みにブロンド美女を犯して殺すガールズハンティングを楽しむ高校生集団。
そんなある日、狩り場のレストランで極上のブロンド美女を見つけた集団のボスは、すぐにナンパして人里離れた森のアジトへ連れ込んだ。
ところが、連れ込んだ美女は幼い頃に両親が殺され、殺し屋に引き取られた女子高生で高校生たちは思わぬ反撃を食らうのだった。

登場人物&出演者

ヴェロニカ(演:アビゲイル・ブレスリン)

近年の出演作に『スティルウォーター』、『ゾンビランド:ダブルタップ』などがあります。

主人公。小さい頃に両親が死んでしまい天涯孤独となる。ウィリアムからのテストに合格して引き取られる。

12年後には殺し屋としての成長し、ウィリアムからあらゆる状況を想定した訓練を受ける。
20人の女の子を殺害してきたジェームソンたちを殺すべく、ウィリアムからの指示に従った。
当初はか弱い女性を演じたが、ハンティングが開始されると一人ずつ確実に仕留めていた。
最後はジェームソンをタイマンで倒し、首吊り状態にして幻覚を見せて任務を達成した。

ウィリアム(演:ウェス・ベントリー)

近年の出演作に『ベスト・オブ・エネミーズ/価値ある闘い』、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などがあります。

プロの殺し屋。両親を亡くした幼いヴェロニカの前に来て、様々なテストを行って育てる事を決意した。

12年後、あらゆる状況を想定してヴェロニカを鍛え上げ、あくまで殺し屋として育てている。
成長したヴェロニカから大人の関係を持ち込まれるが、その一線を越えずに彼女を訓練する。
今回のターゲットとしてジェームソンたちを決めて、すべてをヴェロニカに任せて見守る。
最後は任務を成功させたヴェロニカの前に出て、ダイナーでパンケーキを一緒に食べていた。

ジェニファー(演:エマ・ペッツ)

代表作に『Selling Innocence』、『15年後のラブソング』などがあります。

シェーンの恋人。いつもダイナーでたむろっていて、毎回ジェームソンがブロンド美女を口説く光景を見ている。

シェーンが何かを隠している事を薄々勘づいているが、それ以上は踏み出せずに悩んでいた。
情報収集の為に来たヴェロニカと相席となり、色々と話しをして余計にモヤモヤしていた。
ジェームソンたちと出かける為に着替えたシェーンに声をかけるが、止められずに行かれる。
最後はシェーンの幻覚として登場し、実は何度もジェームソンと肉体関係を持ったとバレる。

ダニー(演:ローガン・ハフマン)

代表作に『ヴィクトリー・ロード/アクイナスの奇跡』、『ホーンテッドテンプル/顔のない男の記録』などがあります。

ガールズハンティング集団のメンバー。金持ちで斧を持参している。ニヤニヤした顔とお調子者な性格を持つ。

車でジェームソンが迎えに来るまで、一人で踊って楽しんで、やって来ると斧を持って乗る。
アジトまで来るとヴェロニカに興味津々だが、「真実か試練ゲーム」でワクワクしていた。
ようやくジェームソンがハンティングゲームを始めると、待ちきれず斧を片手に追いかける。
最後はヴェロニカの酒で幻覚を見て混乱し、彼女に斧を奪われて笑顔を浮かべて殺された。

ネルソン(演:リース・トンプソン)

代表作に『メッセージ/そして、愛が残る』、『処刑教室』などがあります。

ガールズハンティング集団のメンバー。母親が大好きで食事を褒める一方、軍人の父親とはあまり会っていない。

アジトに向かう時にバットを取り出して、退屈しのぎとして郵便受けを破壊して遊んでいた。
「真実か試練ゲーム」で真実を引き当てると、苦手という理由で試練としてミミズを食べた。
逃げたヴェロニカをシェーンと追いかけ、幻覚のせいで覆面の男たちに囲まれて混乱する。
最後はヴェロニカの不意打ちで倒れ、トドメに石を頭に叩きつけられて呆気なく死亡した。

シェーン(演:キャメロン・ブライト)

近年の出演作に『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』、『リトル・グローリー』などがあります。

ガールズハンティング集団のメンバー。恋人のジェニファーと同居しているが、裏の顔は未だにバレていない。

薄々勘づき始めたジェニファーを適当に流し、ジェームソンに従って殺害を楽しんでいた。
ハンティングに行く前にジェニファーから聞かれるが、いつものように流して向かった。
逃げ出したヴェロニカを追っていくが、酒の幻覚でジェニファーとジェームソンを見て混乱。
最後は幻覚のジェームソンを倒しヴェロニカに反撃するが、結局は首を締められ殺された。

ジェームソン(演:アレクサンサー・ルドウィグ)

代表作に『ウィッチマウンテン/地図から消された山』、『ローン・サバイバー』などがあります。

ガールズハンティング集団のボス。行きつけのダイナーで仲間とたむろし、ブロンド美女が来ると必ず口説き落とす。

父親と狩りに出てウサギを殺せず帰ってきたが、そのせいで怒られた事で確実に仕留める。
「真実か試練ゲーム」で真実を引いてもすべて話し、ヴェロニカの酒を飲まずゲームを開始。
仲間たちが殺されても一切の感情も湧かず、それをやったヴェロニカを逆に褒めていた。
最後はタイマン勝負で負けて酒を飲み、首吊り状態のまま幻覚で殺した女の子に押され死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『第79回アカデミー賞』で助演女優賞を受賞したアビゲイル・ブレスリンが主演を務めた作品となります。
この作品は写真家として活躍するタイラー・シールズにとって長編映画監督デビュー作となっています。
設定として非常に面白そうであり、か弱い女性に見えて実はプロの殺し屋というギャップが引き付けるだけの魅力がありました。
ただ、そんな主人公を演じるのがアビゲイル・ブレスリンであり、彼女は残念ながらミスキャストとしか言えませんでした。
こういう作品に登場する女性たちは、必ずスマートでそれなりに背が高くないと映像としての説得力に欠けてしまう。
まさに本作はそれをやってしまい、アビゲイル・ブレスリンは確かな演技力があっても映像としての説得力が皆無でした。
アクションをやる俳優や女優の場合、その為に何ヶ月かは本格的なトレーニングや肉体作りをしていきます。
それこそがプロとして最低限の仕事であるけど、残念ながらアビゲイル・ブレスリンにはそのような形跡がほぼ見られませんでした。
体格的な部分は仕方ないにしても、せめてトレーニングをしたという見た目を持っていかないと役に説得力が生まれません。
それすら怠っているので、当然ながら見た目もそうだが、それ以上に必要なアクションシーンも緩すぎて緊張感が一切ありませんでした。
結局は主人公補正に頼ったような形になってしまい、追い込まれた悪役側も急にビビってしまう姿にも説得力もなかったです。
とにかく、本作は一番必要な要素である説得力がなく、そうなってくるとすべてがダメになる残念すぎる作品となりました。
やはり、こういう作品ではアクションを真剣に取り組む女優がやるべきで、演技力だけしかないアビゲイル・ブレスリンには荷が重かったと思います。

コメント

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