【アナザー・ワールド/異次元の怪物】RE-3786

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あ行

作品データ

公開年月 2020/02/27
ジャンル ファンタジー/ホラー
原作 なし
監督 スヴィヤトラスラフ・ポドガイエフスキー
脚本 ナタリヤ・ドゥボーヴァヤ、イヴァン・カピトノフ、ほか
製作 イヴァン・カピトノフ、スヴィヤトラスラフ・ポドガイエフスキー、ほか
製作国 ロシア
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

思春期の少年イゴールは、母の死の悲しみから立ち直れず、父親やその再婚相手である継母にも反発していた。
ある時、生まれて間もない妹の面倒を見る為、イゴールの家に初めてベビーシッターの女性タチアナがやって来る。
しかし、イゴールはタチアナから発せられる不気味な雰囲気に疑問を持ち、突如として妹が姿を消してしまい、両親に訴えるも存在が記憶から消えていたと知るのだった。

登場人物&出演者

イゴール(演:オレグ・チュグノフ)

代表作に『ウィドウ/怪物の森』、『Byt』などがあります。

主人公。母親を亡くしたショックから立ち直れず、継母のユリアに対して他人のような態度を見せていた。

アントンにイチャモンを付けられるダシカを助けて、そこから気になって声をかけていく。
妹が消えて両親も知らない状態になって、ミーシャの家に行くと彼から説明を受けていた。
古い発電所から異次元へ飛び妹を見つけ出し、記憶がなくなったユリアに記憶を保持させる。
最後は異次元でバーバ・ヤーガを倒し、家族との仲良くなり、ダシカとアントンと友人に。

ダシカ/ダニヤ(演:グラフィラ・ゴルベヴァ)

本作が長編映画デビュー作となります。

ヒロイン。母親から男友達を作っちゃいけないルールで縛られる。そのせいでスマホに話しかけている。

アントンにイチャモンをつけられると、たまたま助けたイゴールとも仲良くなっていく。
妹が消えたイゴールの手伝いをする為に同行し、アントンも加わって異次元に飛ばされた。
バーバ・ヤーガを倒す為に古い発電所に再び戻り、イゴールがなんとか倒して無事に戻った。
最後は母親と再会を喜んでいて、イゴールやアントンとも友達になってミーシャの家にいた。

アントン(演:アルチョム・ジグリン)

代表作に『Osenyu 41-go』、『Krasnaya Shapochka』などがあります。

イゴールとダシカの同級生。母親に捨てられて叔母に面倒を見られるが、邪魔者扱いにされているような状態。

スマホを使っていたダシカを見てイチャモンをつけ、助けたイゴールに対して敵意を見せる。
手下たちを引き連れてイゴールたちを森まで追いかけ、ミーシャに見つかって追い返された。
妹を探すイゴールたちと一緒に行動して異次元に飛んで、何度も腰抜けと言われても諦めず。
最後はバーバ・ヤーガを倒してイゴールたちと友達となり、ミーシャとも仲良くしていた。

アレクセイ(演:アレクセイ・ロズィン)

代表作に『エレナの惑い』、『ラブレス』などがあります。

イゴールの父親。ユリアと再婚して亡くなった妻を忘れようとする。ユリアと仲良くしない息子に悩んでいる。

ベビーシッターを雇う為に家の各所にカメラを設置し、息子から意見を言われるも聞かない。
使い魔によって赤ん坊の存在が消され、息子から言われても納得せず逆に厳しく接した。
ユリアに化けた使い魔の影響でマトモな判断ができず、息子を殺すように指示を受けていた。
最後は息子を殺そうとするもユリアに止められ、正気を取り戻して帰ってきて再会を喜んだ。

ユリア(演:マリヤーナ・スピヴァク)

代表作に『ラブレス』、『イエスタデイ』などがあります。

アレクセイが再婚した相手。イゴールにとって継母になるも仲良くできず、それについて悩んでいた。

生まれたばかりの娘を大事に育てて、手編みの靴下を作るも使い魔によって存在を消された。
イゴールに赤ん坊について言われても分からず、使い魔に間違えられボールをぶつけられた。
異次元から帰ってきたイゴールに赤ん坊の存在を言われ、かすかに記憶が蘇って涙を流す。
最後は暴走する夫がイゴールを殺そうとして止め、帰ってくると赤ん坊を見て再会を喜んだ。

ミーシャ(演:イゴール・フリプノフ)

代表作に『ミラーズ/呪怨鏡』、『マジック・ワード/禁じられた言葉』などがあります。

森の中に住んでいる中年の男性。あらゆる武器を集めて、過去に妻を惨殺したという噂がされている。

逃げたイゴールたちを追ってきたアントンらが小屋に来ると、ナイフを取り上げ追い返した。
イゴールを連れたアントンたちが小屋にいると知り、ダシカを捕まえるも逆に捕まった。
事情を説明して存在と記憶の関係を話し、彼らが出ると自力で拘束を解くも使い魔が来る。
最後は古い発電所まで行くも使い魔になった妻を説得し、イゴールたちが帰って燃やした。

セタ(演:マルタ・ケスラー)

代表作に『アビゲイル/クローズド・ワールド』、『コスモボール/COSMO BALL』などがあります。

ミーシャの一人娘。過去にバーバ・ヤーガによって連れ去られ、異次元の世界でなんとか生き延びていた。

父親がランタンに触れた事で記憶を保持していたが、忘れかけられているせいで白目になる。
異次元に連れ去られたイゴールの妹を見つけ、隠す為に自分の小屋まで持ってきていた。
イゴールたちが来ると状況を説明し、使い魔が探し来ると身代わりとなって立ち向かった。
最後は父親の記憶がなくなって消えるが、再び取り戻すとイゴールたちの前に現れ警告した。

タチアナ/ターニャ(演:スヴェトラーナ・ウスティノヴァ)

代表作に『ハードコア』、『Buy Me/バイ・ミー』などがあります。

アレクセイが初めて雇ったベビーシッター。子供の扱いに長けていると自負して赤ん坊の面倒を見ている。

イゴールがソファに座れる妹を発見するが、すぐに駆けつけてユリアを宥めて面倒を見た。
その正体はバーバ・ヤーガの使い魔で、亡くした子供を取り戻す契約で懸命に働いていた。
イゴールたちが赤ん坊を連れ戻す為に異次元へ飛び、小屋を嗅ぎ回るも見つからずに退散。
最後はミーシャを追い込むが、妻である事を思い出してバーバ・ヤーガの死とともに消えた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はスラブ系の神話に登場する「バーバ・ヤーガ」の伝承をベースにした作品となります。
この作品は『ミラーズ/呪怨鏡』や『ゴースト・ブライド』で知られるスヴィヤトラスラフ・ポドガイエフスキーが監督、脚本、製作を務めています。
子供が主人公という事で血生臭い演出はほぼなく、あくまで彼らがやれるような展開になるから基本的にマイルドな内容になっています。
ホラー的な要素があっても子供が主人公という設定のせいで、そこまで強烈なモノにできないから今一つという印象を受けました。
バーバ・ヤーガに似た異次元の怪物が主人公たちの世界に来る為、あらゆる手を尽くすけど結局は失敗してしまう。
こういう時の大人はまったく役に立たないので、ほぼ脇役として主人公たちの邪魔をするか、サポートするだけの存在になります。
バーバ・ヤーガの使い魔によって代償となる子供を奪われると、それと同時に記憶からも消え去る魔法か呪いをかけられる。
肝心のバーバ・ヤーガが終盤に姿を現していくが、それは赤い糸でできたような体で非常に面白い造形だと思いました。
ただ、その重要な場面を暗黒画面にしているせいでほとんど見えず、低予算のCGをごまかそうとした結果だろうと思われます。
個人的には微妙な出来であっても暗黒画面でごまかすような手法は好きじゃなく、本作最大のガッカリポイントになってしまっています。
異次元に飛んでいく主人公たちだが、それも簡単すぎる方法であまり感覚が伝わらず、ここら辺の演出も分かりづらい部分がありました。
色々と可能性を秘めている設定であるけど、微妙にインパクトがないのは子供が主人公というところだと思われます。
やはり、大人が主人公の方が思い切りできるから、全体的に物足りない感じになりました。

コメント

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