【ザ・ロストシティ】VD-854

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洋画

作品データ

公開年月 2022/03/25
ジャンル アドベンチャー/コメディ
原作 なし
監督 アーロン・ニー、アダム・ニー
脚本 オーレン・ウジエル、デイナ・フォックス、ほか
製作 ライザ・チェイシン、サンドラ・ブロック、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

新作の宣伝ツアーに渋々ながら参加した恋愛小説家のロレッタだったが、謎の大富豪フェアファックスが現れ、南の島へと連れ去られてしまう。
小説を読んだフェアファックスは、ロレッタが伝説の古代都市“ロストシティ”の場所を知っていると信じ込んでいた。
そんな窮地を知って救出にやって来たのは、新作の表紙を飾るモデルのアランだったが、見た目とは裏腹に頼りにならず、ロレッタたちは大自然の脅威が襲いかかるのだった。

登場人物&出演者

ロレッタ・セージ(演:サンドラ・ブロック)

近年の出演作に『ブレット・トレイン』、『消えない罪』などがあります。

主人公。恋愛小説家。人気シリーズ「ザ・ロストシティD」で秘宝についての文字を解読に成功している。

考古学者の夫を亡くしてから引きこもりになり、ベスから読者イベントの参加を強制される。
アランと口論になって外に出るとフェアファックスの手下に誘拐され、大西洋の島に行く。
解読を任されるとアランたちが救出に来て、トレーナーが殺されたせいで二人で逃亡する。
最後は墓を見つけて王と王女の恋物語を知って、アランと脱出して新たな小説を書いていく。

アラン・キャプリズン/ダッシュ・マクマホン(演:チャニング・テイタム)

近年の出演作に『マジック・マイク/ラストダンス』、『ブレット・トレイン』などがあります。

ヒロイン。ロレッタの「ザ・ロストシティD」シリーズにおける表紙のモデルを務める。ナルシストで役になりきる。

読者イベントに参加して女性ファンから注目されるが、ロレッタがぶち壊して不機嫌になる。
ロレッタと口論になって彼女が誘拐されると、ベスたちと相談してトレーナーを雇った。
現地まで行くとロレッタを助けるもトレーナーが死亡し、二人でジャングルを突き進んだ。
最後は墓を見つけてロレッタと脱出し、新たな小説シリーズで違った一面を見せていく。

ベス(演:ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)

代表作に『ラスト・シフト』、『THE GUILTY/ギルティ』などがあります。

ロレッタの広報担当者。次回作をなかなか出さないベスの尻を叩く役。「ザ・ロストシティD」の続編を待っている。

読者イベントにロレッタを連れ出して変な衣装を着させ、乗り気じゃない彼女をムリさせる。
ロレッタが何者かに誘拐されてアランに任せるも連絡がつかず、自分が現地へ飛んでいく。
島へ飛ぶ飛行機が見つからない中、気に入られたオスカーにつれていってもらっていった。
最後はロレッタたちを救助し、念願の休みを手に入れてハワイでマッサージを受けていた。

オスカー(演:オスカー・ヌニェス)

代表作に『あなたは私の婿になる』、『ベイウォッチ』などがあります。

貨物機のパイロット。ベスが次の島に行けず困っていると、ステーキが食べたいと勘違いして声をかけた。

ベスから次の島に行きたいと正しく聞くと、荷物を運んだ後に連れていくと約束して向かう。
島へ向かう間に自動操縦をしながらベスに話しかけ、ハワイに誘って友達のヤギを紹介する。
ベスとともに墓がある場所まで船で救助し、逃げ出そうとしたフェアファックスを捕らえた。
最後はロレッタたちとともにハワイまで来て、ベスとはプラトニックな関係と言われていた。

ジャック・トレーナー(演:ブラッド・ピット)

近年の出演作に『バビロン』、『ブレット・トレイン』などがあります。

元ネイビーシールズの隊員。瞑想教室に参加していた時、同じく来ていたアランと知り合って連絡さを教えた。

ロレッタが何者かに誘拐された事からアランの連絡を受けて、冷静に居場所を突き止めた。
現地でアランと合流するも彼が手出ししようとして、それを強く止めて一人で乗り込んだ。
見事にロレッタを救出して車を爆破して、彼女と共通するような話題から笑顔になった。
最後はフェアファックスの手下による狙撃を頭に食らうが、実は生きていて瞑想教室で再会。

ラフィ(演:エクトル・アニバル)

代表作に『トリプルX:再起動』、『ショットガン・ウェディング』などがあります。

フェアファックスに雇われた傭兵のリーダー格。秘宝が眠っている島の近くが地元で発掘に対して懐疑的な考え。

フェアファックスの命令で相棒とロレッタを誘拐するが、強引なやり方に怖がられていた。
現地に到着するとフェアファックスの近くで用心し、トレーナーの襲撃に対応できずにいた。
指示を受けて逃げたロレッタたちを追いかけるが、彼らの反撃で仲間を失って逃げられた。
最後は墓を見つけるも暴く事に負い目を持ち、ボスを裏切ってロレッタを間接的に手助けた。

アビゲイル・フェアファックス(演:ダニエル・ラドクリフ)

近年の出演作に『プリズン・エスケープ/脱出への10の鍵』、『ガンズ・アキンボ』などがあります。

メディア王一族の一人で大富豪。弟が父親の後を継いで、自身は珍しい秘宝を集めるコレクターを名乗る。

未発見の“墓”と“炎の冠”を探す為、解読に成功したロレッタを誘拐して現地まで向かう。
解読してもヒントを得られない状況にイライラしてしまうが、すぐに冷静さを取り戻した。
手下から死者が出ていると言われるが、誰も手にしない秘宝の為ならば問題ないと続ける。
最後は墓を見つけるも望んだ秘宝じゃなく、ラフィに裏切られ最終的に逮捕されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は『国際映画音楽批評家協会賞』にてコメディ映画部門作曲賞にノミネートされました。
この作品は『トム・ソーヤーの盗賊団』で知られるアーロンとアダムのニー兄弟が監督を務めています。
引きこもりの小説家がまさかのジャングルでサバイバルするというギャップを見せていく内容となっています。
作家というのは物語の整合性や設定に説得力を生み出す為に、専門家並みの知識を得て書いていく事は当たり前です。
なので、本作における主人公が古代文字を解読できる設定にはムリがなく、夫を亡くしたせいで引きこもりになっている点も理解できる。
そこからハチャメチャな展開になっていくが、そこはサンドラ・ブロックが演じているから良いキャラクターになるのは必然だろう。
そこにヒロイン的なポジションとなるナルシストで少し頭が弱いが、純粋な心を持つチャニング・テイタムのキャラクターも上手く連動している。
本作において最大の魅力は二人の掛け合いであって、物語を通じて単なるビジネスパートナーからそれ以上の関係になっていくところだろう。
知識を持っている主人公と頼りにならない肉体美だけのヒロインでの凸凹コンビは面白く、場所がジャングルという点も引き立てている。
ただ、魅力的な作品としての条件に悪役のキャラクターだと個人的に思っていて、本作は残念ながら微妙な印象を受けました。
秘宝コレクターの悪役を演じるのはダニエル・ラドクリフなので、期待値が高かっただけに少しもったいないと思いました。
単なる欲望に駆られた悪役に魅力はなく、もっとダニエル・ラドクリフの良さを引き出してほしかったです。
確かにテンポよく物語が進んでいくが、エピソードの重みが決定的に足りず、キャラクターの深掘りにもならないから全体的に微妙な感じでした。

コメント

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