【嵐の中で】VD-579

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あ行

作品データ

公開年月 2018/11/03
ジャンル サスペンス/SF
原作 なし
監督 オリオル・パウロ
脚本 オリオル・パウロ、ララ・センディム
製作 メルセデス・ガメロ、エネコ・リサラガ・アラティベル、ほか
製作国 スペイン
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

1989年の嵐の夜、隣人男性が妻を殺害する現場を目撃した少年ニコは、男性から逃げようとして外に出て車に轢かれる。
25年後、看護師のベラは夫ダビドや幼い娘グロリアとともに、友人アルトルの近所に引っ越してくる。
そこは少年ニコが住んでいた家で、その日の深夜に嵐の中で時空のズレが発生し、ベラは古いテレビを通じて事件前のニコと対面するのだった。

登場人物&出演者

ベラ(演:アドリアーナ・ウガルテ)

代表作に『ワイルド・ルーザー』、『ジュリエッタ』などがあります。

主人公。看護師。ダビドと娘のグロリアと新しい家に引っ越す。医者を目指していたが結婚と妊娠で諦めた。

医者として就職するはずの病院で看護師として働き、本来なら脳外科医になっていたはず。
古いテレビを見た事で過去に繋がり、殺されるはずだったニコを助けて人生が大きく変わる。
刑事のレイラに疑われながらも人生を取り戻そうと、すべてをニコに託して死を選んだ。
最後は元の世界に戻って娘を取り戻し、食肉工場から遺体を発見してニコと再会を果たす。

レイラ警部補(演:チノ・ダリン)

代表作に『永遠に僕のもの』、『明日に向かって笑え!』などがあります。

過去を変えた事で混乱していたベラの尋問をしていた。ベラの話しを聞いて身元をしっかりと調べていた。

ダビドの家に侵入し、アイトルと接触したベラを見つけて、彼女の話しを信じようとする。
アンヘラが妻を殺して埋めた場所を探し出し、カレン博士の元にベラを連れて行った。
その正体はベラが助けて成長したニコで、ずっと裏切っていたダビドの真の姿を暴いた。
最後は元の世界に戻ったベラが食肉工場から遺体を発見して、現場にやって来て再会した。

ダビド(演:アルバロ・モルテ)

代表作に『Lola: The Movie』、『ペーパー・ハウス:人気の秘密に迫る』などがあります。

ベラの夫。保険会社に勤めている。友人であるアイトルの紹介でベラと出会って結婚して一人娘に恵まれていた。

ベラがニコを助けたせいで出会っておらず、付き合っていたウルスラという女性と結婚した。
職場だけじゃなく自宅まで来たベラを危険視して、牽制しながらウルスラに警察を呼ばせた。
生き延びたニコの調べでウルスラを裏切って浮気している現場をベラにバラされていた。
最後はベラが元の世界に戻ってくるが、ニコのおかげで浮気していると詰め寄られた。

アイトル(演:ミケル・フェルナンデス)

代表作に『フェイク・コップ/哀しき抗い』、『かごの中の瞳』などがあります。

ベラの友人。父親が空軍パイロットで、そのあとを継ぐような形で旅客機のパイロットになっていた。

ニューヨークにいた時に電車でベラと出会って片思いするが、ダビドが選ばれて身を引いた。
ベラがニコを助けた事により電車で出会う事なく、彼女が接触してその話しを聞いていた。
アンヘルが妻を殺したとベラに言われるが、今では母親の再婚相手で虫も殺せないと否定。
最後は元の世界に戻ったベラと友人として戻り、呪縛が解かれた母親と一緒に過ごしていた。

クララ(演:ノラ・ナバス)

代表作に『ブラック・ブレッド』、『ペイン・アンド・グローリー』などがあります。

アイトルの母親。空軍パイロットだった夫を亡くし、その後はずっと息子のアイトルと二人暮らししていた。

子供だったアイトルとニコたちをいつも学校まで送っていたが、あの日を境に引きこもった。
引っ越してきたベラにニコの話しをしたアイトルに対し、ヒステリックな言動で止めた。
ベラがニコを助けた過去で実際はアンヘルと不倫し、彼が妻を殺してそのまま再婚を果たす。
最後は元の世界に戻ったベラにより自由の身となって、アンヘルの呪縛から逃れていた。

ヒルダ(演:クララ・セグラ)

代表作に『海を飛ぶ夢』、『クレイジーなくらい君に夢中』などがあります。

アンヘルの妻。子供はいないが家に二人の肖像画を飾るほど幸せな家庭生活を送っている。

夫の不倫を知って殺されてしまい、隣人だったニコが目撃して車に轢かれて死亡した。
急用で実家であるドイツのベルリンに戻るが、夫の不倫を確認しようと家に帰ってしまう。
不倫相手のクララを包丁で殺そうとするも失敗し、逆に刺されて上階から落ちて死亡した。
最後は夫に遺体をトランクに詰められ、職場である食肉工場の地下に埋められてしまう。

アンヘル(演:ハビエル・グティエレス)

代表作に『マーシュランド』、『アサシンクリード』などがあります。

ニコの隣人。1989年に妻を殺害して、家にやって来たニコを追い回して道に飛び出した彼が事故に遭い死亡させた。

その後、逃げる事をせずに捕まってしまい、わずか数ヶ月後に刑務所で自殺を遂げていた。
ベラがニコを助けても妻を殺し、食肉工場の地下に埋めてクララと再婚して平穏に暮らした。
自分の人生を取り戻したいベラにより遺体が警察に見つかり、レイラにより逮捕された。
最後は元の世界に戻ったベラが食肉工場から遺体を掘り起こされ、容疑者として逮捕された。

カレン・サルドン博士(演:ベレン・エルダ)

代表作に『永遠のこどもたち』、『ロスト・アイズ』などがあります。

数理物理学を教えている大学教授。過去にニコの話しを聞いて小説「ミラージュ」を書いている。

テレビで紹介されるほど有名な小説となっていて、ニコ少年の幻覚を元に書いているという。
自分の人生を取り戻したいベラがやって来るが、実際にニコと会った事がないと話した。
母親の話しを聞いて書いたが、ベラの交信した人物と知ってワームホールの可能性を出す。
最後は同じ現象を実際に起こせば元に戻ると説明し、失敗する二度とできないと警告した。

ニコ(演:ジュリオ・ブリーガス・クート)

代表作に『The Footballest』、『Operación Camarón』などがあります。

1989年に生きていいた少年。隣人のアンヘラが妻の殺害を目撃し、逃げるも車に轢かれて死亡していた。

音楽好きでカメラでギターを弾く姿を録画し、将来はミュージシャンになろうとしていた。
嵐によって未来にいるベラと繋がり、そのおかげでアンヘルに追われずに助かっていた。
その後、統合失調症になって、母親が代わりにカレン博士にあった出来事を話してもらった。
最後は未来の自分からベラの物語を聞かされ、食肉工場の現場で念願の再会を果たした。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
Netflixのオリジナル映画として製作され、監督と脚本を務めるオリオル・パウロはどんでん返しで有名な方です。
オリオル・パウロ監督の代表作に『ロスト・ボディ』や『ロスト・アイズ』などがあるけど、残念ながらまだ鑑賞していません。
今回は初の鑑賞となりましたが、タイムパラドックスやタイムリープと言ったSF要素が複雑に絡んでいました。
ただ、肝心のタイムパラドックス関係の設定は非常に大雑把で強引であるが、それをフォローするミステリー要素は悪くなかった。
気付かずにタイムパラドックスを起こした主人公は、次の瞬間には別の人生を送っている事が判明するもずっとヒステリーになっている。
やはり、男性と女性では物事の捉え方が少し違っていて、本作の主人公は真っ先に考えるのは大事な娘となります。
これに関しては実際に子供を持っている人じゃないと理解ができず、独り身の人間はあまり共感できる部分はなかったです。
どうしても自分の人生を取り戻した主人公だが、別の人生やタイムパラドックスを起こしている事には無関心過ぎるような気がしました。
あまりにも人生を元に戻したい衝動に駆られすぎているが、これは後々の伏線を回収する上で必要な行動だったかもしれない。
それにしても、冷静さをなくしているように見えるのに、なぜか行動がすべて正解を引いているところもご都合主義のように感じてしまった。
しかし、そこもフォローするドラマ性をしっかりと置いていて、強引すぎるご都合主義も気にならないようにしている。
オリオル・パウロ監督は詰めの甘い部分はあるけど、それをしっかりと別の要素でフォローする秀逸さがあると感じさせられました。
SF要素が非常に強い作品だが、そこに重点を置く事なく、微妙にずらして物語を上手く構築していたと思います。

コメント

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