【イコライザー2】RE-2973

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アクション

作品データ

公開年月 2018/07/20
ジャンル アクション/サスペンス
原作 マイケル・スローン、リチャード・リンドハイム 『ザ・シークレット・ハンター』
監督 アントワーン・フークア
脚本 リチャード・ウェンク
製作 トッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

タクシードライバーとして生活する元CIAエージェントのロバート・マッコール。
ある日、CIA時代の元上官で唯一の理解者だったスーザンが何者かに殺され、真相を突き止めるべく独自に捜査を開始する。
事件の核心に迫っていくと、ロバートはやがて身内であるCIAで自分と同じ訓練を受けたスペシャリストだと突き止めるのだった。

登場人物&出演者

ロバート・マッコール(演:デンゼル・ワシントン)

近年の出演作に『ローマンという名の男/信念の行方』、『フェンス』などがあります。

主人公。特殊な訓練を受けた元CIAエージェント。現在はタクシードライバーとして暮らす。

毎日のように様々な客を乗せているが、何かの被害に遭った人間なら無償で報復措置する。
CIAの元上官であるスーザンとは時々会って援助を受けるが、彼女が殺されて調査する。
黒幕が相棒のデイヴだと知ってガッカリし、昔の仲間に対して死刑宣告を堂々としていた。
最後は妻と暮らした家で迎え撃って、デイヴも呆気なく殺して人質のマイケルを助け出した。

マイルズ・ウィテカー(演:アシュトン・サンダーズ)

代表作に『ストレイト・アウタ・コンプトン』、『ムーンライト』などがあります。

マッコールが暮らすアパートの住人。美術学校に通っているが、ヤクを売って小遣いを稼ぐ。

アパートの壁に落書きをされてマッコールが消していると、報酬を払えばやると言い出す。
適正価格を口にしてマッコールから許可を得て、学校とヤクを売らない約束をさせられた。
ギャングに誘われて兄のカタキを取る為に殺しを勧められるが、マッコールに止められる。
最後はデイヴの人質となるが、冷静な対応をしたマッコールに助けられて平穏な生活に戻る。

サム・ルビンスタイン(演:オーソン・ビーン)

代表作に『インナースペース』、『マルコヴィッチの穴』があります。

高齢者住宅に住んでいる老人。いつもマッコールを指名して近くのコピーセンターまで行く。

生き別れた姉の肖像画が1200万ドルだと知って、取り戻そうと余生の目標にしている。
ただ、何一つ証拠がなくて何度裁判所に持っていても却下されるが、それでも諦めない。
最後はようやく裁判所もマトモに取り合ってもらい、念願だった姉との再会を果たす事に。

ブライアン・プラマー(演:ビル・プルマン)

近年の出演作に『バイス』、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』などがあります。

スーザンの夫で作家。何冊も本を出しているが、マッコールや妻からの評判は良くない。

それでも作家として自信を持っているが、仕事を引退した妻が現場に行く事を危惧していた。
スーザンが何者かに殺されて悲しみのどん底にいると、遠回しにマッコールに頼んでいた。
最後はデイヴたちに命を狙われるが、先回りしていたマッコールに助け出されていた。

スーザン・プラマー(演:メリッサ・レオ)

代表作に『21グラム』、『マネー・ショート/華麗なる大逆転』などがあります。

元CIAの高官でマッコールの上司。ブライアンの妻。現在は引退して悠々自適に暮らす。

マッコールがCIAを引退した理由を知っていて、彼の妻の誕生日になってワザワザ訪れた。
ブリュッセルで起きた殺人事件を担当する事になって、独自にある仮説を立てていた。
最後は泊まっているホテルに帰ると、何者かに襲われてしまい、抵抗するも殺害された。

デイヴ・ヨーク(演:ペドロ・パスカル)

代表作に『グレートウォール』、『キングスマン:ゴールデン・サークル』などがあります。

CIAのエージェント。ブリュッセルで発生した殺人事件の捜査をスーザンと担当する事に。

CIA時代では7年もマッコールの相棒だったが、彼がひっそりと生きていた事を知らなかった。
スーザンが何者かに殺害されると、死んだと思われたマッコールがやって来て再会を喜ぶ。
実はマッコールがいなくなってチームが解散し、そこから裏稼業で稼ぐようになる。
最後は後始末にマッコールを仲間で狙うが、圧倒的な戦術と戦闘力の差で返り討ちにされた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は2014年に公開された1作目の続編となっています。
当初はアントワーン・フークアが監督を降板すると伝えられたが、結果的に続編でも監督を務めています。
1作目はホームセンターで働く普通の人だと思われたが、実はCIAの殺戮マシーンで隠居していたという経歴を持つ主人公。
事前にシミュレーションして相手を殺すパターンから逆算し、何秒でやり遂げるか宣言するところが斬新でした。
何より社会派の作品に多く出演している名実とともに一流の俳優であるデンゼル・ワシントンが演じているところが大きいだろう。
ターゲットを確実に殺すスペシャリストという闇を抱える主人公をデンゼル・ワシントンは圧倒的な演技力で表現している。
妻を失ってから希望もなく生きているように見えるが、困っている人を放っておけず、悪人を一瞬にして殺していく爽快感があります。
本作ではタクシードライバーに転職しているが、そこでも元来のお人好しを発揮してクズたちを懲らしめる展開はスッキリする。
ただ、前作は非常に分かりやすい展開であったけど、本作は主人公の過去が関わって少し複雑な展開になっている。
しかも、そこに本筋とは関係ないサイドストーリーも絡んでしまい、前作のようなスッキリした構成じゃなくなっている。
個人的には分かりやすい展開だからこそ、主人公の持つ無敵に誓い殺しスキルが惜しげもなく披露できるところが最大の魅力だと思っていた。
なので、本作ではサイドストーリーのドラマはまだいいけど、なぜハリケーンを設定に加えたのかよく分かりません。
前作のようなシンプルさを嫌って色々と肉付けをしている感じがして、なんだか期待していたモノと違って少しガッカリしました。
それでもデンゼル・ワシントンの存在感や若者を叱咤激励する姿は素晴らしく、なんと言っても64歳とは思えない若々しさに驚かされます。
さすがにアクションの面では代役を多用しているけど、人間ドラマに関しては説得力しかない演技ができるデンゼル・ワシントンの独壇場でした。

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