【ソニック・ザ・ムービー】RE-3390

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洋画

作品データ

公開年月 2020/02/14
ジャンル アドベンチャー/コメディ
原作 セガゲームス 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
監督 ジェフ・ファウラー
脚本 パトリック・ケイシー、ジョシュ・ミラー
製作 ニール・H・モリッツ、中原徹、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

宇宙の遥か彼方で楽しく暮らしていたソニックだったが、彼が持つ“スーパーパワー”が狙われて故郷を追われてしまう。
やがて地球にたどり着いたソニックは、誰にも見つかる事なく暮らし、10年経った頃に寂しさからとんでもない事件を巻き起こした。
悪の天才科学者ドクター・ロボトニックに“スーパーパワー”を気付かれ、ピンチに陥ったソニックは保安官のトムに助けを求めるのだった。

登場人物&出演者

ソニック(声:ベン・シュワルツ)

代表作に『アザー・ガイズ/俺たち踊るハイパー刑事』、『ザ・ウォーク』などがあります。

主人公。超高速で走る青いハリネズミ。スーパーパワーを持ち、地球へ逃れてきている。

グリーンヒルズで暮らしていたが、孤独感からスーパーパワーを出してバレてしまう。
トムのせいでキノコの惑星へ行けず、大事なリングを取り戻す為に協力してL.A.へ行く。
ロボトニック博士の妨害に遭いながらも、持ち前のスピードですべてかわして解決する。
最後はロボトニック博士をキノコの惑星に行かせ、トムとマディの家の屋根裏で暮らす。

トム/トーマス・マイケル・ワカウスキー(演:ジェームズ・マースデン)

近年の出演作に『記者たち/衝撃と畏怖の真実』、『ビジネス・ウォーズ』などがあります。

グリーンヒルズの保安官。50年間に渡って一族が保安官を務めるが、不満を持っている。

ロサンゼルスでの異動が決まると、先にマディが行く間、ソニックに遭遇してしまう。
ソニックの邪魔をしたせいでリングをロサンゼルスに落とし、詫びに連れて行く事に。
当初は勝手に動き回るソニックに困惑するが、純粋な彼の言動に友情を育んでいく。
最後はロボトニック博士を惑星に飛ばし、町に残ってソニックを屋根裏に住まわせた。

マディ・ワカウスキー(演:ティカ・サンプター)

代表作に『ソルト』、『クレイジー・グッド』があります。

トムの妻。獣医として勤めている。トムが転勤を決めると反対せず一緒に行くと決意する。

新しい場所での生活の為に予め家を探していて、実際に姉がいるロサンゼルスまで行く。
姉からずっとトムと離婚するように言われるが、まったく聞かずに彼の事を信じていた。
ロサンゼルスまで来たトムとソニックを助け、ロボトニック博士の言葉を無視した。
最後はロボトニック博士が飛ばされ、トムとともにソニックを匿って屋根裏に迎えた。

ジョジョ(演:メロディ・ノシフォ・ニーマン)

代表作に『A Gingerbread Romance』、『スポンテイニアス』などがあります。

レイチェルの娘。グリーンヒルズからやって来た叔母のマディと一緒に遊んでいた。

トムがソニックを連れて来ると、レイチェルのように驚かず興味津々でずっと見ていた。
ソニックのボロボロになったシューズを見て、自分の赤いシューズをプレゼントした。
最後は縛られて文句を言っていた母親の言葉を聞かず、家の中でずっと走っていた。

レイチェル(演:ナターシャ・ロスウェル)

代表作に『Love,サイモン/17歳の告白』、『ワンダーウーマン1984』などがあります。

サンフランシスコに住むマディの姉。なぜかトムを嫌っていて、マディに離婚を勧める。

ロサンゼルスへの転勤が現実になって、家を探すマディの為に自分の家へ泊めていた。
トムと電話するマディに何度も離婚するべきだと話すが、全部無視されてしまう。
トムがソニックを連れて来ると、その姿を見た瞬間に気絶してその場で倒れた。
最後はずっと縛られた状態で文句を言っていたが、娘でさえも無視されていた。

ウェイド・ウィップル(演:アダム・パリー)

代表作に『俺たちハングオーバー!史上最悪のメキシコ横断』、『天使たちのビッチ・ナイト』などがあります。

グリーンヒルズの警官。トムの同僚。天然ボケでトムの冗談すら真に受けてしまう。

トムが町を出て行く事で責任者となるが、停電で電話が鳴りっぱなしでパニックになる。
トムに電話をして指示を仰ぐも覚えいられず、電話が鳴ってもリラックスをしていた。
ロボトニック博士と部下に囲まれ、トムからの電話を受けて回りくどい言葉で話した。
最後はソニックを狙うロボトニック博士に威嚇射撃して、町の一員として守っていた。

クレイジー・カール(演:フランク・C・ターナー)

代表作に『スノー・ドッグ』、『アローン・イン・ザ・ダーク』などがあります。

グリーンヒルズに住む老人。唯一、ソニックの存在を知って「青い悪魔」と話していた。

町では当然のように誰も信じてもらえなかったが、なんとか捕まえようと罠を仕掛ける。
ソニックにとって遊び相手にされるが、クレイジーではなく、クレバーと評された。
最後はソニックを狙うロボトニック博士に町の一員だとして、チェーンソーで脅した。

エージェント・ストーン(演:リー・マジドゥブ)

代表作に『アンダーワールド/覚醒』、『ザ・マウンテン/決死のサバイバル21日間』などがあります。

ロボトニック博士の忠実な部下。指示されない限り出しゃばらすに様子を黙って見ている。

ロボトニック博士から他の無能な人間だと思われていて、あくまで雑用係のような扱い。
トムとソニックが目の前で逃げると、追いかけるよりロボトニック博士を心配していた。
最後は仕事するロボトニック博士に特製のカフェラテを持ってくると、褒められていた。

ロボトニック博士/エッグマン(演:ジム・キャリー)

近年の出演作に『ダーク・クライム』、『マッドタウン』などがあります。

天才科学者。5つのの博士号を持ち、ドローン技術で成功している。元々は孤児てある。

他の人間を無能だと考えていて、命令を素直に聞いて文句を言わない機械を信頼する。
政府から声がかかって停電の調査をすると、その原因が地球外生命体だと分析した。
トムの家からそにのトゲを見つけ、無限のエネルギーが得られるとして捕獲を強行する。
最後は覚醒したソニックとトムの連携に翻弄され、キノコの惑星へ飛ばされるも諦めず。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は古くは2014年から実写映画化の企画があったようですが、実現していなかったです。
ついに公開される事になって予告のトレイラーが流れると、ソニックの造形に不気味さや不満の声があってデザインの変更になりました。
やはり、ハリウッドで日本のアニメやゲームが実写映画化されると、悪い方なアレンジされる事が多いと分かります。
ただ、この作品ではファンやセガからの不評を聞いて、デザインを変えたのは良かった。
過去に何作も原作の良さを潰してきた実写映画化があったけど、この作品に関してはちゃんとリスペクトを感じさせられました。
残念ながらゲームの方は一度もやった事がないので、ソニックに対するイメージは高速で走る以外にはなかったです。
なので、本作における性格が原作と違う感覚がない分、しっかりと物語を意識した脚色は悪くないと思いました。
シリアスではなく、いい意味で軽いコミカルな感じにしたのは大正解だと感じました。
本来なら浮いてしまうソニックの存在も、本作ではハマっていたのは大きいです。
これはキャラクターや性格の設定を考えてバランスを上手く取ったと思います。
そして、なんと言っても悪役を引き受けたジム・キャリーの楽しい演技でしょう。
かなり久しぶりに見たコミカルな演技をするジム・キャリーの上手さは、やはり、彼が天才であると改めて思わせます。
この作品が成功した理由の一つにジムでキャリーの存在だと思っています。
ただ、個人的に悪役となったロボトニック博士の言葉に一理あると感じて、彼をキノコの惑星に飛ばしたのは愚策だったと思う。
性格は別ににして、あれだけの天才を失ったのは人類にとって大きな損失だと思います。

コメント

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