【劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ】VD-485

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作品データ

公開年月 2013/07/06
ジャンル コメディ/SF/アクション
原作 空知英秋 『銀魂』
監督 藤田陽一
脚本 大和屋暁
製作 鳥嶋和彦、夏目公一朗、ほか
製作国 日本
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

“ある力”によって唐突に自分のいない未来の世界に投げ出された銀時は、崩壊した江戸の町並みを目の当たりにする。
荒れ果てた地球に残されたのは貧しい者、政府を潰そうとする攘夷志士、ゴロツキ、逃げるのが性に合わない頑固者だけとなる。
さまよっていた銀時は、洞爺湖の木刀を持つ新八と、チャイナ服の美女である神楽と出会い、衝撃の真実を知るのだった。

登場人物&出演者

坂田銀時(声:杉田智和)

近年の出演作に『銀魂/THE FINAL』、『映画しまじろう/しまじろうとそらとぶふね』などがあります。

主人公。万事屋銀ちゃんを営む侍。時間泥棒によって5年後の世界に飛ばされてしまう。

状況が分からない中で世界の変わりように戸惑うが、新八と神楽と万事屋を再結成する。
真選組や攘夷志士を含めた仲間たちと、白咀を撒き散らした魘魅の行方を探していく。
実はすでに白咀が体を蝕み、世界を破滅させる原因となり、過去の自分を消そうとする。
最後は新八や神楽たちと魘魅を倒し、新たな未来で万事屋として変わらない日常を送る。

志村新八(声:阪口大助)

近年の出演作に『銀魂/THE FINAL』、『銀魂/THE SEMI-FINAL』などがあります。

5年後の世界では成長し、ツッコミキャラを捨てて、洞爺湖の木刀を手に万事屋を名乗る。

神楽とは万事屋を継ぐ争いから仲違いし、誰も信じず仲間を作らずに単独で活動する。
実はお妙が白咀に冒され、銀時の顔を思い出す事から神楽とは仲違いをしていたという。
銀時が来た事で昔の姿とキャラを取り戻し、魘魅を倒すべく協力していた。
最後は魘魅がいた時代に来て倒し、新たな未来で万事屋として変わらない毎日を過ごす。

神楽(声:釘宮理恵)

近年の出演作に『銀魂/THE FINAL』、『銀魂/THE SEMI-FINAL』などがあります。

5年後の世界でスタイル抜群となり、アル語尾を捨てて定春とともに万事屋を名乗る。

新八とは犬猿の仲になっていて、たまたま騒動を起こした中で遭遇して口論していた。
お妙の病状を直視できず、新八と顔を合わせないが、戻ってきた銀時により元に戻る。
寝たきりのお妙が銀時が戻ってきたと話し、それに同調して一緒に戦うと決意した。
最後は魘魅がいた時代に来て倒し、新たな未来で万事屋として変わらない毎日を過ごす。

志村妙(声:雪野五月)

近年の出演作に『劇場版 夏目友人帳/うつせみに結ぶ』、『フルメタル・パニック!』シリーズなどがあります。

新八の姉でキャバクラで働く。5年後には白咀に冒されており、病院で寝たきりになる。

新八が面会に来るが、もう神楽とは万事屋をやらないと知り、悲しい気持ちを持つ。
5年前の銀時がやって来ると、九兵衛たちにボコボコにされるも彼が帰ってきたと喜ぶ。
最後は未来を改変した銀時を助けるべく、時空を超え九兵衛、猿飛、月詠とともに参戦。

平賀源外(声:島田敏)

近年の出演作に『レベッカ』、『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』などがあります。

江戸で一番の発明家で機械技師。5年前に幕府に捕まってしまう。5年後に処刑を予定。

処刑場に銀時たちが来ても一切反応しなかったが、実際はからくり人形で自爆した。
白咀になる前の銀時からタイムマシンの製作を頼まれ、苦労して時間泥棒を作り上げた。
5年前の銀時がやって来ると、壊れた時間泥棒の修理を引き受けて支払いをツケにした。
最後はたまのデータから魘魅が来た時代に仲間を飛ばし、新たな未来を構築させた。

時間泥棒(声:山寺宏一)

近年の出演作に『銀魂/THE FINAL』、『サイダーのように言葉が湧き上がる』などがあります。

映画泥棒そっくりのロボット。映画館で仕事していた銀時に見つかり、注意されていた。

盗撮した内容を確認されようとしたが、光を浴びた銀時が5年後の世界に飛ばした。
ヒャッハー軍団による壊れてしまい、源外に会うように言ってそのまま機能停止した。
源外によって修理されるが、魘魅に奪われてしまい、銀時を誘き出す為に利用された。
最後は銀時を魘魅がいた時代に送り、正体がたまで他の仲間も送り出し、役目を果たす。

魘魅(声:磯部勉)

近年の出演作に『劇場版「ONE PIECE STAMPEDE』、『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』などがあります。

悪役で黒幕。攘夷戦争時代の銀時らが遭遇した敵。星崩しと呼ばれるほどの危険な存在。

白夜叉と呼ばれていた銀時とタイマンし、倒されるも実は白咀をその体に植え付けた。
5年後の世界に銀時の前に姿を現し、再結成された万事屋や仲間が探すも見つからず。
修理を終えた時間泥棒を盗み出すと、銀時と対峙して、自分自身に倒してもらった。
最後は攘夷戦争時代で銀時が来て、新八や神楽たちにトドメを刺されて破壊された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は劇場版アニメとして二作目で、アニメシリーズの完結編として製作されてました。
その後、新しいアニメシリーズが放映された事で「完結」という意味合いがなくなる。
タイトルに「完結編」とあるけど、その後にアニメシリーズがスタートしたので、まだまだ完結しないというオチになる。
そもそも、この「銀魂」シリーズにおいて何でもアリの無敵状態で、実写映画版なんて大ヒットしても、大コケしてもネタにできるという強みがあります。
個人的にアニメをほとんど見ていて、すべての要素についてクォリティの高いエンターテインメントだと思っています。
この作品は主人公の坂田銀時という死んだ魚の目をしたサムライだが、実際はもの凄く熱い人間で、多くの人を魅了している。
これは作中のキャラクターだけに限らず、現実でも多くのファンを獲得している。
逆に言ってしまえば、原作やアニメを知らない人たちが観ても意味が分からないだろう。
で、本作は一応「完結編」という事で作品の核となる主人公の坂田銀時が中心となっている展開となります。
いつものノリを期待しましたが、正直言って、長尺になってくる微妙になってきます。
やはり、アニメ版の20分ぐらいの内容がちょうどいいと感じました。
まだ実写版の方が間が持つので、長編アニメ映画だと良さが潰れてしまう。
それでも、ファンサービスを意識したレギュラーたちの総出演があるのは悪くない。
ただ、そこに頼っているので、どうしても物語として弱いように感じました。
特にラストでの時空を超えた戦いについて相当強引な感じになってしまい、勢いだけで乗り越えようとした印象を持ちました。
改めてテレビアニメシリーズの良さを感じさせる作品となりました。

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